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トップ > おかわり > おかわり - 人気ブログ(Blog)検索結果詳細 (2008年12月4日 5時)

管理栄養士 山下陽子先生の試合観戦レポート

icon01 『 YOKO先生のRED STAR BASEBALL CLUB CUP 観戦レポート/予選リーグ編 』
をお届けいたします。


11月24日ハッピーマンデー♪ 3連休の最終日。
前日までのお天気とはうって変わって、天気予報は雨 icon03
朝の段階ではなんとか雨は降っていなかったので、
予定どおりRED STAR BASEBALL CLUB CUP予選リーグが、ビーコンスタジアム(宝塚市)にて
開催されました。

RED STAR BASEBALL CLUB CUPは、RED STAR BASEBALL CLUBが主催する大会で、
今年で2回目の開催です。
関西の中学生硬式野球チーム(12チーム)が参加して、白熱の試合を繰り広げます。
RED STAR BASEBALL CLUBの3年生にとっては、これまで重ねてきた努力の集大成ともいえる大切な大切な大会です。


この日は決勝トーナメント進出をかけた試合とお聞きし、私も応援に参上いたしました face02
さっそく試合の内容をレポートしたいと思います!


10時30分、ポツポツと雨が降り始めたものの、なんとかもちこたえて欲しいと願う中、RED STAR BASEBALL CLUB vs 神戸西シニアの試合が始まりました。
先攻は神戸西シニア、RED STAR BASEBALL CLUBの選手達は守備につき、球場全体がなんともいえない緊張感で包まれます。


雨 icon03 はどんどん激しさを増し、さらにお日様が厚い雲 icon02 に隠れたせいで気温も上がらず、冬のような寒さ。ずぶ濡れ、どろんこになり、ボールはすべるし、手もかじかみ、思うようなプレーができないコンディションです。

しかし試合はとても中学生とは思えないほど、ハイレベルな展開で進行していきます。
両チームともなかなか先制点が取れません。
RED STAR BASEBALL CLUBはピッチャーの好投と確実な守備で、相手に点数を許しません。





一方、攻撃ではチャンスが何度か到来したものの、相手チームも点を与えてはくれません。



試合は5回表まで0対0で進みました。

毎回攻撃の前には、ベンチ前で円陣を組み、監督が的確かつ温かいアドバイスを行います。
選手達は真剣な眼差しで監督の話を聞き、最後に掛け声をかけて気合を入れます。



ベンチ横では、チームメイトが先日練習を重ねていた応援歌で、プレーヤーを後押し。チーム関係者も熱い思いで見守ります。
観戦に来られたご父兄の方々も必死の応援です。



私も我が事のように必死で声援を送りました。でも、恥ずかしながら “OOくん、がんばれ~!!”ばっかり・・・もう少し気の利いた声援が送れないものかと、試合中いろいろ頭で考えてはみたものの、結局、最後まで “がんばれ~!!” しか言えませんでした。。。
次までにはもう少し考えておきますね。

さて試合が動いたのは、5回裏。RED STAR BASEBALL CLUBの攻撃です。
ランナー満塁、得点のチャンス到来で、チームのテンションは最高潮となり、みんなの期待も高まります。

私も手に汗握り、試合をしっかり見ることもできないくらい心臓ドキドキで祈りました。

“ カキーン ”

球場中に雲も貫きそうなきれいな音が鳴り響きました。興奮して打球をしっかり見る余裕もなかったので、ボールがどこへ飛んでいったのか、覚えていないのですが、続々と走者がホームベースに還ってきます icon16  打った選手は2塁にいます。



見事なツーベースヒット!3点を先制しましたicon22

打球の音が鳴り響いた後、一瞬球場全体が静まり返り、その後すぐに大歓声が湧き上がりました。その瞬間、私は鳥肌が立ちました。そしてご父兄の方々と一緒に喜び合いました。

勢いのついたRED STAR BASEBALL CLUBチームは、さらにヒットで1点を追加し、この回に4点を獲得しました。




しかし、神戸西シニアもなかなかのツワモノで、すぐ次の6回表には反撃にでてきました。

RED STAR BASEBALL CLUBピンチ!? 



しかし2点を返されたものの、落ち着いたプレーで、何とかこの回を乗り切りました。

私はピッチャーの好投と高度な守備に、感動しました。

   

   

勢いづいたら止まらないRED STAR BASEBALL CLUBチームは6回裏にさらに1点を加え、5対2とし、いよいよ最終回。この回を抑えれば、勝利です。

結局、雨は弱まることなく、コンディションの悪い中ではあったものの、選手は最終回も集中力を切らすことなく、確実な守備で守りきり、ゲームセット。



5対2でRED STAR BASEBALL CLUBの勝利です。

素晴らしいゲームに私は感激しました。 
本当におめでとうございます。

監督やコーチと選手の固い信頼関係。試合に出場している・いないに関わらず、みんなで一丸となって戦う姿。チーム主催の試合であるため、試合がスムーズに進行するよう、裏で頑張るチーム関係者やご父兄の方々、後輩チームメイトたちの姿。

いろんな姿を見させていただき、心がジーンと熱くなる試合でした。さまざまなシーンを通して、勝利の重みを実感する貴重な試合観戦となりました face02


ところで実際に試合で戦った選手たちは、この前の私の話を参考に、黄色の食べ物でグリコーゲン補給をしてくれたのでしょうか?
残念ながら、試合後に選手の話を聞くことはできませんでしたので、今度インタビューしたいと思います。

今日の勝利は、日々頑張って練習してきた努力と、グリコーゲン補給も助けとなって収められた勝利であると、私は信じたいです。

次回は12月7日の決勝トーナメント!!

黄色の食べ物でグリコーゲン貯金をたっぷりして、優勝目指して頑張ってくださいね。

心から応援しています

YOKO先生でした icon01





作者:レッドスター

更新日:2008年12月2日 8時37分

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管理栄養士:山下先生からのメッセージ【栄養指導教室・後編】

管理栄養士・山下先生から栄養指導教室・後編のメッセージをいただきました。

青空栄養教室開催!!

“試合前の食事
     試合に最高のコンディションを整えるための食事” 【後編】



11月2日の栄養指導教室の後編をお届けいたします。face02

前回は、栄養の基本的なお話をしました。
その内容を踏まえて、もうすぐ試合を控えた選手たちには、当日までどんな食事をしたら、今までの練習やトレーニングの成果を発揮するための良い状態を作ることができるのかな?というお話をしました。


試合の直前は、いったん筋肉強化は少しお休みします。そして今までに作った筋肉で、最大限の力が、長く発揮できるための準備に専念することが原則。
つまり体の中や筋肉にできるだけたくさんのエネルギー源(特にグリコーゲン)を貯え、当日パワーがいっぱい使えるように体を準備してあげるということです。

ではここで問題です。何色グループを食べるといいのかな?
                                                  
選手からは、“緑”という声も聞こえましたが・・・みんな口々に“黄色、黄色”と反応を返してくれました。そう、黄色グループの食べ物がグリコーゲン貯金の主役メンバーとなります。


そしてここからが重要なポイント!

『試合の3日前からは黄色を積極的に食べる。』

黄色の割合を増やした食事にすると、体にエネルギー源のグリコーゲンが貯えられます。
例えば、うどんとおにぎりや丼の組み合わせ。おかずも大事だけど、どんぶり鉢でしっかりごはんを食べておかわりしましょう。
でも決して赤や緑を食べるなといっているのではないので、誤解しないで下さい。
黄色の割合をいつもより増やすのです。3日前から黄色を食べて、グリコーゲン貯金です。


そして試合当日は、 『試合開始3時間前までに食事を済ませる。』

これはなぜかというと、食べたものは体の中で消化するのに2~3時間かかります。
その間、体は消化することにエネルギーを集中させてしまっています。つまり消化するために力を向けてしまっている状態。
この状態では筋肉や脳にはうまくエネルギーが送りこまれないので、集中できないし、思ったように体が動かず力が出せません。
だから試合中に最大の力で体と脳を動かすためには、消化にエネルギーをとられてしまう3時間分の余裕を持って当日の食事を済ませて下さいね。
                          
そして当日の食事内容ですが、これが最後のエネルギー補給のチャンスです。

『黄色グループの食べ物をメインに、油っぽいものや消化の悪いものは避ける。』

ごはん・パン・麺類・シリアルとバナナなどの果物・100%果汁や野菜ジュース・牛乳等の飲み物を飲んで備えましょう。
当日の食事としては、鈴木先生から教えていただいたバター餅や、私の紹介したチーズごはんがお勧めですよ。
ところで今、油っぽいものは避けましょうといったのに、バターは油のグループに入っているということに疑問が浮かびましたか?

実は、油っぽいものは消化や吸収の負担になるから、大量にとることは避けないといけないのだけれど、お餅にからめるくらいの少しの油なら、むしろ試合には有利なパワーの源となるのです。その訳は、みんながいくら試合前にたくさんの黄色グループ、中でも炭水化物をがんばって食べたとしても、体にエネルギー源として貯えられるグリコーゲンの量には限界があります。
みんなが貯えられる最大限のグリコーゲンを試合前までに体の中に貯えられたとしても、実は試合を戦いきる分の量としては足りないのです。
そこでグリコーゲンが減ってきたら、脂質が代わりにエネルギーを供給してくれ、スタミナを継続するために働いてくれるのです。

だから少しの油は大丈夫。バター餅が試合前にいいという理由です。

3時間前までに黄色グループの食べ物を食べたら、試合ではスタミナを長く持続させて、大活躍できること間違いなしですicon22

もう一度繰り返しましょう。


『3日前から黄色の割合をふやした食事をしてエネルギー源のグリコーゲン貯金をして準備。当日は3時間前までに黄色グループを主にした食事で試合に備える。』


とはいうものの、試合前はとっても緊張もしているし、精神的にも敏感になっていると思うので、あんまり神経質にならずにやんわり実践して下さい。

ではRedStar Baseball Club Cupでの大活躍を期待していますface02
頑張ってください。

YOKO先生でしたicon01


 



            

作者:レッドスター

更新日:2008年11月28日 12時22分

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管理栄養士:山下先生からのメッセージ【栄養指導教室・前編】

栄養指導教室を終え、管理栄養士・山下先生からメッセージをいただきました。

青空栄養指導教室開催!!

“試合前の食事
     試合に最高のコンディションを整えるための食事” 【前編】

  

11月に入り、実りの秋を迎えた3連休真っ只中の11月2日。スポーツの秋というのにふさわしく、すばらしい秋晴れの天候のもと、レッドスターベースボールクラブの選手たちは、大切な試合を目前にひかえ、朝から必死に練習に励んでいましたicon16

                          
この日はチームの方にお願いして、練習を少し早めに終わっていただき、私から“試合に勝つための食事、試合に最高のコンディションを整ええるための食事”について選手にお伝えして参りました。icon28

普通の講義とはちょっと違って、練習後のグランドで、ホームベースを囲んだ青空教室形式での開催でした。icon01

講義が始まる前にまず、前回の鈴木先生の講義で、“大物になる条件”として教えていただいた、“練習直後の栄養補給”として、選手たちはおむすびをぱくぱく!

今年の新米で作ったおむすびをほおばる選手たちは、とってもおいしそうで、ご満悦の表情でした。face02

選手のみんな!大物選手になるための筋肉を、効果的につけたいと思うなら、これからも継続して練習直後には炭水化物とたんぱく質の補給して下さいね。
face01


さて私の講義内容をご紹介させて頂きますと、“栄養の基本的なお話” と “試合に向けた食事” についてのお話の2本立てで行いました。

                          
まずは”栄養の基本的なお話”です。

人間は食べ物を食べることで生命を営んでいます。食べた物は、体のなかを通って消化されて、栄養素へと変わります。
栄養素は吸収されて体の中に入り、すみずみに運ばれて働きを発揮します。

この栄養素が、いろんな働きを持っていて、生きる源であるエネルギーや体の原料となっています。


さて栄養素には5つの種類があり、種類によって持っている働きが異なっています。

5つの栄養素というのが  “たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラル”


それぞれどんな働きを持っているかというと・・・・・

・たんぱく質 → 体の原料(筋肉・血・骨)等。
・脂質と炭水化物 → エネルギー源やスタミナ源。
・ビタミン・ミネラル → 体のコンディションを整える

という働きを持っています。

実は食べ物というのはどれも主にこの5つの栄養素の集合体で、含まれる栄養素の割合が違っているのです。
すなわちどの食べ物にどの栄養素が多く含まれているのかを知れば、自分の目的に合った食べ物を選ぶことができるのです。

そこで選手には、栄養素の持つ働きを大きく3つ(体の原料・エネルギー源・コンディションを整える)に分類して、それぞれの働きに対応した栄養素を多く含む食べ物にはどんなものがあるかを紹介していきました。

3つの働きを3つの色に分けてご紹介しましょう。

① 体の原料になる食べ物は「赤」

② エネルギー源になる食べ物は「黄」

③ コンディションを整える食べ物は「緑」


まずは 「赤グループの食べ物=たんぱく質を多く含む食べ物」

筋肉や骨や血等の体の原料になるものを多く含んでいるのがこの赤色グループの食べ物。
肉や魚、大豆、豆製品、牛乳、乳製品、卵等がメンバー。


次に 「黄色グループの食べ物=炭水化物と脂質の多い食べ物」エネルギー源になるものをいっぱい含んでいるのがこの黄色グループの食べ物。
ごはん・もち・パン・麺類・砂糖・芋類等がそのメンバー。そして脂質も同じ黄色のグループ。

ただし脂質は強力なエネルギー源ではあるのですが、すこしパワーがありすぎて余分なものは体脂肪となってしまうので、摂りすぎには注意しましょうね。脂質以外は炭水化物を多く含む食べ物。
これは、エネルギー源の中でもグリコーゲンというものになります。
グリコーゲンというのは、みんなの体を動かすための大事なエネルギー源であり、炭水化物が原材料となります。


最後に 緑色グループの食べ物=ビタミン・ミネラルを多く含む食べ物」

体のコンディションを整える役目を持っています。といってもなんだかあいまいでピンとこないかもしれないけど、今までに出てきた「赤色グループの食べ物」や「黄色グループの食べ物」の栄養素をスムーズに吸収して、体の中で働かせてあげるためになくてはならない存在。
さらに外からの敵やストレス、体に害のあるものを除去するためや疲労回復にも重要な働きをしています。
だから緑グループの食べものはとっても大切。野菜や果物類に多く含まれています。

                                                            
                                                                                
選手には、各色グループのメンバーにどんな食べ物があるのかが分かりやすいように、おもしろいアイテムを作ってもらい、そのアイテムとノートを片手に、“5つの栄養素”と“栄養素がもつ3つの働き”と“働きごとに分類した食べ物”の3つの勉強をしてもらいました。
終始いろんな問いかけに反応してくれて、熱心に聞いてくれました。


                                      

続いて、本題である“試合までの食事・試合に最高のコンディションを整えるための食事”についてお話をしました。

その内容については、次回の後編で・・・!

ご期待下さい。face02

YOKO先生でしたicon01  

作者:レッドスター

更新日:2008年11月22日 0時59分

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管理栄養士・山下先生の栄養指導教室開催

カキーン!カキーン!
澄み渡った秋の空へと、バットの音が吸い込まれていきます。
11月2日日曜日。連休の中日にあたるこの日も、レッドスターの選手たちはひたすらボールを追いかけます。
face01icon01




3年生はゲージで打撃練習。試合を翌週に控え、ボルテージも上がっています。かつてプロのマウンドを踏んだ多岐コーチの左腕から繰り出される鋭いボールをしっかりとはじき返すレベルの高さ。「もう少し体を開いた方が打ちやすいやろ?」など岩田監督のアドバイスに耳を傾け、どんどん上達していきます。一球一球打つ前に「お願いします!」と大きな声で。打席をはずすときは「ありがとうございました!」と頭を下げてから、次のバッターのためにバッターボックスを足できれいにならします。
一方の1・2年生は外野で応援歌の練習。メガホン片手に声を張り上げ、こちらも試合に向け準備万端。赤い戦士たちは、心を一つにして勝利へと邁進していきます。




前回、早稲田大学の鈴木教授の講義を受けたレッドスターの選手たち。トレーニング法や食事法などさまざまなアドバイスがありましたが、実際に実践しているのでしょうか?バッティング練習の合間に、3年生に話をきいてみました。
バナナとオレンジジュースの取り合わせは実践しています。心なしか回復が早いような気がします
握力のトレーニングを欠かさずやっています。チームメイトのみんなもやっていると思います
なお、チーズおむすびについては、「おいしいので続けて食べています」という選手もいれば、「一度作ってみたのですが、どうも味が苦手で…」という選手も。前回の講習会で聞いたことから自分に合うものを一つでも二つでも実践して、それが野球力の向上に繋がるといいですね。
日も傾きかけた夕方4時。朝からひたすら練習をしてきた選手たちではありますが、用具の片づけ、会場設営とてきぱき働きます。ホームベース上にホワイトボード。それを囲むパイプいす。グラウンドは教室へと早変わり。手洗いを済ませ、赤いジャンパーに身を包んだ選手たちが着席すると、ゴーゴーご組から嬉しいおむすびの差し入れが。篠山産コシヒカリの新米を一つひとつ手で握り、竹の皮に包んだ梅とこんぶのおむすびは、どこか懐かしい感じがします。




そしていよいよ管理栄養士、山下先生による栄養指導教室『試合に勝つ食事!~試合に万全のコンディションを整えるために』が開講です。まずは「家の人に今日きいたことを伝えるように。そして、この講義も練習のうち。しっかりと聞くように」と球団代表の尻無浜(しなしはま)さん。山下先生いわく「練習後すみやかにごはんを食べることは、エネルギー補給の絶好のタイミング。筋肉をつくる力になります」ということで、早速おむすびの包みを開いて、お話の前に腹ごしらえです。

山下先生は本題に入る前に、栄養学の基本をわかりやすく説明すべく、資料としてイラストが描かれたカラフルな用紙を配布。折り曲げると六角形の栄養素分類表に早変わりというすぐれものです。選手たちはめいめい手を動かして完成させ、先生の話に耳を傾けます。「食べ物は5種類の栄養素から成り立っています。たんぱく質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルです。お配りした表には、筋肉や骨などの材料となるたんぱく質は〝赤〟、エネルギーとなる炭水化物と脂質は〝黄色〟、コンディションを整えるビタミンとミネラルは〝緑〟で示しています」。なるほど、それぞれの色の所に、たとえば〝黄色〟ならごはん、〝赤〟なら牛肉などがイラストで表示されています。
3年生最後の大会、「レッドスターベースボールカップ」を翌週に控えた選手たちにとって、試合当日のコンディションは最大の関心事。試合に勝つために、どのような食事が良いのでしょう。「試合に勝つためには、エネルギーとなるグリコーゲンを蓄えることが大切です。そのために、試合の3日前の食事から用意をしましょう」と山下先生。試合の3日前にはエネルギーとなる〝黄色〟の栄養素を積極的に摂取し、体にエネルギーをため込むのです。どんぶりでごはんをしっかりと食べる、うどんとどんぶりの取り合わせなどのメニュー、など。でも「決して〝赤〟や〝緑〟を食べないということではなく、〝黄色〟を多く食べましょうということですよ」と注意も。





では、試合当日の食事は?「食事から2~3時間の間は消化にエネルギーが集中しますので、食事は試合の3時間前までに」とタイミングについてのお話から。食後すぐは消化が優先され、筋肉や脳にエネルギーが送り込まれにくくなり、集中力もなくなるので注意です。では、どのようなものを食べたら良いのでしょう?「〝黄色〟で最後のエネルギー補給をおこないましょう。〝黄色〟の中でも消化の良くない脂質より、炭水化物がベターです。ただし、グリコーゲンの貯蔵量には限界がありますので、そのときは脂質がスタミナを補います。脂質は少しならば有利なパワーの源となりますよ」と山下先生。オススメは「バターもち」です。
また、「トレーニングのあとには〝赤〟を補給しましょう」とアドバイスし、「わからないこと、知りたいことがあったらお気軽に何でも聞いてください」と質問カードを配布しました。回収したカードには、朝食に関する質問、プロテインについての疑問、身長や体格についての相談などさまざまな「?」が。次回、先生が答えてくれるそうです。
炭水化物を摂ることが大切なんですね
3日前からきっちりと準備します
選手たちは真剣なまなざしでメモをとりながら、しっかりと山下先生のメッセージを受け止めていたようです。
講義を終え、メンバー全員で山下先生に「ありがとうございました」と深々と頭を下げると、いつしかほのかな金星の輝きが西の空に。一週間後はあの星よりもっともっと輝かしい勝利の星を掴めるように、しっかり、もりもりごはんを食べましょう。がんばれ、レッドスター!





作者:レッドスター

更新日:2008年11月16日 6時44分

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山下陽子先生のチーズとごはんを使った簡単レシピ

今回の山下陽子先生のブログは “チーズおにぎり” のレシピをご紹介していただきます。
なぜ「チーズとごはん」がいいのか!? アスリートには必見です!!



【YOKOのチーズとごはんを使った簡単レシピ!その名も“大物飯”のご紹介】

運動直後は使ったエネルギーの補給と筋肉のダメージをすみやかに回復させることが大切です。運動直後、体の中では最も効率よくエネルギー補充と、良質な筋肉に戻すためのたんぱく質合成を可能とする状態が整っています。

つまり
 
“筋肉や肝臓ではエネルギーの源であるグリコーゲン合成”“筋肉たんぱく質の分解と合成”が最大となっているのです。したがって運動直後は、まず筋肉にエネルギーの源であるグリコーゲン合成を促進すること、そして筋肉たんぱく質の分解をストップさせるためことが必要となります。そこで重要な役割を果たすのが、インスリン。食事を摂ってインスリンを分泌させることが大切。

“炭水化物”はグリコーゲンのもととなる上、インスリン分泌を促進する働きを持っています。
“たんぱく質”は筋肉への原料となります。
したがって“炭水化物”と“たんぱく質”を補給することで万全な筋肉に戻すことができるのです。

炭水化物とたんぱく質の補給は運動直後が最も有効であり、時間が経つにつれて効果は半減していきます。運動直後の“炭水化物”と“たんぱく質”補給が大物になるための絶好のチャンス!

選手達よ!このタイミングを逃さないで。

鈴木先生の講演ではこの原理に基づき“チーズとおにぎり”や“卵白と砂糖”の組み合わせなどが効果的であるとお話がありましたね。
でもどうせならおいしく食べて、練習後のエネルギー補給をみんなの楽しみの一つにしてもらいたいというのが私の願い。

そこで鈴木先生の原理に沿った、美味しいレシピを一品ご紹介したいと思います。

ごはん(炭水化物源)とチーズ・たまご(たんぱく質源)
を使ったとっても簡単で美味しいレシピ!


選手が1人でも作れて、外でも食べやすいおすすめレシピです。

【材料】

・ごはん:約100g(冷えたごはんでもOK)
・たまご:1個
・チーズ:約20g(ピザ用チーズやとろけるスライスチーズ


【作り方】
1.お椀にごはん・たまご・チーズを入れ、まぜる(チーズ入り卵ごはんをつくる要領)。

2.熱したホットプレートかフライパンに①を乗せる(中火)。

3.片面が焼けたらひっくり返し、裏面もじっくり焼く。中まで火が通れば完成!


ケチャップやお醤油をかけて食べるとおいしいですよ!

でも、ここで一つ注意!


脂肪を一緒にとってしまうと、余分な体脂肪として蓄積されてしまうので、マヨネーズやバター・マーガリンを付けるのは避けましょう。

上で紹介したレシピ通り作った場合の栄養価は、
エネルギー : 311kcal  たんぱく質 : 13.2g  脂質 : 10.6g 炭水化物 : 18.8g
カルシウム : 154.5mg です。

練習後やミサイル栄養スナックに用いる場合には、半量を食べるのが適量です。
(残った半分も焼いてしまっておいて、ラップに包んで冷蔵庫か冷凍庫に保存し、別の時に電子レンジで温めて食べましょう。)

今紹介したレシピは、一番スタンダードなレシピです。

いろんなものをトッピングして中に混ぜこんだり、上にのせて焼けばもっともっとおいしく食べれます!
 おすすめは・・・ 桜エビ・ちりめんじゃこ・ひじき等を入れてカルシウムUP!
           ごま・のり・かつお節を入れるのもGOOD!
           じゃがいも・やもいもをすりおろして入れると、違った食感になったりしますよ! icon22

いろんなトッピングを楽しんで下さい。 おいしいトッピングを見つけたら、ぜひ私にも教えてね。

このレシピは運動後だけでなく、いろんなシーンで活躍させることができます。
時間のない朝食や練習前のおやつ、ミサイル栄養スナック、夜食なんかにも向きます。
カロリーや脂肪が気になるなら、場合によって“卵を卵白のみにする”とか“チーズの量を調節する”といいですね。自分に合った大物飯を作ってね。

最後に大切な注意!

どこか外に持っていく場合は、しっかりしっかり中まで火を通しましょう!!!!!

くれぐれも食中毒にならないよう注意しましょうね。

YOKO先生でした。face02icon01        

作者:レッドスター

更新日:2008年10月18日 0時24分

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管理栄養士:山下先生からメッセージ【鈴木正成教授講演会編】

早稲田大学・鈴木教授の講演会を終え、
管理栄養士・山下陽子先生からメッセージをいただきました。

【大物選手になるための秘訣を、鈴木先生から伝授していただきました】

9月23日・秋分の日、まだまだ暑さ厳しい秋晴れの午後、レッドスターベースボールクラブの選手・保護者・チームスタッフの皆さんは、早稲田大学教授 鈴木正成先生の講義を聞き、「大物になるためのトレーニングと食事について」のお勉強をしましたface01



 大物になる条件として・・・

“握力と前腕を鍛えるダンベルトレーニングを毎日ひそかに実行する”
“食事では毎回どんぶり鉢3杯の飯粒を食べる”
“練習直後にチーズおにぎりを食べる”
“試合前にはバナナとオレンジジュースを摂る”
“10時と3時の間食には「ミサイル栄養スナック」を食べて、トレーニングをする”
“よく寝る”

などのお話があり、実際に活躍している選手のお話や研究データ・グラフ・実験風景などのスライドを見せていただきながらの講義をしていただきました。先生のお話は大切なお話がぎっしり詰まったものでした。

本当の大学の講義さながらの内容と雰囲気、そして普段選手が学校で受けている授業時間の倍くらいの時間でしたが、終始真剣な眼差しで、必死にノートにメモを取りながら聞いていましたね。みんな大物になりたいんだなぁと
いうことが、とっても伝わってきました。



鈴木先生のお話の後、私が登場して、鈴木先生のお話の中に出てきた“チーズおにぎり”のレシピを1品、実演をまじえてご紹介しました。
簡単にレシピの説明すると、とろけるチーズ入りの卵ごはんを焼いたものです。
チーズとご飯を使ったレシピの中で、すごく簡単・短時間で作れ、外でも気軽に食べられ、練習直後でもおいしく食べやすい一品をセレクト。選手が1人でも作れるようになってもらえるレシピです。   
(詳しくは次回のブログでご紹介しますね!こうご期待)

実演中、私は材料や作り方を口で話ししただけで、実際には星田選手が前に出てきてくれて、全部作ってくれました。星田選手は今まで卵が割れなかったそうで、それを聞いた私もハラハラしましたが、なんとか上手に割ってくれました。



このレシピの一番の難関である、ホットプレートで焼いているチーズおにぎりをひっくり返すという場面でも、とっても上手にひっくり返してくれました。前に出てきてみんなの視線を浴びながら作ってくれていた星田選手も緊張していたと思いますが、お願いしている私も横でハラハラ・ドキドキしましたよface02

でも、いち工程ずつ皆さんの暖かい拍手でサポートして頂けたおかげで、とっても美味しいチーズおにぎりができあがりました。みんなに味見をしてもらいたかったのですが、場所や時間の関係で味見してもらえなかったのが残念でした。

ぜひお家で一度、自分で作ってみてくださいね。おいしいよ。

チーズおにぎりと読んでいますが、このレシピはおにぎりとは少し違うので、私が勝手に“大物飯”と命名しちゃいたいと思います。
練習直後にみんなで協力してスピーディーにお片づけをして、その後“大物飯”を食べてくれる姿を見られることを私も楽しみにしています。
これからも頑張りましょう。face02

鈴木先生のお話の中でも出てきましたが、食事や栄養に関して分からないことが出てきたら、恥ずかしがらず、気軽にどんどん質問してね。それも大物への一歩です。

チームのスタッフやご父兄の方々にご理解頂くのももちろんですが、選手自身が食に関心を持って下さることを心から願っています。

みんなで大物になるぞぉ!!!

大物飯のレシピや23日の様子の詳細はまたブログで近日中に発信予定です。
ご期待くださいね。

YOKO先生でした。


           

作者:レッドスター

更新日:2008年10月11日 12時54分

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大物になるために~鈴木正成先生の講演会

 宇宙まで抜けるようなすがすがしい青空の9月23日・秋分の日、先日の体格・基礎体力測定に引き続き、スポーツ栄養学がご専門の早稲田大学教授、鈴木正成先生の講演が開かれました。いつもは練習着のレッドスターベースボールクラブの選手たちも、今日はお揃いの赤いTシャツで会場の六甲アイランド・神戸ファッションマートに集合。講演前、廊下で出会ってもあいさつをしてくれる礼儀正しい態度は、実にスポーツマンらしく好感が持てます。今回は保護者も参加。レッドスター戦士たちのたくましい背中を眺めながら、後方で見守ります。





 まずは全員起立で、大きな声でのあいさつからスタート。「ゴーゴーご組」担任の「ちか先生」こと上田千華さんの司会でプログラムは進行していきます。最初は主催者であるごはんを食べよう国民運動推進協議会事務局長の稲田安生さんから「甲子園、そしてプロ野球に関心があるみなさんにとって、今日のお話が有意義でありますように」とごあいさつ。ごはん中心の食生活の有用性やプロジェクトの意義について話されました。


 そして鈴木正成先生が登壇するや、いきなり「この中で大物になりたいと狙っている人はいますか?」と問いかけが。数人の手が挙がります。大物になりたい選手は、講演中ずっと握力をトレーニングしていなさいと先生。なぜに握力?それは、握力は投球力、打力、守備力の向上に不可欠な要素だからです。先生は筋力をアップするためのトレーニング方法を、ノーラン・ライアン投手やリー兄弟など歴史に残る大選手の例で解説。「もりもりの筋肉は不要です。特に前腕に注目すること。そしてダンベル運動やにぎにぎ運動など軽負荷でじっくりじわじわ筋肉を伸ばしたり縮めたりするレジスタンストレーニングにより、成長ホルモンの分泌を促すこと。そうすれば大物になれます」とスライドで解説します。



 
引き続き筋肉づくりのタイミングと栄養補給についてのお話がありました。運動直後に筋肉の「材料」であるたんぱく質とエネルギー源の炭水化物の補給が大切、その補給源として講演後に実演する〝チーズおむすび〟が簡単に作れるので「練習が終わったら後かたづけは監督とコーチに任せて、すぐにチーズおむすびを食べましょう」と過激(?)な発言!保護者たちの笑いを誘います。トレーニング直後の栄養補給のみならず、食事のタイミング、食事の3時間後に筋肉づくりを効果的にすすめるおやつ「ミサイル栄養スナック」の推奨、その1時間後のダンベル体操と、ノウハウをデータに基づいて伝授してくださいました。また、成長ホルモンと睡眠の関係についても解説。昼寝も大変効果的とのこと。食事にせよ睡眠にせよ、大切なのは規則正しい生活にあるという先生のお話は、実に説得力のあるものでした。





 では、ごはんは筋力アップに結びつくのでしょうか?「三冠王を史上最多の3度も獲得した落合博満選手は、中学生時代にどんぶりごはんを毎食3杯も食べていました」とエピソードを披露。ごはんに含まれるでんぷんは体内でブトウ糖になり、筋肉へと送られます。ブトウ糖は筋肉を動かす即効的エネルギー源となるだけではなく、筋肉中で結合しグリコーゲンとして蓄えられ、パワー、スピード、スタミナ源として働きます。さらにブトウ糖はアミノ酸に変化して筋肉たんぱく質合成にも欠かせません。もちろん、ごはんには良質のたんぱく質も含まれており、筋肉づくりに役立ちます。まさに「ごはん=野球力」なのです、と鈴木先生。

 講演の最後、保護者向けにウエイトコントロールについてお話が。「高脂肪食を食べず、脂肪と砂糖を一緒に食べず、夕食を早めにして寝る前に運動しましょう」というお話に、保護者たちは頷きながら聞き入っていました。




 続いて質疑応答。「筋トレをすると背が伸びなくなるのでは?」というご父兄からの質問に、先生は「重いバーベルなどでの筋トレは成長を阻害することもあるので、中学生時代はヘビーなトレーニングを避け、筋肉増量ではなく筋肉の質を高めるように鍛えましょう」と回答。ケガが多い「超大物候補」の2年生には、腱や関節の重要な成分のコラーゲン合成を高めるために肉や魚をしっかり食べ、たんぱく質合成を活性化させる程良いウェイトトレーニングを実行するようにアドバイス。
みなさん参考になりましたか?

 


 講演のあとは、管理栄養士の山下陽子先生が〝チーズおむすび〟のレシピを紹介、実際に選手と一緒に作りました。山下先生が「選手たちが自分で簡単に作れるように…」と工夫を凝らしたレシピで、トッピングやバリエーションも楽しめるスグレモノです。「大物希望」の星田選手が慣れない手つきではありますが、見事に調理!試食したメンバーからは「おいしい」と好評でした。
※この模様は次回山下先生のレポートでお届けいたします。お楽しみに!!



 講演中、選手たちは熱心に耳を傾け、自らの糧にしようとペンを走らせていました。折しも数日前、清原和博選手が引退を表明。また一人大物が消え去りますが、何年か後にこの中から彼を凌ぐ大物が登場するかもしれません。そのために前腕を鍛え、規則正しい生活を心がけ、もりもりとごはんを食べましょう!がんばれ、未来の大物たち!

作者:レッドスター

更新日:2008年10月7日 22時50分

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体格・基礎体力の測定からプロジェクトがスタート

 日中は暑さが厳しいものの、夕暮れはすっかり秋の色。9月11日の夕方、赤いキャップをかぶったレッドスターベースボールクラブの選手たちが、西宮市の鳴尾浜臨海公園野球場へ続々と到着。礼儀正しく深々と一礼してからグランドへ足を踏み入れます。レッドスターベースボールクラブは阪神タイガースの核弾頭、赤星憲広選手がオーナーとなって設立された硬式野球クラブ。厳しいセレクションを通過した選ばれし中学生たちがメンバーで、平日はここ鳴尾浜で練習をおこなっています。



 この日はいよいよ「おかわり力UPプロジェクト」のスタート。最初のメニューは各選手の基礎データの計測です。チームの栄養指導を担当されている、管理栄養士の神戸女子大学助手・山下陽子先生の指導のもと、練習前に身長、体重、体脂肪率、腕の太さ、握力、50m走、T字ダッシュ、遠投と、体格や基礎体力の測定がおこなわれました。
測定中各選手は、自分の測定記録に一喜一憂していました。





今回と同じ項目のデータ測定が、来年1月にも再びおこなわれ、今日の結果と比較されます。伸び盛り、育ち盛りの中学生。次回、プロジェクトの成果でどれだけ成長しているか楽しみですね。もりもりごはんを食べて、みんな大きくな~れ!





 レッドスターの指揮を執るのは、かつて高校野球や阪神タイガースの選手として甲子園でプレーした経歴を持つ岩田透監督。早速、お話を伺いました。



──どのようなメンバーが所属していますか。
岩田 兵庫をはじめ近畿各地の中学生がメンバーです。現在中学校3年生が18名、2年生が20名、1年生が29名の67名が所属しています。選手には自分たちの通う学校で野球部に入部することを禁じています。中学校の野球部は軟式ですが、軟式と硬式では全く動きや技術が違い、両方でプレーすると故障しやすいからです。野球部以外はOKなので、中には陸上などほかのスポーツ活動をしているメンバーもいますよ。
──最近の中学生の体格をどうお感じですか。
岩田 足が長いですね。しかし、細くて長い感じで、まだ足腰がしっかりしていない。成長期ということを考えながら、効果的な練習やトレーニングをおこなっています。
──監督ご自身の中学校時代はいかがでしたか。
岩田 よく食べ、よく練習しました。親にも「食べへんと野球選手になれへんで」と励まされ、1日5食どんぶり飯を食べていましたね。
──プロに入ってからの食生活はいかがでしたか。
岩田 年間の半分が遠征でしたので外食が多かったですが、栄養が偏らないよう無理してでも野菜を食べていました。当時はプロテインやサプリメントなどの補助食品も浸透していなかったので、感覚的ではありますが食事のバランスには気を配っていましたね。
──最後に、レッドスターの選手たちにメッセージを。
岩田 活躍する、しないは別として、野球を通じて友達を思いやり、人の苦しみを理解できる人間に育ってほしいと思います。それは、生きていく上で重要なことですから。また、良い人間関係を築くためにもあいさつは大切です。技術の向上も大切なことですが、それよりもまず礼儀正しくあってほしいですね。



 次回は、早稲田大学教授の鈴木先生による「栄養と運動についての講義」をの模様をレポートします。よく食べ、よく学び、よく練習するレッドスターのメンバーに、今後もご注目ください!





作者:レッドスター

更新日:2008年9月29日 9時55分

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山下陽子先生からメッセージ

今回プロジェクトの始動にあたり管理栄養士・山下陽子先生からメッセージをいただきました。

【スポーツに打ち込むジュニアアスリート達と保護者・関係者の皆様へ】

“将来トップアスリートになりたい!”“大きな試合に出場して勝ちたい!”と高い目標を持ってスポーツに打ち込むジュニアアスリートの皆さん、その子供達を支えている保護者・関係者の皆さん、目標に向かってトレーニングすることやテクニックを習得することだけに気を取られてはいませんか。

もちろんトレーニングや練習は大切です。でもまずは基礎である体格と体力が備わっていてこそ、高度な技術が身につき、実力が発揮できるのです。

スポーツにとって必要なパワー・スピード・スタミナを持ち、試合では最高の実力を発揮することのできる、“強くて勝てる選手”になるためには、まず第1に体をつくらなければなりません。

その体づくりには、食事から摂る栄養がとっても重要な関わりを持っています。

今、成長期真っただ中で体を作っていく時期にあるみなさんが、最も食事管理に気をつけなければいけない大切な時期なのです。成長期の体の中では、大きくなるための準備態勢が整った状態であり、今こそが強い体をつくる絶好のチャンスなのです。成長期の栄養管理が、試合の成績や将来を左右するといっても過言ではありません。

24時間、いつでも食べたいものが手に入る現代社会。お腹のふくれることだけを考えて、栄養バランスの偏った食事になっていませんか。また夜遅くまでテレビを見たり、ゲームをして夜更かしをしてませんか。

トレーニングに加えて、“栄養と休養”も十分にみたされてこそ、
本当の強い選手となれるのです。


でも、難しく考えなくて大丈夫。スポーツ選手だからといって決して特別な食事をしなくてはならないのではありません。まずは、どんなときにどのようなものを選んで食べるといいのか、タイミング、コンディションに合わせて“自分で選んで食べられる能力”を身につけることが第一ステップ。そして食事もトレーニングの一環であると選手自身が感じることができるようになれば、もう立派なアスリートの一員です。楽しく、美味しく、強い体づくりを目指しましょう。

そしてアスリートを目指すお子様をお持ちの保護者や関係者の皆様にお願いがあります。

まだ子供達自身が食事を調理したり管理するのは難しく、保護者の方や関係者の方の管理が大きく影響します。大切な選手のために安全で安心な食事とリラックスして食べられる食環境を提供してあげてください。それがダイレクトに子供達への実に繋がります。それと同時に目で見て、食べて味わえる一番身近な選手への教材となります。子供達と一緒に戦ってあげてください。

これから、RED-STAR Baseball Clubの子供達を通じて、スポーツ選手に必要なバランスの良い栄養が摂れる食事管理が実践できるよう情報発信していけたらと思っています。

作者:レッドスター

更新日:2008年9月3日 19時34分

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