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トップ > サポート > サポート - 人気ブログ(Blog)検索結果詳細 (2008年11月21日 4時)

チャットモンチー「染まるよ」・ステレオポニー「ヒトヒラノハナビラ」

ご無沙汰CDレビュー。


染まるよ

チャットモンチー「染まるよ

  • アーティスト: チャットモンチー,福岡晃子,高橋久美子
  • 出版社/メーカー: KRE(SME)(M)
  • 発売日: 2008/11/05
  • メディア: CD


チャットモンチーのニューシングル。
「染まるよ」は亀田誠治をプロデューサーに迎え、3ピースにこだわったシンプルな楽曲。ミドルテンポで寂しい雰囲気の漂う、一見地味な楽曲ではあるが、聞いているうちに不思議と単音で入ってくるギターの音色や亀田誠治らしいベースラインにぐぐっと持っていかれてしまう。また一番と二番でメロディラインが変わっているのだが、この辺りの魅力はワンコーラス半のテレビ番組では伝わらない。是非試聴機でフルコーラス聴いてもらいたい所。ボーカル橋本絵莉子のサビの高音も相変わらずせつなくていいが、ラストの転調は不要な感じも。
「愛捨てた」はセルフプロデュースの作品。楽曲が地味なのか、アレンジが地味なのか、はよく分からないのだが、可もなく不可もなくという感じ。やはり外部のプロデューサーを立てた方がいいのでは?と現時点では思ってしまう。「RPG」はいつも通りのいしわたり淳治プロデュース。スネア裏打ちの曲は初?それはともかくとして、なんだか変な曲です。
ちなみにオリコン一週目のウィークリーチャートは10位。辛うじてTOP10に引っ掛かった。

http://www.chatmonchy.com/ メンバーがハシエリの家に集まって飲み会をしている所が、ブログに刻々と載っています。



ヒトヒラのハナビラ

ステレオポニー「ヒトヒラのハナビラ

  • アーティスト: ステレオポニー,ステレオポニー,AIMI
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
  • 発売日: 2008/11/05
  • メディア: CD


噂には聞いていたが、2週間前程の音楽番組で始めて見た。打倒チャットモンチーの為の刺客、と思いきや、実はレコード会社は同じソニーミュージック。SCANDALもソニーミュージックということで、どうやらSMEはガールズロックで一儲けしたいと考えている様子。
このデビュー曲「ヒトヒラノハナビラ」はサビでいきなりディスコビートになる売れ線な感じの曲。これだ!という程の特徴があるわけではないが、アイドルバンドのSCANDALに比べたらこちらの方が全然本格的。メンバー自らもソングライティングをしているし、今後の楽曲次第ではブレイクするかもしれない。
http://www.stereopony.com/ オフィシャル。ライブとかちょっと見てみたい。youtubeに少しだけアップされています。

作者:junper

更新日:2008年11月19日 23時32分

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ズータンズパーティ ~輪(チーム)~ @渋谷O-Crest

第1回ズータンズパーティ ~輪(チーム)~へ。

ズータンズについては、ドラムスの桑原貴志が目の病気により休養→脱退してから始めてのライブで、昨年のミナミホイール以来になる。

タイトルの”ズータンズパーティ”とは、文字通りズータンズ主催、12/12に横浜BAYSIS、来年2/7に再びO-Crestにて行なわれる3回連続の企画で、今日はその第1回目である。

今回はズータンズの他、沖縄からZUKANというバンドと、FANFamily&芙咲由美恵が対バンとして参加した。

さて、開場となる18:00すぎに来てみると、まだお客さんが3、4人しか来ておらず、しかも3日通し券の方が最優先で入れることになっていたのだが、結局自分が一番最初に入ることになってしまった。予想以上に客入りが悪い。
開演となる18:30を過ぎても人はパラパラという感じで会場内は隙間が空いて若干寂しい感じだ。

トップバッターはZUKAN。最初に名にやら怪しげなお面をつけ、プロレスラーが身に着けるような派手なブルーのビニールパンツをはいた正体不明の謎の大男が(ボーカルのじゅんぼであることはバレバレ)が、ステージ両サイドのスピーカの上にシーサーを置いて一旦はける(???)と、メンバーが順番に登場。

構成はボーカル・MCのじゅんぼの他、ボーカル+ギター、ギター、ベース、ドラムスの5人編成のバンド。サウンドはスカやパンクがベースとなり、時折じゅんぼのラップも入ってくるような、いわゆるミクスチャーバンドのような感じだ。沖縄出身らしく、時折”エイヤーサッサー”といった沖縄民謡のエッセンスも絡んでくる。
なんといってもアフロの巨漢、じゅんぼの存在感は抜群。曲中の動きは大きいだけあって、ダイナミックだし、曲間のMCも面白い。ガラガラな客席にも関わらず、オープニングアクトとしての会場を暖める、という役割を十二分に果たした。
なお、個別の楽曲としてはやはりシングルカットされた「シャイン」という曲がいい。全体的には、明るい、お祭り騒ぎができるような曲が多く、彼らが沖縄の多数の祭りに招待されている、ということも分かる気がする。「シャイン」を含め7曲演奏。

続いて登場したのは FANfamily&芙咲(ふわら)由美恵。芙咲由美恵の歌+ツインドラムという、コードを出せる楽器パートが存在しない、なんとも変わった構成のユニット。当然ライブも新鮮な新しい発見のあるパフォーマンスだった。
ドラムスの2人(Fujisaba、AI)が村上ポンタ秀一の弟子であったことからの縁のようである。2人の息はぴったりで、ユニゾンすることもあれば互いに別々の役割を持って、主客転倒しあいながら見事な演奏をしていた。アドリブはほとんどないと思われるが、かなり緻密に息を合わせるのに相当練習を重ねたのではないかと予想される。
一方曲はポップで、オリジナルに関しては物語性の高い印象。前衛的になったりしていないのがいい。かわいらしい曲がドンドコと祭囃子的に鳴らすドラムスの音にかき消されていく部分もあるにはあったが、全体的にはよく声が聞こえたように思う。。プリプリのダイヤモンド、山本リンダのどうにも止まらないという2曲のカバー曲を含めて全7曲を演奏。オリジナル曲の中では「イメージ」という曲が印象に残った。特に互いのドラムスがそれぞれ逆方向にタムを回していく所は圧巻のプレイ。体全体を使って歌を表現する芙咲由美恵のパフォーマンスも印象に残る。

そしてトリはもちろんズータンズ。
イントロダクションは、アルバムからのシークレットトラックから。サポートドラマーは倉橋ヨエコでおなじみ、メガネレンチの一之瀬久。あいまいな記憶だが、脱退した桑原貴志との音と比して、呼吸ぴったりとまではいかないが、パワフルでスピード感があるドラミングなので、意外とパワーグルーヴなズータンズの楽曲には合っている気がする。特に「クアトロ」みたいなドンドコ系のリズムはしっくりくる。
今回は新曲も披露ということで、「なでしこ」、「星降る町」、「アップライト」の3曲が披露された。中でも「アップライト」については、3月にシングルとして発売されることが既に決定している、とのこと。MCにも出たが、まっすぐに立つ、というような意味があるそうで、楽曲も縦筋の通ったイメージの楽曲。ただ最近のズータンズの曲は素直になりすぎな感じも。ボーカル神原真美の息遣いが活きるような「クアトロ」・「ジャンクション」・「ムージック」のような楽曲も欲しいなと感じる。
なお、ライブ中のお知らせとして、3月22日にO-Crestでワンマンが決定したとのお知らせもあった。(行きたい)

本編を終えて、再度ZUKAN、芙咲由美恵も呼び込んで、このパーティの為のテーマ曲として作ったという「続く輪舞曲(ロンド)」を皆で合唱して終了。楽曲自体は悪くないと思うが、テーマソングということで皆で歌うということならば、共演する男性ボーカルのパートも少し配慮して欲しかった。それが少し残念。
最後はZUKANの終わりにやった、「よしっ」の掛け声で締め。
全体を通じて、ズータンズの暖かさが伝わってくるライブだった。

なお、観客は見た所関係者が多く、スキマも多かったのが気になる。正直ズータンズにO-Crestのキャパシティはまだ大きいのかも。ルックスもぱっとするわけではないし、地味なビジュアル(失礼:でもボーカルの神原真美には不思議な魅力がある)の彼らではあるが、曲はポップだし、ギターレスのバンドに独特の力強いグルーヴもある。ベース、ピアノもうまい。もっと人気が出ていいはずのバンドなのだが・・・。
12月、2月、そして3月のワンマン。このブログを読んだ方、機会があったらちょこっと見に行って欲しいなと思う。

作者:junper

更新日:2008年11月16日 1時32分

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Perfume BUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!@日本武道館

やばい・・・記事にしたいものはいろいろありますが、書く暇がない・・・

というわけで、1週間遅れですが、こちら↓から。

PerfumeのBUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!初日の公演へ。

客席は物販では売っていないオレンジ色のTシャツが目立つ。聞くところによれば、PerfumeファンクラブP.T.A(パフュームとあなたという意味)限定で購入できるTシャツとのこと。

ステージの中心には3体、両翼の端には2体のマネキンがおいてあり、中央は花道とせり出たその先に円形のセンターステージが用意されている。一方ステージ奥は巨大なスクリーンがあり、その両サイドは階段となっていて、スクリーン前の一段高いステージに繋がっている。まるでファッションショーでも始まるかのようなステージ構成だ。

客電が落ち、巨大なスクリーンには”Welcome To Perfume World”と大きな文字が表示される。そして宇宙服を着た3人が映し出され、カウントダウンが始まる。ステージ後方にライトが当てられ、一瞬メンバーが3人照らし出され、客席からは歓声があがった。が、実はそれはフェイク。せり出た円形のステージの中心から本物の3人が登場し、驚きのざわめきと共にふたたび武道館は大きな歓声で包み込まれた。

1曲目は「コンピュータ・シティ」。スクリーンの映像と共に大量のレーザー光線が会場全体に飛び交うその様は、まるで超巨大なディスコクラブのよう。曲は半ばにさしかかり、”絶対故障だ~”の歌詞で突然ノイズが入ってブレイク。これを合図にピンクの衣装を身に纏った3人はステージ中央に向かう。3人がステージ奥、両サイドの階段のくぼみに行くと、エレベータのように上昇していき、奥のステージと繋がる。そこで2曲目の「edge」へ。再びステージの真ん中に戻って、3曲目の「エレクトロ・ワールド」。ここではレーザーだけでなく、スモークとエッジに仕掛けられたネオンビームがぐるぐるとステージの周りを回って、華やかに演出した。

ここで1回目のMC。例のごとく「3人合わせて、パフュームです!」の自己紹介。初の日本武道館、ということで3人とも興奮といった感じの様子。
あーちゃんは、今までライブハウスでしかやったことがなく、アリーナ!と言ったことがないので、本番できちんと言えるかどうか自信がない、とのことで、掛け声の練習を何回かすることに。
その他にもMCの時間は計4回くらいあったのだが、そのどれもが、結構長い!
あーちゃんが中座した時(何故あーちゃんだけが中座したのかは謎)を除けば、彼女の独壇場。基本的には話を振っては自らその腰を折り、スクラップ&ビルドを繰り返す展開。残念なことにDVDではだいぶはしょられていたが、この武道館でPerfumeのもう一つの魅力を堪能することができた。

次曲は「plastic smile」。階段と階段の間のステージが下がり座れる高さになり、ここにメンバーがちょこんと座って、少しかわいらしい演出に。続いて「love the world」、「マカロニ」へ。「マカロニ」では再び円形のセンターステージへ行き、マイクスタンドを使ってのパフォーマンス。ステージがくるくると回転していた。

「Baby crusing Love」と次の「Take me Take me」はスクリーンは使わず、照明とPerfumeの振り付けのみの比較的シンプルな演出。「Take me Take me」は、GAMEツアーと同じく(DVDに収められたものと同じく)椅子を使って行なうセクシーな演出であった。

次の曲「Butterfly」が流れる中、メンバーが一旦ステージから掃け、ピンクからホワイトへ衣装チェンジ。

まずは前回のツアーのオープニングとなった「GAME」。いつの間にか用意されたお立ち台の上に立ち、DVDでも見られたライトセーバーを使ったパフォーマンス。「シークレット シークレット」も同様にお立ち台を使ったパフォーマンスだが、3人の振り付けはこれが一番かも。DVDでは視点を決められてしまっているので気がつかなかったが、全体を見渡す位置にいると、彼女達の統制のとれた動きと演出がぴったりはまって美しい。

「セラミックガール」からはステージもいよいよ大詰め。「ジェニーはご機嫌ななめ」では背後のスクリーンの他にサイドのセット部分もミニスクリーンとなり、3人の姿が映し出されるカラフルな演出。そして「チョコレイト・ディスコ」へ。巨大なミラーボールが登場し、武道館はダンスフロアと化した。「ポリリズム」でもう一度盛り上がり、本編ラストは「Puppy love」。スクリーンには星座が映し出され、ステージ全体を星が包み込む。間奏では3人がステージの中央と両サイドに散り観客に手を振る。ふたたびステージに集まり、最後に「ありがとうございました!」とPerfumeらしい謙虚な挨拶と共にステージを去った。

アンコールはオレンジ色の衣装に着替え、新曲「Dream fighter」を披露。バックのスクリーンでは、同じような衣装で撮影されたPVがシンクロして流された。「Perfume」ではファンの間では定番なのだろう、「パ、パ、パ、パ、パフューム、ユー、ユー、」という所で右手を掲げ「パ、パ、パ」とやってクルクルっと回してユー、とゆびさす、というのを皆で一緒に。(注:恥ずかしいので想像しないで欲しい・・・)
オーラスは「wonder2」。ライブの熱気をゆっくりと冷ますような、ラストに相応しい楽曲。何故か少し泣きたくなる気持ちになる曲だ。会場では持ち込んだケミカルライトを振っている人が多かった。(DVDではサプライズ演出として行われた)

スクリーンでは、スタッフロールが流れたその後、2009年5月8日、9日、の二日間、代々木第一体育館でのライブが決定!のお知らせが流された。代々木第一体育館は武道館よりキャパシティが大きく、さらなる豪華な演出が期待される所だ。

期待していたよりもずっと楽しかった、というのが僕の印象。彼女たちのパフォーマンスは、スタイリッシュなステージの演出とシンクロし、全体が見渡されることによって、その面白さが理解できる。いろんな角度から見たくなるのだ。DVDには収まっていないものがそこにはある。またDVDでは大幅にカットされたと思われる広島弁のまじったMCもギャップがあっていい。



Dream Fighter

Dream Fighter

  • アーティスト: Perfume,中田ヤスタカ
  • 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
  • 発売日: 2008/11/19
  • メディア: CD


アンコールでも披露された新曲「Dream Fighter」は、11/19発売。

http://natalie.mu/news/show/id/10807 本記事より数時間前にナタリーも詳細ライブレポートをアップ(こちらは2日目の模様)。同じライブの内容を見ているので、似た内容の箇所が出てきますが、一切パクってないです。一応。

作者:junper

更新日:2008年11月13日 23時42分

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小室哲哉逮捕。

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200811030048.html
小室哲哉プロデューサー逮捕へ。5億円の詐取の容疑

小室哲哉逮捕。今現在の彼の音楽を聴いているわけでもないし、動向を追っかけているわけでもないが、やはり過去の曲、とりわけ10代の頃に聞いた楽曲は、自分の人生にそれなりに変化を与えたことは間違いないので、それを考えるとショックである。

http://www.cyzo.com/2008/10/post_1135.html
10月31日に掲載されたサイゾーの記事。前にも同様の記事をどこかで読んだ気がするのだが、この記事が妙に真に迫っているので、あるかもなぁと思っていた。
ちなみに今回の動きを最初に知ったのは朝起きた時につけためざましテレビでの報道だったのだが、その時は不思議と驚きの気持ちはなかった。ただひどく落胆した。

11月7日追記)
あれからいろいろ出てきた。中でもひどいなぁこれ、と思ったのが、原盤権で二重契約をしていた、とか投資家を納得させるためにオリジナル曲を書いてプレゼントした話とか。他にもいろいろあるが。

彼が書いて世に送り出した曲、それによってその後の人生が変わった、深く影響を受けたという人は多いはずなのに、そういう価値のあるものを自らがここまで汚すとはな・・・。

一方で、TMNetworkのメンバーを含む、彼の音楽仲間達からは比較的前向きなメッセージが寄せられている様子。一部紹介しておきたい。
http://www.magnetica.net/1104komento.html TMNetworkメンバー、宇都宮隆のコメント
http://www.sanspo.com/geino/news/081104/gnd1104012-n1.htm 同じくTMのメンバー、木根尚登のコメントを掲載した記事
http://www.miccos.com/cgi-bin/diary/diary.cgi?mode=view&YMD=20081104&w=2 TM楽曲で多くの作詞を手掛けた小室みつ子の日記。
http://blog.goo.ne.jp/k-abe_0111/e/36397d6d83e5b6a25abe0137bf2a2753 TMでサポートドラマーを務めた阿部薫のブログから。
http://www.katsug.net/blog/index.php?e=193 TMでサポートギターを務めた葛城哲哉のブログから。


作者:junper

更新日:2008年11月4日 23時58分

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ガールズバンドの行方と気になるロックバンド

先週のMステの話。
SCANDALというカールズバンドが登場するということで一応チェックしていたのだが、やはり系譜としてはZONEの系譜だった。しかもメンバーが高3で、もうじき卒業を迎えるのにも関わらず、現役女子高校生がウリという寿命の短そうな売り方。曲も自分たちでは書いていないようだし・・・なんだかなぁ。

女性が支持できるようなガールズバンド、というジャンルはありそうで実は確立していないところで、僕の大好きなチャットモンチーなんかは、実はすごく硬派で本格なのだが、あの声が災いしているのか、聞く人によってはポップ過ぎる楽曲のせいなのか、そのジャンルをしょって立てるほどの求心力は今の所ない気がする。マスドレ(MASS OF THE FERMENTING DREGS)も未だアンダーグラウンドな感じでどうなるのか分からないし、前述のSCANDALのような、ミュージシャンぽいアイドルという存在が邪魔をしているような所もあるし(むしろこっちの方は男性向けマーケットとして確立してしまっている)。
もっと本格的、でもポップな、女性(女子)が憧れるようなバンドが出てきて欲しいなと思う今日この頃。
ところで、ここ数年エレキギターを抱えている女子高生の姿をよく見かけるようになってきたが、彼女達はどんな音楽を聴いているのだろう???

一方男性メンバー中心のロックバンドは次々に新しいバンドが生まれてきていて、まさに群雄割拠の様相を呈してきている。ざっと試聴したりとかして耳に残ったのは、Nico Touches the Wallsとか、flumpoolとか、ちょっと変わった所で乍東十四雄とかいたりしたのだが、なんといっても圧倒的な存在感があるのは、9mm Parabellum Bulletである。
9mmは激しく過激な曲調ながら、非常にポップでメロディアスなメロディラインを持つバンドだ。楽曲のスケール感もあり、このバンドには何かしらのオーラを感じる。落ち着いたら是非じっくり聞いてみたい。



VAMPIRE

VAMPIRE

  • アーティスト: 9mm Parabellum Bullet
  • 出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
  • 発売日: 2008/10/15
  • メディア: CD


作者:junper

更新日:2008年10月30日 0時45分

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Perfume First Tour「GAME」

諸事情により、ご無沙汰更新となりました。10月も残りわずかですが、月内に何本か書きたいと思います。
まずはこのDVDを紹介。



Perfume First Tour 『GAME』

Perfume First Tour 『GAME』

  • 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
  • メディア: DVD


11月6日にPerfumeの武道館コンサートに参戦することになっているので、その予習として買ったDVD。
これは今年の春に行なわれたGAME TOURの模様を収めたDVDである。

まず感じたことは、僕はいつのまにかPerfumeに、音楽的に過剰な期待感を抱いてしまっていたのだろう、ということ。つまり音楽がいいから、ライブもすごいもの持ってきてるんじゃないか、というような。

今考えてみれば当たり前のことかもしれないが、別にバックにバンドがいるわけでもなく(そりゃオール打ち込みで作っているわけだから必要がないか)、生で歌っているのは「コンピュータドライビング」と「ファンデーション」、「ジェニーはご機嫌ななめ」「Perfume」の4曲だけで、メンバーのピッチ感は、激しく動いているせいもあって微妙、後は基本的に口パク、要は舞台でトラックが流れるのにあわせて踊っているだけのDVDなのであった。

あと、MCが少しだけインサートされているのだが、ややイタい感じ。決して3人だけの責任ではないし、ファン向けにはこのくらい濃密なあおりの方がいいのかもしれないが、テレビ出演している時のしゃべりの方がその辺りが相手が不特定多数ゆえか、もしくは編集によってうまくオブラートされているように感じる。

一方で、3人の特徴的なダンスパフォーマンスは一見の価値あり。特に3人のフォーメーションは長年やってきた所でのチームワークを感じる。ただ武道館の広いステージをどのように使ってくるかはきになる。3人がこのDVDのような感じで近い距離にいると、武道館ではこじんまりとしてしまうだろう。

というわけで全体的に辛口評価になってしまったが、あくまでアイドルビデオとしての観点はあらかじめ欠けている、ということをお断りしておきたい。何せ僕はアイドルのコンサートには一度も行ったことがないのだから。

ともかく武道館、自分としてはどのくらいPerfumeの世界感に浸れるかが勝負だと思う。正直ちょっと不安になってきた。



Dream Fighter(初回限定盤)

Dream Fighter(初回限定盤)

  • アーティスト: Perfume
  • 出版社/メーカー: Tokuma Japan Communications =music=
  • 発売日: 2008/11/19
  • メディア: CD


Perfumeの新曲「Dream Fighter」は11/19発売予定。

作者:junper

更新日:2008年10月29日 0時16分

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中山うり「夕焼け空に摩天楼」・ASIAN KUNG-FU GENERATION「藤沢ルーザー」

近々にアルバム発売を控える二組のリードシングルを紹介。



夕焼け空に摩天楼

中山うり「夕焼け空に摩天楼

  • アーティスト: 中山うり,中山うり,toto,World apart Sound
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
  • 発売日: 2008/10/08
  • メディア: CD


なんとこれが初のシングルとなる、中山うりの新曲。間延びした感じのアコーディオンの音が、夕暮れの曲名そのままに、ちょっぴり哀愁を感じつつ、でもなんだかあたたかい雰囲気を醸し出している。タワーレコードでは8月に全店で閉店時の曲としてこれを使っていたらしい。
カップリングの「ほろ酔いブランコ」はこちらがシングルとしてリリースされてもおかしくないくらいの曲。

http://www.worldapart.co.jp/uri/ 中山うりオフィシャル。11/5にはアルバム「ケセラ」を発売予定。アルバム発売にあわせて全国TOUR「ツール・ド・ケセラ」も開催。東京開催は12/5のキネマ倶楽部。(行きたいけど多分行けない・・・)



藤沢ルーザー

ASIAN KUNG-FU GENERATION「藤沢ルーザー

  • アーティスト: 後藤正文,Matthew Kelly Sharp
  • 出版社/メーカー: KRE(SME)(M)
  • 発売日: 2008/10/15
  • メディア: CD


「藤沢ルーザー」は、自由きままな雰囲気が出ていい。アジカンの最近の曲はマンネリ化を恐れずにいろいろな方向性も出しながら、こういった原点回帰的な側面を見せるようになった。カップリングの「HELLO HELLO」は、THE RENTALS
のカバー曲であり、ゲストにTHE RENTALSのボーカリスト、レイチェル・ヘイデンをそのまま迎え、珍しく女性とのデュエットとなっている。

http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/AKG/index.html オフィシャル。試聴可。こちらも11/5にニューアルバム「サーフ ブンガク カマクラ」を発売予定。フルアルバムだがコンセプトアルバムっぽい?



作者:junper

更新日:2008年10月15日 23時46分

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ミドリのライブ終了後のことをいくつか

ミドリライブ続き。ざっくり箇条書き風になってしまったのだが。

ライブ終了後jasperさんが出待ちをする、とのことなので、それにもなんとなく参加してみた。他にも10人くらい同じように待っている人達がいたが、ほとんど皆面識あるもの同士といった感じ。なかには岡山の方から参加している人もいたが、とにかくここまで残っているということはミドリファンの中でもコアなファン達なわけで、とても濃密な空気が流れている感じがした。
2時間程待った10時半くらいから徐々にメンバーが出てきたのだが、最初に出てきたベースの岩見氏やキーボードのハジメの2人は特に気さくに応じていて、ステージを降りれば普通のお兄さんなんだよなぁ等と考えていたりもした。

出待ちをしていた彼らからも例のスタッフ出て行け事件の話題が上っていたが、小さいことは毎回のようにあるにはあるらしい。ただ今回のようにステージを降りてまで攻撃することは滅多にないし、背後からスタンドを投げつける、ことはちょっと卑怯じゃないか、等の意見も出ていて、ファンの中でも肯定的に捉えた人と二分しそうな気配だった。
ミドリ初参戦の僕はもちろん否定派(気持ちがどうあれスタッフへの暴力なんて許されるべきものじゃないだろ?・そして被害を受けた彼が手を抜いていたとは当時の状況から判断しても考えにくかった)だが、今それと同時に思うことは、後藤まりこ自身はそうした体内の中にある怒りのエネルギーを音楽の糧にしている人であるということだ。だから彼女の作り出す音楽は鋭角的であって、今この時代にあっては貴重な存在であり、吸引力があるのだ。

ところで、最後まであまり音楽的なことは書かなかったが、最前列にいたことで、後藤まりこの殺気だったオーラは十分に感じることができた一方で、ボーカルの声が楽器の音に掻き消されてほとんど聞こえなかったというデメリットがあった。分かっていたことだが、次見るとしたら、彼らの音楽的な、自分なりの評価もあらためてしてみたい所ではある。

作者:junper

更新日:2008年10月8日 1時11分

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ミドリ ワンマンライブ@CLUB CITTA’ KAWASAKI

10/4(土)、クラブチッタ川崎で行なわれたミドリのワンマンライブへ。
ライジングサンでのライブ後、jasperさんに漏らした「ミドリのライブ行ってみたいっすね。」の一言から、ありがたいことに今回お誘い頂く形で初参戦。しかもjasperさんの奮闘により、整理番号はなんと1番、2番で入ることに。
その奮闘に感謝しつつも、始めての僕がこの順番で入っていいのかと恐縮な気持ちになりながらの最前列観戦である。

まず、ベース、ドラムス、キーボードの3人が入場して演奏し始めた時には、そのループ的なリズムに酔いしれるようにリズムをとっていたが、ボーカル&ギターの、後藤まり子が登場しギターをハウリングさせて「うわさのあの子」が始まった後は状況が一変。一気に後方から圧力がかかり、頭上からはダイブの雨嵐。次々と人が降ってくる様はまるでベルトコンベアのよう。まずは自分の身を守ることでせいいっぱいに。

ようやく「5拍子」とややゆったりとしたテンポの曲に差し掛かり、ポジションも確保し余裕が出てきた頃、事件は起きた。突然マイクスタンドを目の前にいたスタッフの後頭部めがけ叩きつけると、「そこのスタッフ出てけ!」と一喝。呆然とするスタッフに、さらにステージに降りて、関西弁でののしりつつ、再びマイクスタンドを投げつけ、蹴り飛ばす。あわてて止めに入る別のスタッフ達。このプロレスの場外乱闘のような光景が柵越しに、僕の目の前で行なわれたのだった。
(曲中に頭を掻いて小休止をしているように見えたスタッフに立腹したようだ)

その後は何事もなかったかのようにライブは進行するのだが、高密度でぎゅうぎゅうの状態にいるのでその場から逃げようもなく、僕はただただ、迫り来る恐怖心から、後藤まり子の姿を、あの狂気の目した女から目を離せなくなるのであった。

特に恐怖だったのは、ライブ中盤で弾いていたギターを叩き壊した時だ。
ステージの床に向かってたたきつけるのを見るにつけ、いつこの女は観客にあのギターで殴りかかってくるのかと、もう半分は被害妄想も入り混じった形でおびえ続けた。ただその後は何故か折れたギター本体をマーシャルアンプにガムテで止める作業に入るというなんともシュールな状況がしばらく続いたのだが。(これはさすがに少し面白かった)

と、生きた心地のしないままあっという間の、1時間超の短いライブだったが、実際の所、僕は曲ごとの印象はほとんど覚えていない。印象に残っているとすれば、「お猿」の時に後藤まり子がオーディエンスの所に乗ってきて歌ってたことぐらいだろうか。ちなみに衣装はセーラー服のミニスカートなので、ほぼ真下にいた僕は上を見上げるとスカートの中を覗いているような状態になっていたことになる。

(追)このライブに関してはもう少し言いたいことがあるので、また書こうかと思っています。

http://midori072.com/ オフィシャル。メジャーデビューしたわりには手作り感に溢れるサイト。鍵盤のハジメによるブログにセットリスト等も掲載されています。

あらためまして、はじめまして、ミドリです。

あらためまして、はじめまして、ミドリです。

  • アーティスト: ミドリ
  • 出版社/メーカー: SMA(SME)(M)
  • 発売日: 2008/05/14
  • メディア: CD



※アップしたso-netブログのサーバもしくはDBの異常により、記事とは全く関係のない画像がみえる場合があるようです。ご了承ください。

作者:junper

更新日:2008年10月6日 23時52分

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椎名林檎「座禅エクスタシー」


座禅エクスタシー

椎名林檎「座禅エクスタシー

  • 出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN
  • メディア: DVD


ファンの間では伝説と言われた嘉穂劇場でのライブ「座禅エクスタシー」が林檎のデビュー10周年を機にDVD化された。ファンにとっては、貴重なライブ映像である故マストアイテムであることは間違いないのだが、収録内容を見ると、シングル曲は敢えて外し、知る人ぞ知る林檎初期の名曲を中心に構成されたようなライブであり、少なくとも入門編ではないように思う。
また先攻エクスタシーや下剋上エクスタシーツアーとも違い、ずらっと終盤にノリのいい曲を並べるようなことはしておらず、このような構成は逆に出産以後の林檎・東京事変のライブに通ずる構成となっている。

嘉穂劇場ということで、バックに竹林を模し、すすきがアンプの横から顔を出すようなセットを組み、林檎を含めたサポートメンバー全員の衣装も着物と情感たっぷりなビジュアルの一方で、1曲目の「積木遊び」「浴室」等ではDJを入れたエレクトロなアレンジをしてみたり、他打ち込みを多用するアレンジにはその情緒とギャップがあり、その幅広さと常に独自のアイデアを投入していく林檎のサービス精神には感服する。
それとこのライブは妊娠・出産前のライブとしては実質最後であり、今の林檎にはない目つきの異常なくらいまでの鋭さ=切羽詰まった感や「浴室」でのジャンプシーンに代表されるような、時折見せる少女のような無邪気さが共存する、まるで正気と狂気の合間にいるような、その佇まいにも是非注目しながら見てほしいなと思う。

http://www.emimusic.jp/ringo10th/
10周年サイトのSPECIALコーナーには当時の林檎のホームページ「性昇天街」があり、ここではツアーのエピソードやセットリスト・リリースした楽曲の情報等もみることができるのだが、その中で「座禅~」を覗いてみると、セットリストはこのDVD収録のままであり、ほぼカットされずにそのまま収められたらしいことが分かる。

作者:junper

更新日:2008年9月30日 23時23分

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くるり「さよならリグレット」・TOKIO「雨傘」


雨傘/あきれるくらい 僕らは願おう

雨傘/あきれるくらい 僕らは願おう

  • アーティスト: TOKIO,椎名林檎,山下和彰,ヒロイズム,東京事変,大西省吾,山原一浩
  • 出版社/メーカー: ジェイ・ストーム
  • 発売日: 2008/09/03
  • メディア: CD


TOKIOの新作は「雨傘」は作詞作曲椎名林檎、アレンジ東京事変ということなので購入しました。

いろんな所で既に言われている通り、歌詞・曲・アレンジ、どこをどう取ってみてもまんま東京事変である。
ただ、Mステでレコーディングのキー合わせでギリギリの所に設定したと言っていたが、出せる限界音域で歌い、時に割れていることもある長瀬智也のボーカルが、その危うさの中にえもいわれぬ迫力があっていい。
あと、歌いだしの”待って、鼻を利かせなよ、”がすごくいい。デビューの頃を思うと、こんな色艶のあるボーカルになるなんて想像もつかなかった。
ちなみに蛇足だが、椎名林檎の楽曲が男の僕でもキーを変えずにカラオケで歌える、という点が大きい(ような気がする)。

ところで、某サイト等でMステの演奏を見たファンがTOKIO意外とやるじゃん、とコメントしているのを見かけたが、あれに関しては十中八九あて弾きだった。
僕はTOKIOの演奏力がいかほどのものかは知らないので、なんともいえないが(楽器を弾けることは知っているが)、CDにはクレジットがなく、出来上がっている音色等から考えるとあの演奏をTOKIOが再現しているのか、という点については正直疑問が残る。ただ一方で、曲自体は東京事変のトラックより簡単な作りこみになっているようにも思える。

CDは初回限定盤が2パターンと通常盤が1パターン。通常盤のみ4トラックで「渦中の男」という林檎作詞作曲、事変アレンジの楽曲が入っており事変ファンなら通常盤を買うことをオススメする。



さよならリグレット

さよならリグレット

  • アーティスト: くるり,小田和正,岸田繁,Quruli Eclectic Quartet,佐橋佳幸
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2008/09/03
  • メディア: CD


くるりの新譜は2008年年内限定盤の文字に惹かれ、思わず購入してしまった。
「さよならリグレット」は「言葉はさんかく こころは四角」的なほのぼの系のやさしい感じのする楽曲。ただホーンセクションが入った曲で、サウンドアプローチ的には前作「ワルツを踊れ Tanz Walzer」の延長上にある曲のように感じる。
「京都の大学生」は一言で言えば歌謡ジャズ。京都弁といえばいいのかな?そういう言葉で書かれている。
4曲目にはボーナストラックとして、小田和正と共演した「ばらの花」が収められている。

http://www.quruli.net/ オフィシャルサイト。

作者:junper

更新日:2008年9月22日 22時10分

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SUPER BUTTER DOG「SUPER BETTER BETTR DOG」


SUPER BETTER BETTER DOG

SUPER BUTTER DOG「SUPER BETTER BETTER DOG

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
  • 発売日: 2008/09/03
  • メディア: CD



9月13日、日比谷野音でのLIVEをもって惜しくも解散したSUPER BUTTER DOGのベスト(ベター?)アルバム。

実は、活動中の頃の彼らのことは正直全く知らなかったのだが、後になって自分の当時所属していたバンドのギタリストが、彼らの音源を何かの時に聞かせてくれて、えっ、日本にこんなファンクバンドがいたのか、とまず驚いたのと、これまた後追いで知ることになる名曲「サヨナラCOLOR」を聞き、えっ、ハナレグミってこのスーパーバタードッグのボーカルだったのか、と改めて驚くことになる。

彼らの楽曲をこうしていろいろ聞いてみると、本当に濃密な「ど」ファンクなバンドであるように思う。スガシカオが日本のポップサウンドを意識しながら、ファンクを噛み砕いて紹介しようとしているとするなら、こちらは素直に米国からファンクを直輸入してきたような感じで、特にAメロ→Bメロ→サビ的な日本人が好みそうな展開ではなく、オリジナルのファンクに特徴的な、同じフレーズの繰り返しや日本語の語呂合わせを巧に使っている。
むしろSUPER BUTTER DOGを世に知らしめる事となった「サヨナラCOLOR」はSUPER BUTTER DOGの楽曲の中では異端なのでは、と思う。ベストに収録されている以外の楽曲は聞いたことがないので正確なことはいえないが、キーボード池田貴文のソロユニットであるレキシにこうした語呂合わせ的な表現が利用されている所を見ると、「サヨナラCOLOR」のようなフォーキーでメロディ遷移がキッチリあるような楽曲をSUPER BUTTER DOG名義でリリースしたことが、結果的には音楽性の違いとなり、解散への流れが出来ていったのでは?と思ったりもした。

2枚組ベストはボリューム満点。その中でも特に2枚目「コミュニケーション・ブレイクダンス」「日々GO GO」「五十音」等がオススメ。また映画「闘茶」の主題歌となった「あいのわ」は集大成的な作品となっており、これもオススメだ。

http://natalie.mu/news/show/id/9568 ナタリーから、日比谷野音ラストライブのレポート記事。ちなみにこの日のライブは2枚組DVDとして12月10日にリリースされる予定。

作者:junper

更新日:2008年9月21日 0時20分

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スガシカオ「FUNKAHOLiC」

いつの間にか一週間経ってるし。
ここからボチボチと9月に購入したCDや気になる音源を紹介していきたい。


FUNKAHOLiC(初回生産限定盤)(DVD付)

スガシカオ「FUNKAHOLiC(初回生産限定盤)(DVD付)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN Inc.(BMG)(M)
  • 発売日: 2008/09/10
  • メディア: CD



今回はアルバムタイトルにスガの代名詞ともいえる”ファンク”を冠しているものの、1曲目「バナナの国の戦争」こそTOWER OF POWER的を模した、割と濃い目なファンクミュージックを据えてきた他は、前作同様にスタイリッシュで、バラエティに富んだポップアルバムとなった。

サウンドメイキングの中心は相変わらず森俊之ではあるが、その他亀田誠治、屋敷豪太等を迎え、自身も「call my name」で単独サウンドプロデュースを行なっている。
前作まで亀田誠治がプロデュースした曲は「真夏の夜のユメ」のようなロックバラードもしくは「Hop Step Dive」のようなロック的アプローチの楽曲が多かったような気がするが、今回の「sofa」については、亀田誠治なりのファンクアプローチとなっていて面白い。
先行シングルカットされた「コノユビトマレ」は同じ屋敷豪太を中心としたサウンドチームで「午後のパレード」を踏襲した曲。サビにインパクトのある前作の方が正直耳には残る。

最近のスガシカオの曲はキーが高い。今回のアルバムも今までのアルバムの中で、もっともメロディラインが高い所を推移している。なお、初期の頃に感じた、ざらっとした手ざわりがなくなってきている一つの要因としては、このメロディの高さに応じてスガの声が細く高くなっていることが挙げられるだろう。

初登場はオリコン4位。デビューアルバムから10位以内をキープしているのは尾崎豊以来ということらしい。枚数的にはあまり出ていない感じもするが、男性シンガーソングライター全体の中ではかなり善戦しているといえるだろう。

http://www.office-augusta.com/suga/information.html
今回はホールツアー、ライブハウスツアー、そして一人の3種類のツアーを敢行。見比べてみるのもよいかも。ライブハウスツアーに関しては、バラード、ミドルテンポ、ポップス一切やりませんと書いてあるスガのコメント見て行きたくなってきた。(がもう多分チケは取れないだろう)

作者:junper

更新日:2008年9月20日 22時43分

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FROG@新宿タワーレコード

mf247、結果的にこれが一番の話題になっちゃったな・・・
http://www.asks.jp/users/hiro/49595.html
とはいえ、僕も一時期注目していたので、最初の志を忘れずになんとか再生できる道が出来ていくといいな。

さて、久々に新宿タワーレコードのインストアライブに行ってみた。
FROG。元Cymbalsの沖井礼二のソロプロジェクトである。

開始時間となる17時を10分程押した所でスタート。これは後々明かされるのだが、ライブ終了後に配布する為のサイン入りステッカーを作業したまま自宅に置き忘れて、スタッフに取りに行ってもらう算段を整えていたからのようだ。

そのようなことがあったからなのか、はたまた久しぶりのライブでテンションがおかしかったからなのか、沖井礼二はテンション高めで曲中にはそれぞれいろいろとしゃべってくれて、和気藹々な雰囲気でライブは進行した。

サポートのメンバーはレコーディングメンバーでもあったメンバーで、ボーカル青野りえ、キーボード坂和也、ドラムス倉本将之。そして「Hungry Girl」、「時代遅れの男」ではボーカル・ギターで高津和也が参加した。

1曲目はTEOREMAから。沖井礼二のベースプレイを堪能できる1曲だった。ドラムスはインストアということで、ブラシを使ったプレイだったが、細かく刻んでいて、アコースティックサウンドだが、グルーヴィになっていた。
2曲目の「NEW DAY NEW LIFE」は友人の赤ちゃんが生まれてきた時のことを考えて作曲したとのこと。アルバム「EXAMPLE」はエレクトリックなサウンドイメージが全体としてあるが、その中でも比較的温度のある曲だ。青野りえの声は土岐麻子と似ているが、柔らかく暖かい。ここから沖井はベースからギターに持ち替えていた。

3曲目「Hungry Girl」。MC中、沖井礼二はかわいい女の子がお腹をすかせているのを我慢している所を見ているのが好きらしい。会場内は笑いに包まれていたが、実際そういうのってかわいいかも。(って女性から見たらやっぱり変なのかな??)

4曲目「時代遅れの男」。前曲含めてリードボーカルは高津和也だったが、少し鼻にかかった感じだが、女性ボーカルの青野りえとは対照的に芯のある、中音域が厚い感じのボーカル。正直やCDではやや違和感を感じていたりもしたのだが、生で聞くとこれはこれでいい。

そしてラストは再び青野のリードで「Gangstar」。

このインストアを最初と最後にしてしばらくライブはやらず、2枚目のアルバムをリリースさせるべく準備する、とのこと。今日やらなかった「FLOW」とかも見てみたいので、是非ライブをやってもらいたかったのだが、2枚目のリリースまで我慢することにしよう。


EXAMPLE

EXAMPLE

  • アーティスト: FROG,沖井礼二
  • 出版社/メーカー: Columbia Music Entertainment,inc.( C)(M)
  • 発売日: 2008/08/06
  • メディア: CD


沖井礼二のオフィシャルサイトは現時点では死んでいるっぽい。
http://blog.goo.ne.jp/runttakatsu/ 高津哲也ブログ。
http://aonorie.com/ 青野りえオフィシャルサイト。

作者:junper

更新日:2008年9月13日 23時14分

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鶴 ENDLESS SUMMER MONSTER~終わらないアフロ@LIQUIDROOM

鶴ふたたび。今回のワンマンは前回のクアトロより一回り大きい恵比寿LIQUIDROOM。

前回はアンコールで演奏した「愛しのハニー」が1曲目。この後すぐに2曲目、というか鶴のライブではお馴染みの「こんばんは鶴です」ということで、オーディエンスが揃って鶴のポーズ、それに加え今回は恵比寿リキッドということで、揃って恵比寿さまのポーズをすることに。ボーカルの秋野は爆笑していたが、観客全員恵比寿様のポーズをしている所をステージ側から見たら、さぞかし面白いんだろうなぁ。

今日はゲストがいます、ということで、なんと、アフロをかぶった巨大な等身大の目玉のおやじが登場!そして彼と一緒にゲゲゲの鬼太朗のエンディングテーマである「夏の魔物」を披露した。

中盤ではアコースティックコーナー、ということで、前半でプレイした「ダイナマイツ勘違い」のアコースティックバージョンを披露。ファンキーなナンバーが一転してムード歌謡調にがらりとアレンジが変わる。コーラス部分では、ボーカルギターの秋野が、例えば男!、と指示すると男声で、女!と指示するとファルセットにしたりしていた。なかでも面白かったのは(何故か)イケメン!と指示した時、ドラムスの笠井がダイナマイツかんちがい~ではなくて「スタッフ~」と某お笑い芸人のネタをパクっていた所(ちなみに物まねはそれしかできないとのこと)。
それとこれは至って真面目にであるが、秋野のソロコーナーということで、木村カエラの「happinness!」をプレイ。原曲はアップテンポでハネた曲だが、メロウでしっとりとしていてメロディのよさが際立ついい演奏だった。

また今回はいくつか新曲が披露されたが、唯一曲名が明らかにされた「弾丸ライナー」は「恋のゴングに続く歌謡曲調のメロディとダンスミュージックが融合した曲。是非アルバムやシングル等でリリースしてもらいたい曲だ。

ラストのセクションでは鶴の数々のファンキーナンバーから有名曲「恋のゴング」や「Tonightはパーティ」を披露して終了。まだ持ち曲が少なく中盤やアコースティックコーナーの前後に中だるみの展開はあったが、トークやコール&レスポンスを多用して観客を終始飽きさせないライブ回しの達者さ、そんじょそこらの3ピースではなかなか出せない音の厚みとグルーヴ感のある演奏、この両輪がしっかり噛み合った安定したライブを今日も見せてくれた。

なお、ライブ終了後はファンとの交流を大切にしたいということで、握手会が行なわれた。3人とも大柄で手が大きかったのが印象的。

http://afrock.jp/ オフィシャル。

作者:junper

更新日:2008年9月9日 23時49分

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木村カエラLIVE HOUSE TOUR 2008 ~STARs TOURS~@横浜BLITZ

ホールツアーの直後に行なわれたライブハウスツアー"STARs TOURS"へ。

ホールツアーの時とうってかわって、木村カエラはTシャツにジーンズといったシンプルないでたち。ジーンズはなんとデビュー当時のライブでの衣装を引っ張り出してきたものだそうだ。またステージもスクリーン等はなくシンプルに照明だけで構成されたステージだ。

バンドメンバーは、アイゴン(會田茂一)のいない編成。ギターが1本になる分、キーボードのテリーが目立つ格好になったが、打ち込みは使わずに生演奏で全てやりくりしていて、それがライブハウスらしく面白かった。

印象的だった所をいくつか上げると、まずは一気にトップギアに入った序盤の「BEAT」、「Yellow」、「はやる気持ち的My World」の流れ。それから本来は打ち込みでないと再現できない「NO IMAGE」をベース音をフィーチャーしたり、オクターブでかかっているBメロのコーラスをギターの音で重ねてアレンジしていた所。終盤ではテリーのオルガンを大フィーチャーした「リルラリルハ」、「1115」も印象に残った。

また今回は何故かハプニングも多く、観客にとっては図らずもおいしいライブに。
今回のステージでは唯一のバラードセクションで演奏された「neverland」ではギターのしのっぴが曲のイントロを間違えるハプニング。またアンコール大ラス「You know you love me?」ではカエラが1番の途中で歌詞を忘れ、こちらも1曲まるごとやり直しになった。
そして最大のハプニングは中盤でのMC中のこと。「私も横浜ではお世話になっていて。SAKUSAKUという番組でMCをやらせてもらったりしていて・・・」という話を切り出すと、観客からここでデビュー曲(でありこの番組のテーマ曲の)「Level42」をやるという期待感が膨らみ歓声が上がる。カエラはプログラムにないからと否定するものの、バンドメンバーからも好きだからやってもいい、というステキな裏切り?により、急遽「Level42」をプレイするはめに。キーボードのテリーはまだこのバンドに参加して間もないし、キーボードソロがあるからできないのではという心配をよそになんとか楽譜を見ながら演奏を完遂。(ソロは適当だったが)これぞプロ、という感じだった。

狭いハコということで、観客は特にフロントに至ってはギュウギュウ詰めの中、ラストは「MagicMusic」でジャンプ。
実にライブハウスらしい一体感であった。

アンコールでは「ワニと小鳥」をしのっぴとテリーと3人でアコースティックバージョンとして演奏。前回のホールツアーではキーとなった「Samantha」をプレイし、最後は1度やり直しのハプニングがあった「You know you love me?」で大盛況のうちに終了。ホールツアーではなんとなく窮屈そうだった木村カエラ。この日は自由に歌い、自由に動き、自由にしゃべっていた印象を受けた。やはり木村カエラにはライブハウスがよく似合う。

SET LIST

BEAT
Yellow
はやる気持ち的My World

STARS
ファミレド
NO IMAGE

+1
neverland
dolphin

Level42
リルラリルハ
1115
L.drunk
Ground Control

マスタッシュ
TREE CLIMBERS
Magic Music

アンコール
ワニと小鳥
Samantha
You know you love me?




作者:junper

更新日:2008年8月30日 17時29分

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SOCIETY OF THE CITIZENS VOL.2@JCB HALL

SOCIETY OF THE CITIZENS、2日目の模様をレポート。

このイベントのvol.1は、約2年前に日比谷野外音楽堂にて1日限りのイベントとして行なわれたもの。今年はJCBホールに場所を移し、2日間に渡って行なわれた。

1日目は主催者である東京事変の他、エレファントカシマシ、Scoobie Doが出演し、僕が行った2日目は前回同様のメンツ、SOIL&"PIMP"SESSIONSとZAZEN BOYSが出演した。

一番手は、SOIL&"PIMP"SESSIONS。
3曲目の「カリソメ乙女(DEATH JAZZ ver.)」は期待通り。やってくれただけで来た甲斐があったというもの。あとは曲がよく分からなかったが、ディスコティークな4曲目「マクロケ」と5曲目「マシロケ」のピアノソロが印象に残った。ラストの方でのソイルコールで観客は興奮のるつぼに。見事にトップバッターとしての盛り上げ役を果たした。

セットチェンジの間は舞台の左隅に椎名林檎とスクービーのコヤマシュウ、ソイルの丈青の3人で登場。キーボードをバックにエレファントカシマシの「悲しみの果て」をセッション。幕間で何かやるというのは聞いていたが、まさかこの曲をチョイスしてくるとは。鳥肌もののライブであった。

2番手はZAZEN BOYS。向井は、(よくあることだが)変なサングラスを二重にかけて登場。バラードやりますと言って始めた1曲目は、ライジングサンではラストに演奏した「RIFF MAN」。この"昇り龍~"もいい曲だ。
その他の曲も含めて、全てライジングサンでも聞いた曲(順番が違うだけ)だが、こちらも非常に集中力の高いステージで特に変拍子系の曲はタイトで緊張感のあるステージだった。

今回のセットチェンジではScoobie Doのミニアコースティックライブ。曲は「Private Lover」とZAZEN BOYSと共同制作したという「ROPPONGI」。初日も見に行きたかったなと感じた。

そしてトリはもちろん東京事変。「某都民」~「B.B QUEEN」の流れにはちょっと驚いた。「B.B QUEEN」はノイジーなエフェクトがかかりつつも林檎が絶叫するように歌っていたのが印象的だ。ただそれ以降の選曲はライジングサンで見たものと一緒だったのでそれほど新鮮味はなかった。歌舞伎~OSCAの流れとかは何度見ても面白いことは面白いのだが。
アンコールは「丸の内サディスティック」で軽やかに終了したが、他の2バンドに比べ若干時間も短く、なんとなく物足りないステージだったように思う。あとこれはおそらく相対的なものだが、事変の演奏がやや緩い感じがした。

なお、林檎的には来年以降も続けていきたいイベントです、と明言していたので、次のSOCIETY OF THE CITIZENS vol.3はおそらく開催されるであろう。またチャンスがあれば見に行きたい。

http://www.emimusic.jp/tokyojihen/index_j.htm 東京事変オフィシャルサイト。今回のイベントの模様はフジテレビ721(10月26日21:00~)にてO.Aされる予定。

作者:junper

更新日:2008年8月28日 1時8分

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RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZO(2日目)後編

ようやく2日目の後半に辿りつきました・・・。

ステージの照明が落とされ暗闇が訪れると、その真っ暗な上空には花火が打ちあがった。これから始まるショーは今年のライジングサンの中でも一大イベントと位置づけられているに違いない。

SUN STAGE、椎名林檎の出番だ。メンバーは斉藤ネコを中心とする弦楽カルテットとピアノ+ボーカルの椎名林檎。椎名林檎は歌詞の書かれた白いコートのような衣装を羽織り登場。
1曲目はバート・バカラックの「アルフィー」をカバー。スクリーンには日本語に訳された歌詞が出てくるというスペシャルっぷり。2曲目は3rdアルバム「加爾基 精液 栗ノ花」から「ポルターガイスト」。
3曲目の「化粧直し」からは歌だけでなく、ピアノも演奏し始める。4曲目では懐かしい「罪と罰」。最初の歌いだし”頬を差す~朝の山手通り”を聴いた瞬間鳥肌が立つ。そしてまた加爾基~から今後は「とりこし苦労」を。
ここでMC。バート・バカラックの来日コンサートの話からその有名な彼から曲を提供してもらったというビックサプライズな!話になり、「YOU」という楽曲を披露。これは是非何らかの形で音源化してもらいたい所。
そして次は「駅前」を披露。林檎のエレガントなタッチによるピアノはなかなかの腕前。この日一番印象に残った曲はこれかもしれない。
続いて「歌舞伎町の女王」、「茎」をプレイした後、私からはこれで用意した曲は全てですが、知人から斉藤ネコ氏と知り合ったきっかけの曲をやるべきと言われたのでやります、と言い、斉藤ネコのピアノでファーストアルバム「無罪モラトリアム」から「同じ夜」を披露。これも鳥肌ものの演出であった。

感動を胸に抱きつつその余韻に浸りながら、SUNSTAGEの中心から少し脇へ移動し同じステージのZAZEN BOYSを見る。
序盤の「Himitsu Girl's Top Secret」や「Honnoji」等のような変拍子の楽曲では緊張の糸がピンと張り詰めたような状態で、それは見る側にもその緊張を強いるものがあるが、中盤は「Asobi」のような、逆に4つ打ちの楽曲はさしたる盛り上がりもなくかえって眠りを誘うような単調な楽曲もあり、その両極端さは見るものをある種の混乱状態に陥れているような気さえする。
ただ、今回に関していえば、4つ打ちセクションはやや冗長な感があった。彼らのワンマンではどういうペース配分になるのか気になった。

GREEN OASYSに移動、pe'zmokuを途中から見る。お目当て楽曲の「ギャロップ」は最後の曲として用意されていたので助かった。
元々ポップなメロディラインを持つPE'Zの楽曲は歌物には向いていると思っていたし、「ギャロップ」だけじゃなく他の楽曲も含めて想像に違わぬポップなものが出てきていたように思う。ワールドワイドな展開はPE'Z本体で十分だが、日本でPE'Zをもっと知ってもらうのにはいいのかも。

引き続きGREENに残り椎名純平を見る。今回は自身のバンド、The Soul Forceを引き連れての登場。楽曲はソウル・ファンク、そしてディスコチューンが炸裂といった所。ドラムスがもう少しJazzyな感じで叩いてくれると面白かったのだが。

EARTH TENTでサカナクション。これも「三日月サンセット」の終わりくらいからの途中参戦。地元でのライブのせいか、以前MINAMI WHEELで見たときよりもテンションが高く、ハードでアグレッシヴなライブだったように思う。疲れてのんびりと向かってしまったせいで遅れてしまったのだが、始めから見ればよかったと少し後悔。
新曲については、また今までの曲調とは違ったカラフルな感じ。また「夜の東側」「ナイトフィッシングイズグッド」が印象に残った。サカナクションは改めてまた見てみたいバンドだ。

ここで予め場所取りしておいたビニールシートゾーンへ戻り、まどろみつつサニーディサービスを見、そしてトリの東京スカパラダイスオーケストラをバックに帰り支度をする。
朝日が出たのは4時50分くらいだったか、北海道の朝日は雲が少し出ていても美しい。もちろんこれだけのライブを見たというある種の達成感のようなものがそう思わせるのかもしれないが。
長いようで短い2日間。またいつか来れるといいな。

080817_045600.JPG
まさにライジングサンしてる所。

では最後に見たアーティスト達のセットリストを。

椎名林檎
アルフィー
ポルターガイスト
化粧直し
罪と罰
とりこし苦労
YOU
駅前
歌舞伎町の女王

同じ夜

ZAZEN BOYS
SUGAR MAN
HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
Honnoji
DARUMA
METAL FICTION
Asobi
I Don't Wanna Be With You
Kimochi
Cold Beat
Riff Man

pe'zmoku
Drum Thunder
酒気帯び散歩(Re-constructed by pe'zmoku)
新曲
新曲
帰り道
新曲
密室
Nica's Dream
新曲
新曲
新曲
盲者の旅路(Re-constructed by pe'zmoku)
それでもそれでもそれでも
流星群
ギャロップ
蒼白い街

サカナクション
インナーワールド
三日月サンセット
サンプル
マレーシア32
新曲
夜の東側
白波トップウォーター
ナイトフィッシングイズグッド

作者:junper

更新日:2008年8月26日 22時50分

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RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZO(2日目)前編

2日目。この日は晴れ。日差しの強さと風の冷たさのこの入り混じった感覚が、北海道独特の空気だな、と感じる。

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前の記事と見比べて欲しい。雲はもくもくと出ているがきれいな青空が覗いていた。

まずこの日は、GREEN OASISでの押尾コータローから。以前からなんとなく押尾コータローすげぇという話は聞いていたのだが、目の当たりにして、やっぱりアコースティックギター1本でパーカッション、ベースのリズムラインとギターのメロディラインを両方こなしてしまうのはすげぇと思った。
深いゲートリバーブをかけて演奏された「戦場のメリークリスマス」は圧巻としかいいようがなかった。
彼のやっている音楽自体はインスト物でかなり好みは分かれそうな気もするが一度見ることを勧めておきたい。

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GREEN OASYSのゲート。この後少し進んだ所にSTAGEのテントがある。なおこのゲートを入った右手に、ハンモックで寝られる場所があった。残念ながら埋まっていたのとカップルばかりで(どちらかといえば後者の理由で)使えなかったけど。

さて、屋台で食事しつつ移動。屋台はREDSTAR FIELD付近とEARTH TENT周辺に固まっている。メニューのバラエティ度ではロックインジャパンフェスに及ばない(と思う)が、ジンギスカンやうに丼等、北海道らしいメニューが並んでいる所がいい。あとはとうきびやじゃがいもの入った料理はかなり旨い。

ちなみにフェス会場の入口から右手に進んだ所にはオフィシャルグッズやアーティストグッズ売り場、そして出演アーティストの缶バッチが手に入るガチャガチャのコーナー等もある。オフィシャルグッズ売り場はこの一箇所だけ、というのは若干寂しい気もする。またアーティストグッズは林檎のブース等一部行列をなしていたが、列の仕切り方とかはもう少し工夫した方がいいのかなと思った。

それと昨年大問題になったトイレだが、今年は3箇所スペースを増やしたらしく、特に閉鎖されたり壊れたりということはなかったようだ。ただ場所がステージ間、例えばSUNからREDに移る途中の道とかになく、特にGREENとREDのある場所には1ヵ所もなく、トイレの為にいちいち大移動しなければならないような場所に配置されているのはとても不便だったように思う。

では本題に戻って、次はEARTH TENTで凛として時雨を見た。
凛として時雨は初見。男性とは思えないハイトーンボーカルなTK(Toru kitajima)と同じくハイトーンな345(Miyoko Nakajima)との男女ツインボーカルと、1曲の中でリズムががらっと変わったりするような、ドラマチックな(プログレ的でもある)曲展開が特徴の3ピースロックバンド。
ところがCDで微妙に聞き分けられるこのハイトーンバトルは、ライブという場の音ではほぼ区別がつかず、どちらかが一人で歌えばいいんじゃない的な感じに。また演奏にメリハリがなく、そのドラマチックな曲展開もよく分からない感じに。ただの轟音ロックバンドになってしまっていたように思う。
もちろんCDをじっくり聞いて曲を把握していれば、聞いた時に勝手に補完してくれるので、はっきり聞き取れたのかもしれないのだけれど。
というわけで、この場は途中で退散。REDへ向かう。

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夜はポカリスエットのライティングがキレイ。

RED STAR FIELDはで大野雄二&Lupintic Fiveを見る。知っていると思うが、大野雄二はアニメ・ルパン三世の音楽を1stシリーズからずっと手掛けてきた人。
曲はもちろん、先日O.A.されたばかりの新作「ルパン三世 sweet lost night ~魔法のランプは悪夢の予感~」から、「ブーガルーforルパン」に始まり、「ラヴスコール」、「銭形のテーマ」、「次元のテーマ」等アニメを見ていれば聞いたことのある曲ばかり。また演奏は腕利きのJazzプレイヤー達なので、アドリブを挟み込んだ生粋のJazzプレイ。ロックフェスの中では異色ではあるが、うねるJazzのグルーヴに思わず身を委ねてしまった。
終盤ではカリオストロの城で使われた「炎のたからもの」をなんと大野雄二がピアノソロで演奏する、というボーナスつき。そしてラストはもちろん「ルパン三世」のテーマだった。

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奥にあるのがRED STAR FIELDのステージ。こじんまりとしていてアコースティック向き。

SUNに戻り、Mr.Childrenを見る。やはりフィールドはかなりの観客で埋め尽くされていた。
1曲目は「Worlds end」から。その後はドラマ「コードブルー」の主題歌でもある新曲「HANABI」、そして「少年」、「横断歩道を渡る人たち」と新曲が続く。特に横断歩道~についてはフォーキーな楽曲で、ミスチルの楽曲としては意外ともいえる印象を持つ曲だった。
その後は「くるみ」、「フェイク」、「掌」、「HERO」そしてラストに「GIFT」。全体としてはなんとなくダークな色調の曲でしかも昔のヒット曲は封印。そのせいもあるかもしれないが、正直印象の薄いステージだった。ミスチルのライブはフェス等イベント3回、ツアー1回と計4回行ったが、そのどれもがピンと来ないなぁというのが正直な感想だ。偶然にも全部ハズレなのか(笑)?

次に続く。

セットリスト(こちらも引き続きこのサイトから転載しました。)

凛として時雨
想像のSecurity
テレキャスターの真実
COOL J
DISCO FLIGHT
Telecastic fakeshow
新曲
ラストダンスレボリューション
nakano kill you
感覚UFO
傍観

Yuji Ohno&Lupintic Five
ブーガルー for ルパン
ラヴスコール
銭形マーチ
Move On Up
トルネード(次元のテーマ)
炎のたからもの
ルパン三世のテーマ

Mr.Children
Worlds end
HANABI
少年
横断歩道を渡る人たち
くるみ
フェイク

HERO
GIFT

作者:junper

更新日:2008年8月24日 23時38分

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RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZO(1日目)

4年ぶりのライジングサンロックフェスティバルへ。前に行った時と比べ、動員数、ステージの数も増え、確実に規模の大きさを増しているライジング。

今回は僕がこのブログを始めるきっかけの一つとなった、ライジングサンロックフェスの10周年であり、またなんといっても椎名林檎が東京事変として、またソロとして二日間に渡って出演するということで、僕にとっては行かないわけにはいかない重要なイベントだった。

まずは15日の模様から。4年前と同様、なぜか初日は雨スタート。しかも一時期はどしゃ降りに近い状況もあり、持参したカッパは完全に水が沁み込み下のTシャツまでずぶ濡れに。しかしここに救世主が。ローソンでビニール製のカッパが販売されており、これで水を完全にシャットアウトでき、また幸か不幸かビニール製がゆえに通気性が大変悪く保温性があるというすぐれ物? これがなければ夜は完全に死んでいた・・・。

080815_155935.JPG
SUN STAGE。こんな感じでどんよりしていた・・・。

さてさて。最初に見たアーティストはSUNSTAGEのくるり。岸田繁の声は高音部分で若干うわずっていた所もあるが、なんといってもこの日のバンドはギターに内橋和久を迎えた布陣ということもあり、きっちり固められた貫禄の演奏。「ワンダーフォーゲル」から始まり、新曲や、「ロックンロール」、「ばらの花」等おなじみの曲も含めて全9曲を演奏し、オープニングにふさわしいパフォーマンスだった。特に印象に残った曲は「ブレーメン」。最初のゆったりとしたムードから徐々にスピード感を増すコーダ部分のダイナミックな曲調が忠実に再現されていた。

くるり終了後に向かったのはRED STAR FIELD。残念ながらくるりとかぶってしまった安藤裕子の残り3曲(「パラレル」~「The Still Steel Down」~「聖者の行進」)を見ることができた。前回見たのがホールでのライブだったせいか、フェスで歌う安藤裕子の声はまた趣きの違った響き。僕個人の好みではホールで聞く安藤裕子が好きかもしれない。

そのままRED STAR FIELDに残り、矢野顕子を見る。この人のステージにバンドはいらないなぁと思ってしまうくらい、ピアノ1本でのステキな弾き語りステージ。1曲目はBAKABONという曲だそうで、これは故赤塚不二夫氏に捧げる意味でのパフォーマンスだろう。その後は11月に発売となるニューアルバムからの新曲を披露したが、その1曲目(「wanna die」と言っていたような気が・・・)は印象的。それから槇原敬之のカバー曲「雷が鳴る前に」が印象に残った。あとはMC中に出た狼スープという名のラーメン屋には是非行ってみたい。

ここで、またSUN STAGEに戻り、the pillowsをなんとなく聞きながら(そんなに悪くなかった)東京事変を待つ。群集の真ん中にいたが、メンバーと林檎の登場によって、ハンパないぎゅうぎゅうな密度に。
東京事変の1曲目はJazzyにリアレンジされた「丸の内サディスティック」から。林檎のボーカルはやや抑え目でウォームアップ気味な感じ。そしてこの後からはアルバム「娯楽(バラエティ)」からの選曲、というか、全て前回のSpa&Treatmentツアーをなぞるようなセット。「ランプ」~「ミラーボール」、「歌舞伎」~「OSCA」については、メドレー形式で繋いでいったが、バンドの演奏はツアーセットということもあり磐石で、林檎も「OSCA」では拡声器を使ったお馴染みのパフォーマンスを見せる等徐々にパワフルになってゆくボーカルで魅せた。

東京事変終演後の人ごみを抜けてEARTH TENTへ。まだJUN SKY WALKER(S)がパフォーマンス中だったが、入場規制がかかっていて入れず。ステージ外に設置されたスクリーンで眺めていたが、相当熱いパフォーマンスだった様子。
僕のお目当てはこの後のバービーボーイズ。タイムテーブルでは30分間の予定だったが、実質40分くらいは演奏したんじゃないかと思う。1曲目から3曲目の「ノーマジーン」、「目を閉じておいでよ」、「女ぎつねon the run」とのっけから超有名な曲を並べられ、それだけでもうとにかく完全にやられてしまった。杏子のくるくる回るパフォーマンスとかKONTAのベタなMCとかも定番のスタイルで、80年代にタイムスリップした感じ。あと今時ドラムスがあれだけベタに8ビート叩くバンドもなかなか見当たらないよなとか思った。

そこから抜けた後はGREEN OASYSまで足を運び、ミドリのステージを見る。ミドリは今回始めて。混んでいて遠くの方からしか見ることができなかったが、Jazzをベースとした演奏は思いの他惹かれるものがあり、またそれをいい意味でボーカルのまりこが破壊しつくしていて、あんまり見たことのないような斬新なステージだった。個人的にはもう少しメロディアスだとポップで面白いのかなとは思ったのだが、いずれにせよもう一度どこかで見てみたいと感じた。

初日はここまで。2日目に続く。

初日見たアーティストのセットリスト。(いくつかのアーティストについてはこちらのサイトからの転載です)

くるり
ワンダーフォーゲル
飴色の部屋
籠の中のジョニー
さよならリグレット
ロックンロール
カモメはカモメ
ブレーメン
ばらの花
東京

安藤裕子
HAPPY
み空
ドラマチックレコード
のうぜんかつら
海原の月
パラレル
The still steel down
聖者の行進

矢野顕子
バカボン
おいてくよ
さようなら
新曲
新曲
新曲
雷が鳴る前に
股旅
ごはんができたよ
ひとつだけ

東京事変
丸の内サディスティック
ランプ
ミラーボール
歌舞伎
OSCA
ピノキオ
キラーチューン
黒猫道
閃光少女

バービーボーイズ
ノーマジーン
目を閉じておいでよ
女ぎつねOn the run
ふしだらVSよこしま
離れろよ
負けるもんか
C'mon Let's Go
ショート寸前
マイティウーマン

ミドリ
うわさのあの子
ゆきこさん
エゾシカダンス
声を聞きたいのですが、聞こえないのです
愛のうた
ちはるの恋
獄衣deサンバ
あんたは誰や
POP

作者:junper

更新日:2008年8月21日 15時49分

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チャットモンチー「染まるよ」・ステレオポニー「ヒトヒラノハナビラ」

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Perfume First Tour「GAME」

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