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トップ > テロとの戦い > テロとの戦い - 人気ブログ(Blog)検索結果詳細 (2008年11月21日 10時)
マスコミへの報復を口にした奥田氏のトヨタって?
ちょっと前の話しになりますが、12日、トヨタ自動車の奥田碩相談役が首相官邸で開かれた「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」の席上で、厚労省に関する批判報道について、「あれだけ 厚労省がたたかれるのは、ちょっと異常な話。正直言って、私はマスコミに対して報復でもしてやろうかと(思う)。スポンサー引くとか」と発言しましたね。
それでなくても腰の引けている日本のマスコミをさらに脅すとは、ずいぶんみみっちい話しで、 財界の目指す方向がよく分かりますね。
金は出すが、それ以上に口も出す、ということでしょう?
政府のやることをあんまり批判するなと。
18日の朝鮮日報のコラム「米国が日本車をたたかない理由」がLivedoorニュースで報じられています。
それによると、トヨタ自動車の米国法人トヨタ・モーター・セールス(TMS)は、
・1997年からこれまで成績が優秀な高校3年生1200人に総額1300万ドル(約12億5000万円)の奨学金を送る
・今年だけでも、
ハリケーン「アイク」の災害救援(100万ドル=約9640万円)
エバーグレード国立公園基金(100万ドル)
科学技術者支援(50万ド ル=約4820万円)
など30件余りに約700万ドル(約6億7400万円)を寄付
4月にはスペイン系など移民世帯の非識字者をなくすために60万 ドル(約5780万円)を拠出
・11州にある現地工場で米国人4万2000人を直接雇用し、機会があるごとに新聞や放送を通じ、「トヨタは米国人と米国経済に貢献する『米国企業』だ」と宣伝
さらに、今年3月シシッピ州に13億ドル(約1250億円)を投じて12番目の工場を建設すると決定
という具合に、米国では大盤ふるまいらしい。
ただ、昨日の共同通信によると、販売低迷がアメリカでも深刻になっているらしいので、これからどうなるかわかりませんが。
それでも奨学金や数々の寄付など日本では聞いたことがないのでは?
なんでも新車のアメリカ市場は日本の3倍近くもあった(と書くのは、この金融危機でどうなるのかわかりませんから)のだとか。そんな市場でぐんぐんシェアを伸ばしてきたのが日本車らしい。
それで貿易摩擦の再燃を怖れて、せっせと社会貢献をしているのかもしれませんが、こちらによると「FBIがトヨタとマフィアとの関係を洗っている」という噂がくすぶっている、という話し。
ほんとうにトヨタがマフィアと関係しているのかどうかは分からない……けれどそうした疑いをFBIに持たれているらしい、という噂が巷で囁かれている、と。
そんなこんなで先述の「米国が日本車をたたかない理由によると、12番目の工場建設の決定で、ロット上院議員(共和党)は「6000人を超える米国人を雇用するトヨタは米国企業だ。われわれもトヨタのための戦士になる」と言ったそうです。
日本の政界にもトヨタの戦士はいるのかな?
消費税増税や法人税減税を唱える人とか、派遣労働の規制も考えようとしない人とか?
企業が無駄を切りつめて事業を展開し売り上げを伸ばしていこうとすればグローバル企業に行きつき、トヨタの目指してきたものは、まさにグローバル企業の方向と見事に一致したのかな。
そりゃあ、トヨタにしろ他のグローバル企業にしろ、ビジョンとかフィロソフィーとか、HPでは立派な理念が述べられています。
でもいつか「暴力をふるう政権と戦闘警察の前に、抗議する人々はあまりに無力、狡猾なグローバル企業の前で、アフリカの子どもたちはあまりに無防備」で書いたように、進出先の国の状況に合わせて、道義的に問題があっても巧妙に監視の目をかいくぐって儲けを追求する。
アメリカのように目の厳しいところではそれなりに社会貢献しながら、着実にトヨタのための“戦士”を増やしていく。
じゃあ、日本では?
少ない費用で最大の効果をあげるべく政府と与党に貢献しながら、マスコミを脅して批判の芽を摘み取り、売れなくなった分は税金を下げさせたり戻させたり、売れない分はいつでも人員調整でカバーできるような体制を維持させる、というところでしょうか。
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作者:とむ丸
更新日:2008年11月19日 17時12分
ブッシュさんの前では、笑壺に入って相好を崩し、目を細めて、破顔一笑のアソウ太郎氏
Fugafuga Lab.の村井理子さんが書くジョージのブログ。
もうすぐお終いかなあ、などと考えていると、
「太郎とジョージ。普通の名前対決」と言いながら、アソウ太郎氏とジョージ・W・ブッシュのふたりを比べて曰く。
(ふたりとも)「桁外れのお坊ちゃま
英語がそんなに上手じゃない」
で、
「太郎たん:愛嬌ってものが一切見あたらない
ジョージ:愛嬌だけで8年」
とか。
でも、意外や意外、こんな笑顔をブッシュさんには見せているんですね。
笑壺に入って相好を崩し、目を細めて、破顔一笑。
ほんとうに破れそうなお顔ですね。
支持率が30%を切っているのに、いいんですか。
「ブッシュにすら会談を断られた外交の敗北」と言われているんですが。
とにかく危なっかしくて見てられません。
それにしても、ジョージは英語がそんなに上手じゃなくて、太郎は日本語がそんなに上手じゃない、なんて。。
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作者:とむ丸
更新日:2008年11月18日 21時38分
定額給付金が選挙資金に化ける?
↑ 友人から届いた花束。
この友だちは乳ガンの手術をして今年で15年目。この時すでに肺ガンも発症していましたし、その後脳腫瘍も併発。脳腫瘍は今年で13年目だったでしょうか。
転移も何度か経験して、その都度放射線や温熱の治療を受けていますが、相変わらず好きなバトミントンを続け、今日も電話で元気な声を聞かせてくれました。
明るいガン患者を自称しています。
(バトミントンは脳腫瘍発症以来すっかり下手になってしまったと嘆きますが、それでも1週間に数回楽しんでいるようです)。
そうして、時にはこんな風にうれしい便りを。何だか、逆に私の方が励まされるようです。
さて昨日、数日前に危険な状態になった叔母の見舞いに町を横断してびっくりしたのは、表通りから裏通りまで、とにかく公明党のポスターがやたらと多いこと。
ここ1、2週間でぐっと増えたのではないでしょうか。
そんな公明党のポスターが、2階屋の窓から、ぐーっと道路の上にのびた棒の先にくくられていたという話しが今日の平成海援隊のBBSにあります。
そこまでして少しでも世の人々の目にとまってほしいとする涙ぐましい努力はどこまで効果があるのかな? という疑問が頭をかすめました。
支持母体の創価学会を嫌う人には何のアピールにもならずにかえって不快にさせるだけですし、いわゆるF票が期待される人だって必ずしも期待通りに行動するとは限らないわけで、周囲の話しを聞いていると、常日頃からのつき合いがものをいうようです。
で、ポスター張りひとつとっても、やっぱり公明党支持者自身が自分で納得いくまで、というか、ここまで努力したら功徳があるだろう、あってほしい、と気が済むまでやるだけなのかもしれませんね。
でも、同じく平成海援隊BBSに出てきた話。
「実は例の定額給付金を、ある政党は選挙資金として支持者にカンパさせると言う構想を持っているという話があります。
これ有り得ないようであって、ありそうで怖い話です。
その為にある政党は選挙前の定額給付金給付にこだわっていると言う事です」
ほんとうに、あってもおかしくないような話し。
ありえる、と思える昨今の状況がコワイ。
ポスターの話しぐらいではまだ笑えそうですが、こんな話しになると、顔が引きつって青くなりそう。
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作者:とむ丸
更新日:2008年11月18日 13時54分
田母神氏に早期退職を求めただけでは、数々の逸脱行為を追認することになる
先週木曜日13日の参院外交防衛委員会での民主党藤田幸久氏と浜田防衛相の質疑応答の中継ををたまたま目にして、ビデオライブラリーからおこしています。
あまりに長いので追記にせずに新たな記事にしましたが、今日は続きの続きで3回目です。
「客観的に見て大変うぬぼれの強い方で……」とかなんとか、浜田防衛相は田母神氏の人格についてかなり踏み込んだ表現をしていています。聞いた本人はどう考えるでしょうかね。
「肉を切らせて骨を断つ」といえば、かの石原完爾がなにかの作戦で豪語した言葉だったと記憶していますが、これを連想してしまいました。まあ、田母神氏の場合は、肉を切るどころか、ほんのかすり傷でしょうが。
とにかく懲戒処分は適切でなかった、と繰り返す防衛相の答弁を聞いていると、本気でシビリアン・コントロールを考えているのだろうか、と疑念が深まります。
また「えこひいき大作戦とおじゃま虫作戦」の問題箇所を藤田氏が読むとき、山本一太氏等は、おそらくそれが載っている手元の資料に目を通しているのでしょうが、一太氏のすぐ隣の佐藤正久氏は顎を手で支えてひと休みのポーズを取っているだけ。
自衛隊を好きな人と嫌いな人は区別して、“えこひいき”をしろ、という大作戦は、佐藤氏らにとって“常識な”のかもしれません。
では以下は、前回の続きです。
*** ここから ***
浜田防衛相: 具体的な懲戒処分の手続は以下のとおり。
懲戒権者が部下隊員に命じて規律違反の調査を行う。
その際規律違反の疑いのある隊員の他、参考人等の供述を聴取し、また証拠を集めることになるが、規律違反の有無を証明するためには、必要により、規律違 反の疑いのある隊員等に供述を繰り返し聴取することになり、最終的に供述調書、答申書、必要な証拠を添えて調査報告書を作成し、懲戒権者に報告することに なる。
懲戒権者は調査報告書を持って規律違反の事実の有無を検討し、その事実があると認めたときには、規律違反の疑いのある隊員に対し、被疑事実を記載した書類を送達することになる。
この場合、規律違反の事実が明白で争う余地がなく、かつ規律違反の疑いのある隊員が審議を辞退した場合等を除いて審議を行わなければならない。
審議の手続としては懲戒権者の隊員の内から弁護人を指名し、また懲戒補佐官に命じて規律違反の疑いのある隊員及び証人の尋問その他の証拠調べを行うことになる。
さらに審議終了前には懲戒補佐官を列席させた上で被審議者または弁護人の供述を聴取し審議を終了したときは、審議に関与した懲戒補佐官の意見を聞いて懲 戒処分を行うか否かの決定をし、懲戒処分を行うと決定したときには、行為の内容、行為の程度、動機、状況、悔悛の程度、部内外に及ぼす影響等を総合的に判 断して、種別及び程度を決定することになる。
田母神航空幕僚長が所属していた航空自衛隊について言えば、過去5年間平成15年から平成19年度に懲戒処分を受けた隊員は605人の懲戒手続の平均日数は54日だ。
これらについてすべて、規律違反の疑いのある隊員の協力を得たもので、審議が行われた実績はない。
またこの中には交通違反などの規律違反の事実を争う余地がない懲戒手続に日数を要しない事案も含まれている。
他方、過去に審議が行われた例で、懲戒手続に要した期間について長短はあるが、過去10年間、平成10年から19年度に審議を行った6件の懲戒手続の平均日数は6か月。
そのうち規律違反の疑いのある隊員から十分な協力が得られず、懲戒権者が進める懲戒手続の進行に支障を来した事案については長期間を要する場合がある。
たとえば平成17年7月3日に懲戒処分とした陸上自衛隊ボウコウ(?)事案は約11か月。平成10年6月24日に免職処分とした航空自衛隊無断欠勤事案は、約10か月もある。
いずれにせよ、隊員に規律違反の疑いが生じた場合は先述の懲戒手続により、事実関係を十分に把握した上で適正な懲戒処分により厳正な対処について責任を 持って判断しているところだが、今般の田母神航空幕僚長については本人から迅速な処分の手続に協力が得られず、退職の期限までに懲戒手続を完了することが 困難であると判断して早期退職を求めたところだ。
藤田幸久: ようするに懲戒される意思がなかった、といこと。従っていろんないい訳をしていると。
懲戒の審議というのは職権審議だから、職権審議の大臣自身がそういったことを放棄をしたということではないか。
これでは先述の専守防衛の問題も含めて、今まであったことについては追認をしてしまうことになるから、こういう雑誌(自衛隊幹部の私的サークル機関誌の『朋友』のこと)を読んだ人たちは、このままでいいんだな、ということになってしまうことになる。
統合幕僚学校長が自分のいろんな主義主張をどんどん書いている。
それに基づいて、どんどん投稿しろ、といっている。
おとつい田母神氏は、もし自分が声をかけたなら1,000人ぐらいの人間が賛同したはずだと言っている。
それだけ自分の主張をこの機関誌で言って、みんなが自分の考え方に同意をしていると。だから自分が声をかければ1,000人ぐらいの人が賛成してくれると。
つまり田母神氏は、自分の職権を使いながら、自衛隊の広報紙を使いながら、若い、あるいは中堅の幹部に対して彼の思想を押しつけて、洗脳して、染めてしまったということが分かっている。
今回のことについては、いろんな自衛隊の校長先生たちがみんな批判をしている。
たとえば、西原前防衛大学学長は、思想信条を自由に発表することと、それを考えることは違う。
つまり、思想信条を自由に発表することは個人としては良くても、発表する場合には、当然、自衛隊の幹部は政府の方針に従って発表するのは当然のことだと言っているわけだが、この『朋友』等々で田母神さんが言ってきたことは、自分の主張をこういう機関誌を通して言い続けて、どんどん、こういうことをやるべきだと。
それから新しい歴史研究のグループについては、どんどん金を払ってでも応援をしろ、といっている。
こんなことが分かっているのにほうっておいたら、シビリアン・コントロールが機能しないではないか。
懲戒もしない。
任命権者であり、懲戒権者である大臣がそれをしなかったということは、こういう内容のことを全部みとめてしまうということではないか。
浜田: 基本的に田母神航空幕僚長のコメントに関しては何も言いたくないが、客観的に見て大変うぬぼれの強い方で、そういったところもあり、そしてまた我々とすれば今回把握した時点で、以前からそういったことがあったことを把握していなかったのは事実だが、今回、解任ということの重さ、そして退職ということの重さを考えれば、こういう方が長くいるというのは問題であると怒りを持って退職を求めたところであるし、早期退職というのは、これから、あのまま制服を着たままご自分の意見を展開させるのは大変不適切と思ったから、解任をしたわけだ。
藤田: しかし結果的にああいう形だったので、退職金6,000万貰うことになっている。
あの段階で懲戒免職にしていれば、退職金の額はかなり減ったのではないか。
浜田: 当然これは先述の手続の問題があり、1月21日がくれば退職金が支払われる。
懲戒処分にも色々あり、懲戒処分の場合には減ると思う。懲戒免職であれば、これは当然ゼロ、ということになる。
しかしながら今回の場合にはその審議手続が長くなれば、1月21日がくるわけで、それですぐ自分で辞めることになれば額も変わってくると思う。そういうことを考えれば、私は辞めるように、辞職しろということをいわせてもらったわけで、それに応じてもらえなかったということだ。
藤田: この前から防衛大臣はお辞めになっていただいた、とか田母神さんに対してお公家さまがなだめるように、腫れ物に触るような形で言っていると。
それと懲戒免職の手続も、権限者は大臣だから、その進行も職権主義によって進めることができて、そういう形での新たな対応ができたと思う。
私は今回、一番の被害者は自衛官の方々であり、24万人の、ほんとうに真面目に国を守ろうと思っている
方々が、田母神さんに染められしまっている。
これだけ機関誌を読まされて、論文にも応募して、田母神さんの言っていることは、ただ一般的に自分の意見を言いなさいと言っているのではなくて、たとえば、『This is 読売』と『諸君』と『Voice』と、こういうのに投稿しなさいと。
また、もうひとつ『朋友』で見つけたが、「えこひいき大作戦とおじゃま虫作戦」という論文がここにある。
そこで、自衛隊を好きな人と嫌いな人を区分けするようなことを言っている。
たとえば、この国を愛し、国民の発展を願う善良な人も、とても善良であるとは思えない人も同じ扱いをしようとする。自衛隊を応援してくれる人と反自衛隊活動をする人とを同じ扱いさえをしようとする。自衛隊は反自衛隊派の批判を恐れ、彼等を丁重に扱い、親自衛隊派の人たちに我慢を強いているのだ。あるいは親自衛隊派の人たちは自衛隊が甘えさせておるのだ、と。自衛隊はもう少しえこひいきをしてほしい、と。
こういうふうな論文を通して、これだけ、隊員なり、これを購読している人たちに自分の価値観を押しつけて、こういう所に応援しろ、こういうグループはお金を払って応援しろ、と言っているのは、まさに職権の濫用ではないか。
浜田: 基本的にそういう意見を言うのは内容については今委員が言ったように不適切だというのは十二分によく分かる。
しかしそれがどれだけ影響を与えるかについては、我々とすればそれをチェックするところもなかったわけで、多くの皆さんが呼んだというけれど、果たしてそれが部隊内の雑誌であるので、自衛隊内にどれだけ影響を与えたか。
今のネーミングを見たときに、いったいそれを興味深く読む人がいるかどうかきわめてぎもんであり、そういったことを考えてみれば、昨日の前幕僚長の話を聞いてもらえれば、皆さん方もそこで判断がつくと思う。
藤田: 総理、この田母神さんはすでに4年前に専守防衛を超えたようなことを言っている。
それ以降もそのようなことを言っている。
平成4年には防衛省の局長がそういったものをチェックしますといったけれども、チェックをしていない。
そして結果的にこんな論文がばらまかれている。
にもかかわらず、去年、幕僚長に任命をしてしまった。
この一連の流れを防衛大臣に訊いているが、自衛隊の最高司令官は総理だ。
こういう形で、内部のこれだけの立場の人が政府と反対のようなことを議論でしていると。
それがチェックができない。一番トップになってしまった。
後になってそんなことが分かったということは、自衛隊の最高責任者としてどう思うか。
これでは文民統制がまるで効いていないということの証明ではないか。
アソウ首相: この田母神の見解の一つ一つについてコメントすることは控えさせてもらうと思っている。
一般論として言えば、専守防衛というのは日本の防衛の基本的なで方針で、これを今後とも逸脱するとか徹することに変わりないと思っている。
もう1点、田母神の不適任と分かっていて任命したものではないとはたびたび大臣の答弁のしていたところでもある。これまでの経歴、能力等を総合的に判断して任命したものとして承知している。
ただ、今指摘のあった論文が、いわゆる航空幕僚長になる前、然るべき立場にいるときから出ていたということに関しては、これもきわめて不適切であり、これを防衛省として検討させているが、隊員の監督、教育のあり方等々に関して、部外への意見発表の際の届け出とその内容等々についてはいろいろな影響を考えて再発の防止、また再教育については万全を期すようにと言っているところだ。
藤田: 論文のチェックは平成4年に局長が答弁している。
そうすると、まずチェックをしっかりするということ、中味についても逸脱したものが論文等に幹部の中で出てきた場合には、その段階で処分を含めて対応すると。
その後の任命についてそういったものを勘案しながら、権限者は、責任者は任命をしていくと。
その3つについては今後対応すると、最高責任者として約束してもらえるか。
アソウ: 今の答弁はそのことを言っている。
藤田: さきほど、北澤委員長の一昨日の発言を言ったが、今やはり、民主党の谷岡郁子議員がワシントンに行っておりまして、議会関係者と会っておりました。
谷岡議員の話によると、そのアメリカの議会関係者は、この田母神発言、論文等を見て、日本は非常に危険ではないか、このままいったのではクーデターが起きるのもあり得るのではないか、という話しになったと。
官房長官に訊きたいが、総理がこの間寄稿したものに、東京裁判についていろいろな論文が出ているが、その中で、田中義一首相は、昭和3年だが、張作霖の爆破事件をおこした河本大佐を軍法会議にかけられず、与党や軍の圧力に屈して、行政処分だけに終わらせてしまった。
昭和天皇も厳しくこの田中義一首相を叱責したと。
これがいわゆる陸軍内の下克上の風潮を助長し、指導者が決断せず、組織が暴走した流れであると。
それが陸軍が政府や天皇を顧みず暴走するパターンを作り上げたということが出ているが、田中義一首相とも縁の深い河村官房長官は、こうした軍が偏向していった歴史の教訓を、今日も非常に明らかになった。
こんなことをどんどん幹部が言って、これを広めていたということについて、どのように認識しているのか。
河村官房長官: 今回の田母神航空幕僚長のことについては、解任後、辞任の説得、同氏の拒否、迅速な懲戒手続がなかなかとれそうもない、ということもあって、11月3日付の退職。現実にとりうる最も厳しい措置であったと考えている。
田中義一首相のことに関しては、満州某重大事件のことを指している。
あの当時は旧憲法下、田中義一首相は文民ではない、こういう条件下にあったわけで、今、現時点では総理の指示に基づいてこの防衛省における教育のあり方、部外への意見発表の際の届け出等の再発防止策を検討しているという状況下にある。
いずれにしても今指摘された歴史の教訓を十分ふまえて、我々としてもそれをケンケンフキュウ(?)しながら文民統制に万全を期すべきである、と私は感じている。
藤田: 歴史をしっかり認識することは非常に重要。
アソウ総理に伺いたい。
アメリカの国立資料館から取り寄せた資料。1946年昭和21年1月24日に、麻生工業が日本政府の補助需要局に対して、麻生工業のよしずみ炭鉱の詳細を記述した報告書を提出した。
パネルにあるのは、10数頁の中の最初のページと16ページである。
日本政府が1945年にマニラの連合軍に提出した英文の資料。これも何頁あるかのうちの一部資料。
麻生工業にそういう捕虜の方がいたという英文の資料を2枚ほど配っている。
第2次大戦中にこの麻生鉱山に捕虜が労役をしていたという事実を麻生総理はどのように認識しているか。
アソウ: 私は昭和15年生まれ。当時、4歳、5歳か、ちょっと認識するには早すぎる年齢でもあるので、正直言って、旧麻生工業に関してその事実をその当時知っていたわけではまったくない。
またその事実関係も確認されていないと承知している。
藤田: 当時何歳であったかということは、たとえば一国の総理が認識のある時代のものしか認識していないということになると、たとえば過去の歴史に、自分が直接会ったことでない人に関する政治に必要な項目についても自分は関与しないということになってしまう。
それで少なくともこういう事実があるということについて、総理が外務大臣の時にオーストラリアの方が手紙を出している。
それからこういった事実関係については、かなりいろいろ論評もされている。
少なくとも、アメリカの公文書館、日本の国会図書館にあるというものの事実に対して、認識をしていないということはあまりに無責任ではないか。
やはり捕虜の問題というのは、国の外交政策上きわめて重要な問題であると思うので、これだけ具体的なものがあるにもかかわらず、これを認識していないということでは、一国の総理とすれば責任が取れないと思うがいかがか。
アソウ: この資料というのは正直言ってヨウボウ(?)しただけであるので、これは確認はまったくされていないというのが事実である。それが1点。
それから二つ目についてはオーストラリア人の元捕虜からの書簡を受けとったということは外務大臣の時代にはない。
藤田: アメリカの公文書館にあるものには、中に何人ぐらいいたのかということは全部出ている。
当然、外務省の方で確認をしていなければならない事実だと思う。
それからニューヨークの総領事が、この関係のニューヨークタイムズの記事が出た段階で、日本政府はこの件に関して何ら情報を得ていないとしているが、そもそも1945年の段階で、日本政府は連合国に対してこういう文書を出している。
日本政府がこういった情報を得ていないということはおかしいのではないか。
中曽根外務相: これは2006年の11月15日付ニューヨークタイムズの記事のことと思うが、実際この記事には麻生工業に関する記述はない。
しかし同じ日のインターナショナル・トリビューン紙の記事には、麻生工業に関する記事がある。
二つの記事に関しては在ニューヨーク日本総領事館のHPに日本政府としての反論を掲載した。
この反論は麻生工業に関するものも含めて、当時私どもで入手可能な情報にもとづいて、東京の外務本省において必要な確認を行った上で、外務本省の指示によってニューヨークの総領事館でHPにこういう記事を掲載したもの。
今回委員が提示した資料もふまえて在ニューヨーク総領事館のHPに掲載されている反論の訂正の可能性も含めて、慎重に検討したい。
藤田: アソウ総理は外務大臣当時、東大阪市のジュウガン寺というお寺を参拝した。
ここは日本の各地で死亡した捕虜がいるところで供養したというふうに理解しているが、なぜこのジュウガン寺を参拝したのかということと、当初は在日8か国の大使を招いていたというのに、突然断った。
その真意とその大使をはじめ呼んでおきながら断ったその経緯をききたい。
アソウ: これは戦後一貫して戦争犠牲者などの慰霊を行っていたところで、これに敬意を表するということで、前々からいろんな友だちも言ってたので、戦争犠牲者などへの追悼の気持ちを表すために訪問した。
慰霊行事というのは万国戦争犠牲者慰霊祭というものを毎年やっている、と聞いたので私はここに行かしてもらう、たまたま近くにいたものだから行かしてもらうということになった。
これがその経緯。
各国大使の参加に関して、こういった行事が厳かに行われているという事実というものはいいのではないかと思ったが。何人かの対しに訊いてみたところ、いろいろ話が込み入ってきて、それならやめるということにして、あの時はいかなる形が最も適当かと色々考えた結果、物見遊山(「ものみゆうざん」と読んでたけれど、「ものみゆさん」)みたいな話しになって、話しばかり大きくなると、これは慰霊されている方々の気持ちに最も反すると思ったので、そういった意味では、静かにこれまでも執り行ってきたのが、たまたま大臣なり私などが私人の立場として行くという形になったとして、周りの騒ぎが大きくなるのは慰霊されている方々の最も望まないところだろうと思ったので、断らせてもらった。
藤田: 資料に戻るが、資料は10数頁だが、他の資料もある。国会図書館にもかなりある。アメリカの公文書館にもある。
これを示したらそれを検証して、総理自身が、それで実際に麻生工業における捕虜の当時の状態等について精査をしてしっかり後で答えるということを約束してもらえないか。
アソウ: あの資料が適切なものであれば、ちゃんと答弁する。
藤田: なぜこういうことを取り上げたかというと、捕虜の問題というのは、外交上の、今生きた問題だと思っている。
その対応をどうするかということが、やはり今日問題になっている文民統制の問題と、歴史観の問題と、きわめて関連していると思う。
この田母神さん自身が、村山談話というものは、言論統制の道具だとまで言っている。
その歴史認識の問題についてもいろいろ言っている。
その歴史認識の問題が日本政府の見解と異なっていた。
異なっていたことをいろいろな部分で、あまりにいろいろな部署で見過ごしたか、あるいはそれを無視したか。
結果としてそういう方が航空自衛隊のトップにまで行っている。
先ほどの、田中義一元総理の例ではないが、これだけ日本で、シビリアン・コントロールが行き届いた国だとと田母神さんは言っていたが、これだけズルズル言いたいことは言って、自分の言いたいことをいろんな人に押しつけて、そんなやり方をどんどん外に出せと言って、それを誰もチェックができないということでは、ほんとうにアメリカの方でクーデターが起きるのではないかと心配をしてしまっているぐらいに、この文民統制というものが、本当に危機に至っていると思っている。
その文民統制の基本が、委員長が冒頭以来言う、立法府と行政府の基本的な問題だろうと思う。
行政の方が立法府、つまり国民が決めたことに逆らい続けて、誰もチェックできなくて、結果的にそれをどんどんまた言って、それから私人になったから何もできないのだと言っている。
これでは追認をしているということとまったく同じではないか。
アソウ:田中義一首相の統帥権かんぱん事件というのは旧帝国憲法に基づくものであり、現憲法では、統帥権かんぱんのようなことは起こりえない。
軍に対して立法府は統帥権をかんぱんできないというのがあの時の見解だった。それが結果としてあのような形になった。
それが歴史的背景、よく勉強しているとおり。
今、新憲法になって、この新しい憲法の下ではっきりしているのは文民統制。
今言われたように、いろいろ問題があるのではないかということに関しては、今後きちんと対応していかねばならないと思っている。
藤田: その新しい憲法を変えるべきだと、国民を代表してきている国会議員の前で言ったのが田母神さん。
その田母神さんをこれだけ長い間、そういった言論活動、政治活動を容認してきて、それを他の人まで広げようとした。
24万人の自衛艦の多くの方々が、そういう人に染まって、誘導されて、それについていってる人がたくさんいる。
それを止めることができなかった。
政治がリーダーシップを発揮しないので、組織がそう暴走してしまった。
しかも、その新しい憲法を認めない人がやってしまったということが問題だ。
そのことに対する認識、責任がぜんぜんないではないか。
憲法を変えるべきだといった人が、結局、国民が、国会議員が決めたことを堂々と反対し、長年そういったことを続けて、それをどんどんまき散らして、その活動を続けていても、結果的にはその活動を停めることができなかった、という責任が総理にあるのではないか。
アソウ: 長年そのような状況を見過ごしていたということに関してが問題なのだと思う。
それがただちにクーデターになるとかいう話しは飛躍ではないか。
また少なくとも文民統制がきちんとしていたので、田中義一内閣の時は解任できなかったが、今回はただちに解任ということになったのだろう。
藤田: 多くの方々が、誘導されて染まって、それについていった人がたくさんいる。
それを止めることができなかった。
政治がリーダーシップを発揮しないので、組織がそうに暴走してしまった。新しい憲法を認めない人がそういうことをやってしまった。それが問題なのだ。
そのことに対する責任の認識が全然ないではないか。
憲法を変えるべきだと言った人が、国民が決めたことに対して堂々と反対を紙、長年そういったことを続けて、それをどんどんまき散らして、それを止めることができなかった、その責任が総理にあるのではないか。
アソウ: 長年そのような状況を見過ごしていたということに関してが問題なのだと思う。
それがただちにクーデターになるとかいう話しは飛躍ではないか。
また少なくとも文民統制がきちんとしていたので、田中義一内閣の時は解任できなかったが、今回はただちに解任ということになったのだろう。
藤田: 懲戒手続をしなかったということで、チェックができなかったということに関する任命責任は誰であって、先述の各項目における任命責任は誰にあって、その任命責任者に対する処分はどのようにするか、答えてもらいたい。
アソウ: 基本的には任命権者は担当防衛大臣ということになろうと思う。
藤田: 閣議でそれも任命をされる手続があるということで私の質問を終わらせて貰う。
*** ふ~、これでお終いです ***
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作者:とむ丸
更新日:2008年11月16日 17時5分
田母神氏、統合幕僚学校長時代、専守防衛に反する文を書きながら処分されなかったこと
*追記があります。
(タイトルを「おじゃま虫大作戦……」から替えました)。
昨日に引き続き、13日の参議院外交防衛委員会での質疑の模様を、民主党藤田幸久氏の質疑とそれへの浜田防衛大臣の答弁を記しておきます。
昨日NHKの中継で見たものですが、国会TVの映像では質問する藤田氏の後ろに、自衛隊出身で、これまた物議を醸した発言の主でもある佐藤正久氏の姿が見えてます。
で、浜田大臣の答弁は、論理も文法も無理したようなわけ分からない答弁ですから、ビデオを聴きながら文字に起こすのもとてもやりにくいのです。
大臣がこんな答弁しかできないというのも、困ったものです。
*追記.
土曜の朝のNHK、1週間分のニュースのひとつにあらわれた自民党議員と浜田防衛大臣のやりとりのバカバカしさに、ほんとうにこの国の政府と与党はどうなっているのか、思わず私も憂国の志士気分になってしまいました。
自衛隊の懲戒審議には時間がかかるから、その間に空将としての給料を払い続けることの方が国民の理解が得られない、と自民党議員が言ったわけですが、それに対して浜田防衛相は、「その通りでございます」と答弁したのです。
空将の給料がどの程度のものかまったく知りませんが、幹部自衛官の1、2か月分の給料を惜しむあまりに、私たちの国の将来を危うくさせかねない今回の定年退職という処分結果を選択したいい訳の稚拙な物言いには、大臣・国会議員の“痴性”ここに極まれり、とためいきです。
なお、懲戒審議をどれくらいのスピードで進めてどの段階で結審するかの権限は防衛相にあること、平均で54日間の審議であることが藤田議員の調べで分かっています。
では、以下が質疑・答弁です。
(とくに専守防衛を逸脱した田母神氏の過去の発言をめぐる浜田防衛相のメチャクチャな答弁にご注意下さい。議長が途中防衛相に、きちんと質問されたことに答えてください、と注意しています)。
*** ここから、13日の参議院外交防衛委員会の続き***
藤田幸久: 田母神参考人が出席した委員会の冒頭に、北澤委員長は次のように述べた。
昭和の時代に文民統制が機能しなかった結果3百数十万人の尊い命が失われて、また国家が存亡の縁に立たされたことは忘れてはならない過去の過ちであります。
国家が存亡の縁に立った最初の一歩は政府の方針に従わない軍人の出現と、その軍人を統制できなかった政府議会の弱体化でありました。こうした歴史をふりかえりつつ、今日の成熟した民主主義の国のもとにおいて、国民の負託を受けた国会がその指名を自覚し、もって後世の歴史に耐えうる質疑をお願いする次第であります。
したがって今回の文民統制の問題は立法府と行政府の問題であり、その国の安全保障を誰が決め、国民の意思をどう反映するかという、そういう重要な問題であるという認識の下でこの文民統制問題が扱われるということをあらためて総理に申し上げて質問させていただきたいと思う。
田母神前航空幕僚長だが、いろんな発言を最近もしている。
そういった発言について、総理はどう考えるか?
たとえば、一昨日、委員会の後、田母神氏は「村山談話は言論統制の道具である」と言っている。
アソウ: たびたび村山談話が出された後も出ていると思うが、現役の幕僚長の立場にありながらの発言としてはきわめて不適切、ということになるのだと思う。辞められた後の話しだとなると、これは個人、私人としての発言であるから、言論の自由の統制だとか、また話しが飛躍するので、うかつなことは言えないと思うが、少なくとも現役の幕僚長としてが問題なのだと思う。
私はそのように理解をしている。
藤田: この田母神氏は、いろんなところでいろんな論文を書いてきている。
航空自衛隊のOBの方々を対象にした『朋友』という機関誌がある。平成16年7月にこんなことを言っている。
「わが国は専守防衛を旨とする国防の体制を維持しているが、防御のみを考えていては効果的な防御態勢はできないのではないか。
攻撃を考えないと、いつも攻撃をする側に一歩遅れてしまうのだ。準備が後手になる。自衛隊の中にも相手国への攻撃について徹底的に考える人たちが必要であると思う」
専守防衛を逸脱したことをすでに4年前に言っている。
同じ号に、
「部内への投稿に停まることなく外に撃って出ることが大事である。『正論』『Voice』『This is Yomiuri』などに論文を投稿してみることだ。
下手な鉄砲も数打ちゃ当たる。統幕学校では16年度にも教官も学生も1人1論文を頑張って貰おうと計画しているところだ」
同じ年の3月号に、
「アグレッシブな公法を自衛隊の中に作ることも一案だと思う。隊員に対しては個人や団体が実施する親日的な活動には経費も含めて個人的に支援するという意識を持たせるべきだと思う。
たとえばここ数年、新しい歴史教科書が話題になっているが、今後このような本が出た場合、これをみんなで買いまくるぐらいの意識があってもよいのではないか」
つまり、4年前からこのようなことを言っている。
最初のこの専守防衛を逸脱した発言を、すでに統合幕僚学校長として言っていたことになるが、こういうことを言っていたことに対して、浜田大臣、誰も気がつかなかったのか?
浜田: 田母神山幕僚長の論文は私人としての見解を述べたものだと承知しており、そこに記述されている個々の内容に防衛庁としてコメントすることは差し控えたい。
指摘の『朋友』は航空幕僚学校幹部会という私的サークルが発行している刊行物で、私的サークルは本来防衛庁としてこれを管理・統括するものではなく、当初においては、私的サークルの内容物を検査する部署を特に定めているわけではない。
仮に私的サークルの刊行物の中に、自衛隊員として適切でない意見の表明等が見られた場合には、必要な措置を講ずることとしている。
防衛庁として平成20年10月31日公表された田母神前航空幕僚長の論文の存在を認識して以降、当初において同種のそれまでの部外への意見発表等の状況を確認する過程において、『朋友』平成16年7月号に掲載された同種の論文があったことを認識したところだ。
藤田: 大臣、平成4年の参議院の内閣委員会で、当時の教育訓練局長がこういう風に言っている。
当時、『朋友』とか、陸海空の幹部学校における雑誌について質疑が行われた。
「論文の中に現在の防衛の基本的な政策、すなわち専守防衛、シビリアン・コントロール、非核三原則、日米安保体制、そういった基本的防衛政策を逸脱するようなものがもし中に入っていれば、それは自衛官としてふさわしくない行為と考えております。
それは私も責任を持ちまして、そういう雑誌も見ております」
と、論文のチェックをしている旨、答弁をしている。
平成16年の論文も、教育訓練局長がチェックをしなければいけなかった。それをチェックしていなかったということではないか。
浜田: 指摘されたことに関連しては、我々の方でそういった答弁をさせているにもかかわらず、その点、我々の中に報告がなかったということは、確かに今、チェックができていなかった。
この間の浅尾委員への答弁の中で言ったように、その点に関してはチェックされていなかったということだと思う。
藤田: 田母神氏の各役職への任命権者、論文発表時の届け出先、そして懲戒権者というものがあるが、田母神さんはすでに第6航空団司令、つまり小松基地の司令だったときに、すでに中部航空司令官に論文を出すとき報告していなければいけない。
この段階で論文を出していたかどうかは知らない。少なくとも統合幕僚長になって、今引用した平成16年の段階では、石川統合幕僚長に報告をしていなければいけない。
そしてこの段階で教育訓練課長は論文をチェックしていなければいけない。
そのチェックも報告もなかった。
この間の委員会でも問題になったが、去年の5月で『朋友』の5月号にこういう論文が出たということがあるわけだが、それが政府の方針と違ったということは認めた。
ということは、平成16年の段階でチェックをしていなかったということが一つ。報告がなかったというのが二つ。
そういったことがあったにもかかわらず、去年の3月に、この田母神さんを航空幕僚長に任命をしてしまったというのが三つ。
そして5月に論文を書いたがそれを見過ごしてしまったということが四つ。
四つのミスが続いているということは認めるか?
浜田: 任命当初の時には、これは今は人事の所でその辺の所は経歴の精査も含めて任命したと思っているが、今回の論文の件で我々のところに報告がなかった。その意味ではこれは、最初の『朋友』に関するチェック体制は確かに不備だったのかもしれないが、任命、そしてこの今回の論文に関しては、我々に報告がなかった一番最後の部分にはミスがあったとは思えないで、きわめてその点では遺憾に思うけれども、先ほど言ったように、事前のチェック体制の不備の部分と報告がなかったということは切り分けてよろしいとは思っている。
藤田: ミスという話しではなく、とくに専守防衛を逸脱するということは、これは明らかに政府の方針に反することだ。これをチェックしてこれが分かっていたならば、この段階で今回と同じ処分に該当したのではないか?
専守防衛に逸脱することを平成16年7月に言っている。しかも学校長として。
浜田: 防衛省としては平成20年10月31日に公表された田母神前航空幕僚長の論文の存在を認識して以降、同種のそれまでの部外への発表等の状況を確認する過程において、今回の『朋友』に論文があったことを認識したところなので、その意味ではその際に事前に10月31日の時点で我々が確認したことで、先ほど委員から指摘があったように、最初の部分というのは、学校長時代の件に関して知り得たのは我々の方にチェックができていなかったということでは、我々のミスだったと思っている。
藤田: 10月31日の時点で目に留まったのは、去年の5月の論文だけであって、4年前の専守防衛を逸脱した論文は見過ごしたということか?
浜田: そうだ。チェックができていなかったということは、見過ごしたということだ。
藤田: これは私連休明けの4日に国会図書館から取り寄せている。
で、この『朋友』というのは、見たらすぐに明らかだが、たとえばこの見出し、小見出しだが、たとえば、「えこひいき大作戦とおじゃま虫大作戦」「厳正な秩序と組織の能率は反比例する」、それから、「身内の恥は隠すもの」
とにかく見出し見ただけでこれおかしい。数年間のものでたくさんある。意図的に見逃した、たまたま出たのが去年の5月の論文が出てきたのでチェックをした、こんなもの、私ですら、あれっ? と思った。
専守防衛を逸脱する、なんてことが出ているわけだから、10月31日の段階でこんなもの全部チェックしなかったということは、大変な責任、怠慢ではないのか?
浜田: そういうものが発覚したので、我々としては今回航空幕僚長を解任したということだ。
藤田: その解任の理由の時は、平成16年の論文の専守防衛を逸脱したことは、この委員会を1週間ぐらいやっているが入っていない。
ということは、今回の懲戒免職をせずに定年退職にさせてしまったということは、10月31日発覚にもかかわらずこういったことをしっかり精査していないので、あのような甘い対応になってしまったといえるのではないか。
浜田: 今指摘のあった田母神前幕僚長を航空幕僚付きとしたのは10月30日以降、31日ということであるが、我々は今の話しも含めて安易な選択をしたのではないかという指摘があったが、我々としても今回の処置については30日以降航空幕僚副長が本人に対していろんな形で確認をし、そしてまたその中で一貫して退職する意思がなく、また懲戒処分を行うということになれば、審議を辞退する意思もなく、どのような規律違反に該当するのかについて徹底的に議論するとの意向を示した。
退職の期限というのがあるわけで、それが大幅に延長した場合でも来年の1月21日までの手続が終わる見通しが立っていない。
総合的に判断して、我々は定年退職としたところである。
基本的に隊員規律違反が生じた場合は、懲戒手続によって事実関係を十分に把握した上で、適正な懲戒処分により、厳正な対処について責任を持って判断しているところだが、今般の田母神前航空幕僚長の件については、本人から迅速な処理に協力が得られないで、退職の期限まで懲戒手続を完了することが困難であるという我々は判断をしたところだ。
藤田: 私の質問に答えてない。
いわゆる専守防衛を逸脱した行為については何もお咎めがない、ということか。チェックもしていなければ。
ということは、専守防衛を逸脱するということを防衛大臣は認めるということか。
浜田: 我々が今回把握した10月31日に、あの今回の論文懸賞について、今まで『朋友』の件は後から出てきたことで、とにかく今回の論文内容がきわめて不適切であり、また航空幕僚長としての地位にありながら、そういう論文を発表したということに対して重要な判断をしたわけで、そこで、航空幕僚長を解任したという重さが、我々としては重要なことだと思っていたので、その論文に隠して、即その場で判断したということだ。
藤田: ということは統合幕僚学校長が専守防衛を逸脱するようなことは規約違反ではなくて、そして後に分かってもそれは処分の対象にはならなかった。従って防衛大臣としては、専守防衛を逸脱したことを認めてしまったということか。
議長(北澤委員長): 防衛大臣は、先程来、統合幕僚長学校長が専守防衛に反する論文を書いていることへの質疑であるので、それに直截(ちょくさい)に答弁するように。
浜田: 常識的に考えて、専守防衛はこれまでずっと政府として掲げてやってきたので、それに対して不適切な発言を今回したと、今、委員の指摘であるが、それは極めて問題なことだと思っている。
藤田: 問題だと、知っていたのか知らなかったのか、公式には今やっと分かったといっているが、今分かった段階でどういう対応をするのか。
浜田: 退職の処分をしたので、今、この時点で新たな処分というのは考えられない。
藤田: それではやり得というか、辞めてしまえば後のことは何でも消すことはできないということになってしまう。
防衛省に確かめたところ、時間がないという懲戒手続の問題だが、いわゆる審議の進行権、どういうスピードでやるか、どの段階で審議の結審をするかというのは、懲戒権者に権限があるということだ。
今回の場合は浜田防衛大臣が懲戒権者として、どの程度時間をかけて、いつの段階でそれを決めるということは、浜田さん、あなたが決められたわけだ。
しかも平均で54日だから、1月末までに54日かけても十分審議ができるわけで、浜田大臣のその意思があれば十分懲戒手続が取れたはずなのになぜとらなかったのか。
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作者:とむ丸
更新日:2008年11月14日 23時9分
在日米軍基地なくしてアフガニスタン戦争、イラク戦争というのは戦えなかった
今日の参議院中継、外交防衛委員会での民主党藤田幸久氏の質疑を目にしましたので、ここに備忘録として載せておきます。
民主党藤田幸久: オバマ氏の大変な勝利の理由、また黒人初の大統領に当選したことについてアソウ総理はどう感じているか。
アソウ: オバマが勝った理由!? どうですかね? 何が一番大きな理由か? 僅差だったのが急になってきたのは、やっぱり今回の金融危機関連というのは大きかったのではないか。
共和党のこれまでやって来た政策ではない、ということで、たぶん、いわゆる中間所得層以下あたりがこの金融危機によって、住宅ローンというのしか表に出てきてこないが、ゼネラルモーターなんかを見ましても、経済が急激に悪くなってきているのがかなりの追い風になったかな? という感じがするけれど、ウォッチしているわけではないし、新聞情報はあまり信用していないし、何ともいえないけれど、今度の経済危機が大きな影響を与えたかな、という気がする。
藤田: 僅差だったのが大きく開いたということは別にして、全体の流れとして、オバマさんが勝った最大の功労者はブッシュ大統領という説がかなりある。
8年間のブッシュ政策に対する反発がアメリカ国内でいろいろあると思う。
冷戦終結後のアメリカの派兵例を資料として出している。
湾岸戦争、ソマリアの派遣、イラクの空爆、これは平成5年の2回と平成8年の3回がある。ボスニア・ヘルツェゴビナへの空爆、スーダンやアフガニスタンへの空爆、コソボの空爆、リベリアに派遣、ソマリアの空爆。その中に混じってアフガニスタン戦争、イラク戦争がある。
アメリカが派兵していたのは、空爆のようなヒットしてまた帰ってくるという形。地上軍を派遣して全面的に展開するのがほとんどない。二つの例外がアフガニスタンとイラク。
冷戦後、アメリカがかなり出撃をしているわけだが、このアフガニスタンとイラクというのは極めて特異性がある。
どんな特異性かというと、
まず、大規模な地上軍によってイラク全体、アフガニスタン全体に展開している。
それから占領政策をやっている。
イラクとアフガニスタンでは、誰が相手なのか、誰に対する戦いか、というのが不明確。
相手が不明確ということで、大量の民間人の被害が出ている。
WHOでは15万人、ランセットという機関では65万人。
アフガニスタンでは数年前は自爆テロが22人だったが、最近は数千人とか。
イラクとアフガニスタンのこの戦争のみ、自衛隊が参加している。
オバマ氏勝利の最大の功労者はブッシュ大統領というのは、このアフガニスタン・イラク戦争というものが、大きな影響をもたらしているのではないかと思っている。
ブッシュ大統領主導による戦争の功罪について、総理はどう認識しているか?
アソウ: 中近東の安定は日本にとって大きな意味がある。国際社会にはもちろん大きな意味がある。
イラクにおける相手はフセイン政権だったと記憶している。
安全保障上の諸問題があったことがひとつ。
アフガニスタンではアルカイーダというテロの問題だった。
こういったとき苦渋の決断をされたと思う。大きな犠牲を払って対応されてこられたのだと思ってる。
その間日本は当然のこととして連携を取りながら、主体的な立場から、国際社会での責任を果たしていかなければならないということから決断したと思っている。
イラク・アフガニスタンについて、今言ったような初期の目的が、テロとの戦いに参加していくという背景にあったと理解している。
藤田: 大量破壊兵器がなかったというのは国際的にも認知をされた事実になった。
テロリストの掃討というよりもそれ以外の形でのいろいろな戦闘行為が起きた。
先週の中村哲医師の話。
1人外国人兵士が亡くなるとそれにともなって100人の現地人の命が奪われていく
ひとりの市民が亡くなると、そのきょうだいが、自爆テロの潜在的要員として変わってしまう。
テロとの戦いが、結局誰に対する戦いというのが不明のまま、あまりに多くの民間人が犠牲になっているということに対する内外の世論が相当高まったのではないか。
この7、8年間、イラク戦争、アフガニスタン戦争における在日米軍基地の役割はずいぶんある。
たとえば、佐世保基地からの強襲揚陸艦エセックス、横須賀基地からの空母キティーホーク、イージス巡洋艦、三沢基地からのF16戦闘機、沖縄からの陸軍のグリーンベレー、海軍のシールス、海兵隊の第3 1MEU等が参加している。
クラスター爆弾の投下も、在日米軍より出撃した爆撃機等によってされている。
在日米軍基地なくしてアフガニスタン戦争、イラク戦争というのは戦えなかったという実態がある。
こういう実態があることについて総理の認識は?
アソウ: 在日米軍基地なくしてアフガニスタン戦争、イラク戦争というのは戦えなかったという指摘には賛成しかねる。
日本に駐留する米軍に関しては、日米安保条約の第6条に、あくまでも日本と極東の平和と安全の維持という目的のために日本に駐留しているのが大前提になっている。
今役割を果たしているということを考えた場合、在日米軍が構成する部隊とかまた艦船とか、その目的の達成のための役割というのが一番なのであって、それ以外の任務を有して移動するとか何とかということになるのだろうが、それは直接安保条約上の問題があるわけではないと理解している。
藤田: 日本を守るという初期の目的以外に、実態として、日米安保条約とは別に、米軍が日本から出撃をした後、アフガニスタンとイラクにこくした形で参加して、それがなければ成りたたないという形で、実態として在日米軍基地が結果としてそういう役割を果たしているというその事実についてはいかに認識しているか?
アソウ: 在日米軍を構成している部隊・艦船が日本を守るという目的達成の他に、いろんな任務を有して移動するとかいうことに関して、これがなければ成りたたないのかと言われても、それがなくても別な方法で成り立つ気もするので、これがなければ成り立たないという、そういう感じではない。
藤田: アメリカからいろいろ負担を求められているが、在日米軍基地、日米安保条約からすればこうだけれど、実態として、米国の大統領なり、政策決定者に対して、実態としてこれだけ結果的に役に立っているのではないか、と言えるのではないか。
そのことについては言えないか、黙っているのか。
アソウ: 在日米軍というのがあって、それによって極東の平和が保たれているというのが、最大の目的であって、その部隊が移動できたとういのは、他の基地からも移動できた、ということになる。
藤田: 日本政府はWar on Terro の訳を「テロとの“戦い”」ではなく「テロとの“闘い”」と変えている。
マスコミも他の国も「戦い」という言葉を使っているのに、日本政府だけが「闘い」を使っている。
これはなんか意図があって意訳ではないか。
“War” だから戦という字に替えるべきではないか。
河村: G8の宣言では“Fight against Terrorism” が使われており、この仮訳として使われている。
“War on Terro についての定訳はない。
普通、外務省等の公文書では「闘い」を使用してきている。
「戦い」という言葉は、武力を伴ったという意味合いが強い。
「闘い」の方は、日本をはじめとして国際社会が取り組んでいる法整備、国際協力関係の推進、あるいはテロを生む背景の諸問題の解決を図るための人道対策、貧困対策等々、幅広い意味合いが持たれている。
政府としてもテロとの闘い、この闘いの方も、わが国もとり組んでいることをより適切に表現している、と考えている。
藤田: そこですり替えがあると思う。
あくまでも、不朽の自由作戦とか、戦いである。
われわれ民主党が主張しているように、テロ根絶というのは、そういう総合的な対応が必要だといっているわけでだが、実態とすれば、不朽の自由作戦の中で日本政府は参加してきているわけだから、ごまかさないで、そういうものに日本の自衛隊が参加してきたということは、やはり区分けをしてこれから対応してほしい。
(いちおう、備忘録としてここに書いておきます。なおこの後、文民統制問題に移るのですが、長くなりましたので、また明日にでもアップします)。
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作者:とむ丸
更新日:2008年11月13日 23時44分
文字からの情報には堪えられない人
今日、おもしろい人と話をしました。
年の頃は二十歳前後。
漫画が大好きで自宅には1,000冊ほど持っているのだとか。
それも背景まで緻密に書き込んでいるものが好きだ、という話し。だから、1コマや4コマのマンガには興味なし。
ストーリーは二の次。
まず、絵ありき。
「だから子どもの時から絵本はあまり興味がなかった……字が多いから。
絵本でも字の少ないのが好きだった……」
個性なんだあ、と驚きながら、現実にそうした感性の人がいるのだ、と実感。
以前、少女漫画はみな同じ顔しているから見分けがつかなくなって話しがこんがらがって分からなくなるから、男の子のマンガばっかり読むの、といった女子中学生の愛読書が“こち亀”でした。
そんな子の感覚ともまた違います。
小説は2、3行読むと堪えられなくなるのだそうです。
字面からは情景が想像できないらしい。
ニコニコして柔和な顔立ち。
じゃあ、学校時代、たとえば数学の式の計算などはあまり得意じゃなかった? と私。
(はっきり言って、苦手だったと思う)。
ええ、という返事。
私: で、図形はどうだった?
空間図形なんか、けっこう分かったんじゃない?
(式で答えを導き出すのがどこまでできたか知りませんが、頭の中のスクリーンには図形が浮かび上がったかもしれません)
ええ、図形の方がまだ好きでした。
と、そんな具合に会話が進んだのですが、世の中には本当に色々な人がいます。
けっして広くはない家で、1,000冊のマンガに囲まれて過ごす……そのマンガも、背景が緻密に書き込まれた、彼の美意識に適うものでないといけない。
ふふふ~む。
そうした人が、こんな字がずら~りと並んだブログを読むことはないよなあ、とちょっと嘆息。
視覚から訴えるにしろ、内容が問題です……むずかしいですね。
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作者:とむ丸
更新日:2008年11月12日 22時31分
内閣支持率とか定額給付金のこととか
世論調査も、メディアによってこれだけ違うのかと思った最新の内閣支持率。
支持する 支持しない
NHK ↑ 49% ↓ 40%
朝日 ↓ 37% ↑ 41%
TBS ↓ 47.1% ↑ 50.6%
日本テレビ ↓ 43.7% ↑ 38.3%
(矢印は、前回調査と比べて、↑ 上昇、 ↓ 下落)
と、NHKと他のメディア3社がまったく反対の結果を出してます。
私など、まだ支持がほとんど40%を越えているのにびっくりします。
まあ、多数決で考えると、支持率は下落傾向にあるということになりそうですが。
右派の方々待望の麻生太郎首相ですが、いざ首相に就任してみると、従来の右派の主張に反する判断をしたりして、けっこうその方面の支持も失っているのかな、とも考えましたが、どうでしょうか。
そんな人たちは、麻生首相に失望した分、田母神氏の行動に溜飲を下げているかもしれませんね。
あるいは「嘘も方便」で、村山談話を踏襲すると公言したのは首相の本意ではない、と見てたりする人もいるのでしょうか。
参院に招致された田母神氏は懲戒処分も厭わなかったように抗弁して、いちおうそれなりの美学を貫いたようですが、まあ、今ならいくらでも言えるというものです。だって、もう定年でリタイアしてしまったのでしょ? 確か3日付で。
6,000万の退職金も、政府は自主的返納が望ましいと言ってますが、そんなことするわけないでしょっ。
そんな風に、潔癖なほど己の身を清く保つ人だったら、怪しげなアパグループの元谷氏などと付き合うわけない、と思ってます。
自主的返納といえば、合計2兆円に上る給付金のこと。
金持ちは貰う必要ないとか、金持ちにはやりたくないとか、侃々諤々の言い合いの末に、結局、高額所得者は辞退してください、ということになりましたね。
自主的返納とか受け取り辞退とか、なんだか妙な方向で決着をつけるものです。
で、この給付金については、
NHKは、
大いに評価する 9%
ある程度評価する 29%
あまり評価しない 34%
まったく評価しない 23%
朝日は、
必要な政策だ 26%
そうは思わない 63%
と、いずれも給付金に疑問を持つ人々が圧倒的に多いことを伝えています。当然ですよね。
公明党も学習しないなあ、地域振興券のことを忘れたのかしら。
いや、忘れてはいない。逆の方向で学習したのだ、という話しもどこかで耳にしました。
つまりチケットにして使えるところが限定されていたが、学会系列のお店ではちゃんと使えて、学会の懐は潤ったのだ、とか。
ほんとうかしら。
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作者:とむ丸
更新日:2008年11月11日 23時28分
いったい医療はどうなっているのか。
医療崩壊が叫ばれて久しい。
私の記憶では、たしか30年以上も前にも問題になりました。
でも、今の医療崩壊と呼ばれる状況は、当時のものとは比べものにならないような気がします。
当時問題になっていたのは、救急医療と小児医療でした。
その頃の事情が、わが家の子供が繰り返し読むのをせがんだ絵本『きゅうきゅうしゃのぴぽくん』にもうかがわれます。
休む暇もなく働きづめのぴぽくんは、くたくたでも「へこたれて なるものか」とがんばるのですが、「うるさくて ねむれないじゃないか」と文句を言われ、病院に行けば、「まんいんです。となりの まちの びょういんへ はこんでくさい」といわれる始末。
でもいつも、わんぱく坊主のマサシくんがぴぽくんを応援してくれてました。
ある日、マサシくんが交通事故にあってぴぽくんはけんめいに病院へ運ぶのですが……
で、結局、働きすぎて汚れて傷だらけになったぴぽくんは孤独感を強め、「ああ、もう はたらくのが いやに なったな」と呟くのですが、元気になったマサシくんが、ぽぴくんの絵を描いて幼稚園のみんなといっしょにお礼にやってくるのです。
どういうわけか、子どもはこの本が好きでしたね。
ぴぽくんのことを気にして、マサシくんのことも心配して、最後にはほっと安心するからでしょうか。
当時も、救急車が病院をいくつも断られたというニュースが大きく取り上げられてました。
横浜という都会住まいだったせいか、子どもの病気で通院するのは一苦労でした。内科であれ耳鼻科であれ歯医者であれ、個人医院でも半日以上、一日がかりの仕事でした。
“3分間診察”という言葉が批判的な文脈で盛んに使われましたが、足の踏み場もない満員の待合室でひたすら診察を待ち続けるのは大変でした。
で、当時から、夜中に子どもを診てくれるところがない、と問題になってました。幸いにわが家の子どもはそこまで重症だったことはないのですが。
その後、町の小児科が消えていくという話しになって、今では産科ですね。
夫婦ふたりの両親を看取り終わって20年近くなります。
夫の叔父・叔母の世話で病院とも縁が近くになってびっくりすることは、とにかくあちらの病院もこちらの病院も、診療科がガラリと変わってしまったこと。
中規模の総合病院が、いつの間にかリハビリテーション病院に変わっているのはしょっちゅうのことです。
もちろんリハビリテーション病院は重要ですし、身体の機能を失いかけた人にとって最後の砦のような所。
しかしあまりの様変わりに、やはり驚いてしまうのも事実です。
いったい、日本の医療はどうなっているのでしょう。
日本の医療政策のどこがどうなっているのでしょうかね。
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作者:とむ丸
更新日:2008年11月10日 23時54分
安心して子供を産めること
少子化、少子化、と騒ぎながら、子どもを産むことも育てることも難しくなるばかり。
「国は医師不足対策として、地域の拠点病院に産婦人科を集約させているが、対応には限界があり、出産する場所が ない『空白地域』が広がっている」
「女性が安心して出産できるようにするためには、助産師をもっと活用すべきだ」
「国や自治体の取り組みとして、助産師の増員や研修の充実を図ったり、病院の中に助産施設を設けるよう促して、助産師と医師の連携を強化すべきだ」
などと、社民党が提言をまとめたそうです(今日のNHKニュース)。
これには思わず拍手。とても大事なことだと思います。
私が出産を経験した30年以上も前の時代に、特に都会ではすでに助産師さんの役割はかなり小さなものになっていたようです。
でもその頃地方にいた友人の中には、助産院で出産した人もいました。
もちろん彼女たちは妊娠中から助産院に通い、母体の健康を維持するために、またお産をなるべく正常に楽にすますために、ラマーズ法等いろいろな指導を受けていました。
詳しいことは忘れましたが、その話しを聞きながら、都会で病院出産をすませた私は、ちょっとうらやましかったものです。
それでも子どもの1人は助産婦さんのいる病院で産みました。
幸い正常分娩だったので、たとえば会陰切開をせずに産後の回復が早く楽に過ごせたのも、助産師さんのおかげでした。
そんなこんなで社民党のHPに行ってみると、びっくり。
4月からの改正医療法第19条の施行で閉鎖を余儀なくされる助産院が数多く出る事態になっていたのだそうです。
従来は助産院を開業するに当たっては嘱託医を定めるだけでよかったのが、改正によって助産師個人の努力として産婦人科医と産科病院の確保が義務化されて、医師や病院の承諾がないと開業できなくなったわけです。
病院でさえ産科医師の確保が難しいこのご時世に、なんとも時代に合わない医療法ができたものです。
ちなみにかつて私が助産師さんの介助で出産を経験した総合病院のHPをのぞいてみると、なんとまあ、ご多分に漏れず、すでに産科は診療科目の中には見あたりませんでした。
少子化という危機感を煽り、少子化担当相までつくりながら、国民の皆さんにお金をあげましょう、特にお年寄りと子どもたちには多めにあげましょう、というぐらいのことしかできない。
次の世代を育てるためには愛国心を叩き込みましょう、ぐらいのことしか思いつかない(?!)
与党の女性議員はいったい何をしているのか、ちょっと不思議です。
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作者:とむ丸
更新日:2008年11月9日 22時39分