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トップ > ポリシー > ポリシー - 人気ブログ(Blog)検索結果詳細 (2008年12月3日 11時)

ウィルコムとドコモがMVNOで提携って言う話。

と言うことで、例によって変な話こと、日経新聞一面で報じられた「ウィルコムがドコモ網を使って3G参入」の一言。 元々この話については、私自身、XGPは必ず失敗する [1]、ドコモMVNO条件公表 [2]の二回にわたり、主張してきたことです。XGPの立ち上げには必ず相当な時間がかかるはずで、一方でドコモがMVNO向けのネットワーク開放に向かう流れ、これはどう考えても、XGPの本格立ち上がりまでの間、ドコモ網を借りるのが一番いいのではないか、と言うこと。 特に、誰かさんみたいにiモードのプラットフォームまで貸せ、なんていう話ではなく、純粋にデータパイプとしてドコモの3G網を利用する、と言う話ですから、もめる問題もほとんどありません。また、PHSエリア内はむしろ積極的に自社網を使う動機のあるウィルコムが使うことは、ドコモからとっても非常にメリットのある話なんです。 と言うのは、つまり、ウィルコムがMVNOとして利用する条件と言うのは、(大部分の利用が)ウィルコムのエリア外、つまり、郊外や山間に限られる、と言うこと。これは端末の作り方やユーザとの契約条件にもよるでしょうが、ウィルコムにとって見れば、都市部ではPHS網を使ってもらったほうがコストは当然安く済むわけですので、都市部ではPHSの利用を促進するような端末・契約となるはずです。実際私自身、PHSでも場所がよければ500kbps程度出ることは確認しましたし、山手線内側くらいに限れば平均しても300kbpsくらいは余裕。このくらいの速度なら、大抵の用途には不自由しません。なので、都市部ではこっそりPHSになっちゃってる、と言う端末にしちゃってもいいわけです。 となると、ドコモ網が積極的に利用されるのは、ウィルコムが圏外となるようなかなりの田舎。こういう場所は元々トラフィックはスカスカ。ドコモにとっては、単にエリアを維持しているだけで(コスト対トラフィックで見れば)全くの無駄な投資にあたる部分。しかし、こういった部分が、ウィルコムユーザの補間目的でぐんぐんとトラフィックを計上するようになれば、施設と周波数の有効利用という面ではきわめて大きなメリットです。もちろん、そういった部分で吸い上げたトラフィックはそれに見合う売上としてウィルコムから受け取れるわけです。 と言うことで、ウィルコムから見れば、「ドコモと同じエリアにまでサービスエリアが広がり、なおかつ、カタログにはHSDPAの最高速度7.2Mbpsと言う数字を書ける」と言うメリット、ドコモから見れば、「辺境の遊休施設を有効活用して売上に転換できる」と言うメリット、それぞれがあるわけです。どちらから見てもこれはメリットの大きい話なんですよね。 3G他社に比べれば圧倒的に充実したエリアを実現しさらに拡充しているドコモですから、今後は他の事業者相手にも似たような案件を進めていく可能性はあると思います。ただ、モロに競争相手のau、ソフトバンクには心情的な抵抗があるでしょうね。また、当然ながら大喧嘩したイーモバには心情的抵抗もあるでしょうし、地方のエリアがまだまだ狭いイーモバに網を貸してしまうと予想外に網を圧迫する可能性がありますから、慎重にならざるを得ないかもしれません。とりあえず話を進めやすいのは、競合になりにくくかつそれなりに充実したエリアを持つ事業者、つまり、日本通信やウィルコムだった、と言うことかもしれません。 一方、私自身としては、強く主張しておきながらナンですが、まさか本当にやるとは思わなかった、と言う気持ちもあったりします。それは、前の一言でも書きましたが、やっぱりウィルコムって「超高プライド集団」なんです。「無線事業やってる自分らがなんで他社の無線網を借りなきゃなんねーんだよ、他社に頭下げるくらいなら自分で作ってやんよ!」ってくらいプライドが高いわけです。よもや、こんな話が進むとは思えなかったんですよ。 過去にもこのプライドのせいで機を逃してグダグダになったネタは山ほどありましたし、今の落ち目な姿も、無駄なプライドが招いた惨禍といってもいいくらい。プライドを捨てて柔軟な対応を進めていけば、こんなに惨めな状況にはなっていなかったはずなんですね。だから、今回のこの千載一遇のチャンスも、プライドに邪魔されてみすみすとりのがす事になるだろうなぁ、とぼんやりと思っていたわけです。 と言うことで、今回の件は意外だけどめでたい、と言うことです。もちろんまだ何かを合意したり具体的なサービスを作ってるわけじゃないよ、と言うお決まりの否認文句付きではありますが、日経一面でこれだけぶち上げるわけですから、日経としても本気で当てにいったネタであることには間違いなく、水面下で何らかの話が進んでいるのはおそらく事実でしょう。どんなサービスになるのか、期待したいですね。 と言うことで、ウィルコム3G参入かも、の一言でした。でわ〜。 [1] http://www.phs-mobile.com/?p=369 [2] http://www.phs-mobile.com/?p=384

作者:himajin

更新日:2008年12月3日 21時20分

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!?

なんか変な話でてきたー。 今日はめんどいからまた日を改めて。

作者:himajin

更新日:2008年12月1日 21時47分

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WILLCOM 03のワンセグ

WILLCOM 03のワンセグ。あんまり使わないから思わず忘れちゃいそうになったりしましたが、使ってみると、意外といいですね、コレ。ってことで、今日は03とワンセグな話。 で、話をさかのぼらせちゃったりします。もう2年以上も前になるんですね、W-ZERO3[es]が発売されたのって。あの当時、携帯にワンセグってのが徐々に普通の機能になり始めていて、おそらくウィルコムとしてもそろそろ対応しなきゃまずい、ってことになったのだろうと思うのですが、[es]発表と同時にワンセグチューナも発表されました。 で、おばかな私はホイホイと買っちゃうわけですよ、そのワンセグチューナを。形としては、[es]の背面にぴったりとはまるように整形された、まさに専用品のチューナ。せっかく専用品なんだから、と思わず。1万5千円くらいしましたか。今思えばなんと言う無駄遣い。 と言うことで、届いたワンセグチューナを早速試してみて、もう、絶望した。文字通り絶望した。なんつーか、映らないんですよ。テレビが。自宅で。デジタル放送のエリア外とかそういう話じゃないんです。なぜなら、同じ場所で携帯のワンセグは全く問題なく映るわけで。なんつーか、すさまじいまでの低感度。チューナと本体の間に金属板ないしはアルミ箔などの防電磁装備をすれば改善するなんていうウワサも信じていろいろやりましたが、自宅2階のベランダでようやく受信可能、と言うレベル。 もうZERO3のワンセグは信じない、と心に決めたのです。そういうわけで、アドエスのワンセグチューナにもぴくりとも反応しませんでした。どうせうつりゃしねーよ、と。 で、WILLCOM 03が手元に来ました。ワンセグなんて正直どうでもいいと思っていたんですよ。おまけでついているなら、ひょっとするとたまに昼休みにでも使うかもな、程度で。 ところが、ある日何気なく自宅で使ってみると、バリバリに映る。全然よゆー。なんか、ふつーに使えるレベル。多分採用しているワンセグチップが変わったとか何とかの理由もあるんでしょうが、やっぱり最初からワンセグ視聴を前提に設計してあるんだなぁ、と思った次第。 車で時速60km/h以上で走行していても全く乱れないわけで、これまで、カーナビについていたアナログテレビではぐちゃぐちゃで見られなかったようなときでも、きれいで鮮明なテレビを見ることが出来る。なんか、結構役に立ってますよ、これ。 と言うことで最後に03のワンセグに要望。その一。データ放送に対応してくれー。デジタル放送の最大のメリットであるデータ放送に対応しないのは、本当にもったいない。データ放送経由でパケットアクセスがあればARPUも向上するわけですが、ここに気づかないのか気づいて手無視しているのか、経営的視点で見ても非常にもったいない。もう一つは、録画に対応してくれー。深夜番組を録画しておいて通勤中に見る、なんていう使い方は、いまさらくどくど説明するまでもないワンセグ利用法の王道。デジタル放送はコピーコントロールの関係でそのままメモリカードに転送できないことが多く、携帯端末で録画番組を楽しもうと思ったら本体で録画するしかないのが大勢。本体で録画できないのでは、ワンセグの魅力の結構な部分をそぎ落としてしまっているわけです。 これらは単純にワンセグソフトであるところのStation Mobileが対応していないのが大きいと思うんですよね。だって、ワンセグチップのデータポートから出てくるビット列は同じはずなんだもん。ハードの都合と言うよりは、完全にソフトの都合。今からでもがんばって出来ないことはないと思うんですけど。処理能力に問題があると言うなら、例えばデータ放送画面を開いたらTV画面は1fpsくらいに落とすとか、録画中は画面表示をしないとか、いくらでも工夫のし様はあるはずなんです。 と言うことで、意外と使えるけど、一般の携帯ワンセグに比べるとまだまだな03のワンセグについての一言でした。でわー。

作者:himajin

更新日:2008年11月28日 21時1分

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今日のウィルコム081126

以前TrayMeterの結果も見てみたい、と言う要望がありましたので、ご紹介。 昔の8xとか見たいに、加速していく段階が、階段状にきれいに見えるようなことはなく、じわじわっと加速していく感じですね。 おそらく、下の変調方式からエラー率を見ながら徐々に高速な変調方式に切り替えていく、と言うようなアルゴリズムになっているのだろうと思います。ただ、やっぱり瞬間的な「ダンマリ」はありますね。1ドットが0.5秒なのですが、0.5秒以下くらいのダンマリはやっぱりチョコチョコと見えます。 また、どうも、スロットの立ち上げは1つずつではなく、ある程度まとまったデータがインターネット側から降ってくると8スロットが一斉に立ち上がっているように見えます。そう考えないと説明がつかないような急加速が、何度かの試験のうちに散見されました。この一斉立ち上げがどういう条件で起動されているのかはわかりませんが、これもTypeGになってからの特長といえそうです。 と言ったところで本日はこれにて。

作者:himajin

更新日:2008年11月26日 21時11分

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KDDI大苦戦?

KDDIの純増数の伸びがこのところ落ちていて、携帯電話業界最下位という憂き目にまで遭う始末、いよいよKDDIは大苦戦というところなのではないか、というような雑誌記事をよく見ます。何かにつけ、KDDIは一人負け、という趣旨の取り上げられ方をするわけです。 確かに、純増数はかなり鈍っています。数年前のウィルコムの純増数にさえ届かないような状態がここ半年ほど続いていて、加入者数という一方からの判断としては確かに勢いを失っていると見られても仕方がありません。 他方の見方としてARPUを見ることも出来ます。これについても、競争の激化で確実にARPU低下の一途をたどっています。データ通信費用定額化の波は確実に業界に押し寄せていて、さらにはその料金の低価格化も今後大きな流れとなってくるでしょう。この流れの中でARPUを上昇させるのは実質不可能に近いとさえ思われます。 加入者数は増えない、ARPUも下がる、これは、ウィルコムと同じトレンドを10倍にして再現しているだけに見えます。そういう見方をすれば、確かにKDDIは不調なのかもしれない、と誰しも思ってしまうでしょう。 しかし、私は全く違う見方をしていたりします。おそらく今業界でもっとも成功しているのはKDDIだと思うんです。ソフトバンクが自滅覚悟の攻勢をかけ、草刈場となりかねないドコモが反撃する、そういった戦いの中で、KDDIだけはただ淡々とサービスを提供し高い評価を維持しています。一見華やかなコンシューマスマートフォン市場に参入しないことも、そもそもスマートフォンがコンシューマ向けビジネスとして不要、と切り捨てているだけに過ぎないと見えます。 このことは、決算短信などを見てもわかります。特に重要なのが、事業別の損益。通信事業(通話通信料)と附帯事業(端末販売)のバランスを見ると、例えばソフトバンクは通信事業の赤字を附帯事業の黒字で補う、という関係であるのに対して、KDDIは全く逆、附帯事業の大赤字を通信事業の大黒字で逆転して営業利益を上げています。ドコモはKDDI寄りの中間、附帯事業はやや赤字、通信事業がそこそこの黒字、という関係。 携帯電話事業者の本業は、いうまでもなく通信事業です。だからこそ端末販売という事業はあくまで附帯事業として枠の外に置かれているわけです。本来は、この附帯事業の売上がゼロでも成り立つのが通信事業なんです。そういう視点で見ると、そもそもソフトバンクは完全にアウト。そしてドコモよりはKDDIの方が通信事業の利益率は上。純粋な通信事業者としては、実はKDDIが一番上手く行っているわけです。 こういう事情があるので、ソフトバンクはとにかく新規加入を取り端末を爆発的に販売し端末販売粗利を取りに行かなければなりません。その結果として加入者数の増加という数字に表れているに過ぎません。逆にKDDIは、新規加入というのは附帯事業の赤字を増やすだけの無駄な存在。現状の加入者数で十分すぎるほどの利益が出ている以上、本来は新規加入なんて必要ないんです。それよりも、現状顧客の満足度を上げるほうがよほど重要な仕事。だから、赤字を増やすだけの端末販売(=新規獲得)を抑え、その分をネットワークに投資しています。 そもそも携帯電話の保有数が総人口に近づき、アクティブな年齢だけに絞ればおそらく普及率は100%を超えているはずです。理屈の上では加入者が増えるわけがないんです。加入者が増えないことを当然のこととして受け入れてその上で事業が成り立っているKDDIと、2台目だ3台目だM2M需要だといってとにかく回線数を掘り起こしわずかな収益に対して無駄な費用を垂れ流すドコモやソフトバンク、どちらが成熟した企業であるかは一目瞭然と言えます。 もちろん、「成熟した」というと聞こえがいいけど要するに「成長をやめた」ってことだよね、と言われると、確かにそうなんですが、最近の乱売競争を見ているとむしろ私は「このへんが一旦立ち止まる潮時じゃね?」なんて思っちゃうんですよ。もちろん、ドコモみたいに乱売を続けながらも技術革新を起こせる無敵のプレイヤーはいますけど、それ以外は、やっぱりここいらで(加入者数競争的には)立ち止まって、手持ちの駒(インフラ、技術、加入者数)を使って何が出来るかを考える頃だと思うんですよ。その根拠はやはり普及率が実質100%を超えたこと。 携帯電話の持つ機能がほとんど横並びとなった今、純粋な機能論で言えば2台目の携帯電話は必要ありません。ほとんどの場合、2台目が必要とされているのは、エリアや料金、つまり「品質とコスト」が理由です。しかし、品質とコストは、きっちりと投資していけば必ず改善します。ほとんどの2台目携帯が必要なくなるのは単に時間の問題なんです。 つまり、私としては、この100%を実質超えたであろう今こそ、きっちりと投資を行い、1台目携帯の席を譲らない算段を始めるべきとき、と思うんですね。そういう意味では、加入者獲得に無駄な資金をばら撒くより、投資にまわしているKDDIは、数年後にはまた大きく注目される携帯キャリアになるのではないか、と思ったりします。 と言うことで、何かと苦戦と言われるKDDIですが、私は苦戦していると言うよりは「あえて目立たず臥して時を待っている」と言うように見ています。証券化した不動産の買戻しなど財務強化も進めていますし、これほど「わが道を行く」でしかもしっかりと顧客満足1位を取れているのは、ある意味すごいことだと思ったり。一番「苦戦」と言う言葉から遠いところにいるキャリアじゃないかなぁ、と思う次第です。と言ったところで本日はこれにて。

作者:himajin

更新日:2008年11月21日 21時46分

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