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トップ > 天気 > 天気 - 人気ブログ(Blog)検索結果詳細 (2008年11月23日 12時)
宿命のライバル
学会から無事帰還し、いつもどおりチャリでラボに向かう私。大学構内の見慣れた景色に、ふと違和感を感じる。 
違和感の正体はこれ↓ 
疲れた眼を癒してくれる(^_^)このどぎついピンク色の噴水。実は、宿敵 UC Berkeley (Cal) とのカレッジフットボールの試合が今週末に迫り、学内あちこちでいろいろと盛り上がっているイベントの一つ。
一応、Stanford の College color である Cardinal red のつもりらしいが、どこからどう見ても、ショッキングピンクにしか見えない。
ちなみに、いつもはこんな感じ。ライトアップではなく、水そのものの色がピンクというのがすごい。 
数年前、初めてこれを見たときは、赤潮でも発生したのかとかなり驚いた。昨年紹介したマスコットといい、このピンク噴水といい、この大学のセンスに一抹の不安を覚えるのは私だけだろうか。
この試合、あまたあるカレッジフットボールの試合の中でも、固有名詞で「Big Game」と称されるほど歴史のあるものらしい。1982 年の Big Game における試合終了前4秒の大逆転劇は、これまた固有名詞で「The Play」と呼ばれている。私が学部生の頃にも、宿命のライバルといわれた京大と関学のアメフトの試合、いわゆる京関戦は年に一度のビッグイベントだったが、こっちは盛り上がり方が桁違い。現役学生からOBに至るまで、多くの観衆が押し寄せる。
人が集まれば、それに付随したイベントも多々行なわれる。例えば、Big Game に先立ち、今週前半に Blood Drive、いわゆる出張献血が大々的に行なわれた。その宣伝看板は、こんな感じ。 
「この試合、きっと血を見ることになるだろう。」 -スタンフォード血液センター 
「奴らに敗北を、我々に血を。」 -スタンフォード血液センター
日本赤十字センターも、これくらいのユーモアがあって良いんじゃないかと思う。
作者:ポリ
更新日:2008年11月22日 7時39分
称号
学会が明日から始まるにも関わらず、まだこうしてラボでお仕事している私。とはいえ、いつもなら出発数時間前にならないと出来上がらないポスターは、「ぎりぎり君」の私にしては珍しく、今回は出発2日前に既に完成済み。
えらい。
一昨日刷り上ったポスターを見て、ラボの連中も、
"It is your personal record, isn't it?"
と口々に褒めてくれていたところ(^o^) ボスが血相を変えて部屋に入ってきた。
ボス:Sのポスター作り、手伝ってくれない?!
え? Sは前日に一足早く DC に発ったはずでは?
ボス:ポスターできてないのに、なのよ(-_-#
S、出発までにポスターが間に合わず、内容についてボスの同意をまだ完全に得ないうちに、現地で印刷するつもりで出発したとのこと。それだけでも無謀なのに、E-mail で送られてきたドラフトは間違いだらけで大幅な変更を要するだけでなく、結局現地ですぐに印刷できるところが見つからないという体たらく。
残りの二日で余裕を持って学会準備をする目論見は無残にも崩れ、昨日一日、激怒するボスに付き合って、Sのポスター直し。
ボス:Thank you so much without getting upset.
まあ、皆で激怒してても、話が進みませんし。早く自分の準備に戻りたいですし。
時々Sと電話でやりとりし、昨日の夜、なんとか完成。
S:I'm sorry for this last minutes work.
違う。
「ぎりぎりに終わって」こその「ぎりぎり君」である。終わらなければ、ただの困ったちゃん(-_-#
「ぎりぎり君」の称号は、誰にも渡さん(-o-)
---------------------
という訳で、今から飛び立ちます。次回はお休みです。
作者:ポリ
更新日:2008年11月15日 8時37分
体調管理
業務連絡:11月15日(土)、第3回 BrainHackers in DC を開催します。心当たりのある方は(^_^) お好みのやり方で(^o^) 私かフジーさんに御連絡ください。
という訳で、今週末から Washington DC で行なわれる学会で発表するため、今頃になってポスター作製に余念のないポリ。 相変わらず「ぎりぎり君」なのだが、こうも年中だと、最近誰もからかってすらくれない(;_;)
昨年はホテルでえらい目に遭ったので、今年は学会で用意してくれるホテルを予約した・・・かったのだが、「安くあげろ」というボスの圧力に屈し、結局また性懲りもなく、自分で探した安いホテルを予約。
もう、どうなっても知らん。
この学会、いつも土曜日の午後から始まる。一泊分の宿泊費を浮かすために、毎回 Red-Eye (深夜出発・早朝着の便)を利用することにしているのだが、今回はなかなか都合の良い安い便が見つからなかった。
結局、行きは 2-stop。いったん Los Angeles に南下した後、更に Chicago で乗換えという意味不明なスケジュールに。
ボス:そんな強行軍で、翌日の発表大丈夫なんでしょうね?
誰のプレッシャーのせいだと思ってるんですか。
陸上部に所属していた大学2年の時のこと。毎年夏に行われる七大戦の、この年の舞台は北海道。
問題は京都からの交通手段である。試合直前の体調管理を考えれば、選択肢は飛行機しかないはずなのだが、そこはそれ、貧乏な大学生であった我々部員の大多数が選んだのが、舞鶴-小樽間のフェリー。なにせ、運賃が5倍近く違う。
飛行機なら2時間弱の行程が、フェリーだと足掛け2日 <この時点で既に心は試合後の北海道旅行(^o^)
フェリーは当然、雑魚寝の2等船室。船中特にすることもなく、退屈していたところ、
「本日7時より、船内カラオケ大会開催!」
のお知らせが。ほんとは出たくなかったのだが(^o^)、先輩に命令され、締切時間ぎりぎりにエントリーした。
さて、本番。ステージ完備のかなり広いホールで開催されたのだが、いつになっても呼ばれないので、申込みが遅すぎたかなと半分あきらめかけていたところ、10人目が歌い終わったところで、
司会者:さて、これで終了の予定でしたが、実はもう一人、『どうしても歌いたい』と直訴してきた方がいらっしゃいます!
・・・そんなこと一言も言ってません(-_-;
司会者:それでは、本日有終の美を飾るのは、アルフィー「星空のディスタンス」!!
スモークの中からスポットライトを浴びて出てくる、ポリ君(^o^)
先輩も同輩も、客席最前列で大爆笑(-o-;
賞品もいただき、気分は良かったが、歌にエネルギーを使い果たし(^_^; 体調はぼろぼろ。試合会場についた途端、先に飛行機で現地に着き、レースのための調整をしていたキャプテンに大目玉を喰らった。
キャプテン:試合直前に、フェリーで、しかもカラオケ大会で賞品? お前、一体試合をなんだと思ってる(-_-#
本番前の体調管理は大切、というお話 <18年経っても 反省の色なし
作者:ポリ
更新日:2008年11月12日 5時48分
願いを込めて
アメリカの次期大統領がオバマさんに決まり、この国で研究に携わる人間はひとまずほっと胸をなでおろしているに違いない。なにせ、この8年間、あの軍事にしか興味のないお莫迦大統領のせいで、研究予算は据え置き、つまり実質上削減を余儀なくされてきたのだから。
もちろん、金さえあれば良い研究ができるというものでもないことは百も承知だが、スタートラインに立つことすら難しかったここ数年の状況は、徐々に改善されていくだろう。
ここでいう「改善」とは、純粋に研究予算のアップのことである。基礎研究重点化を大学院生やポスドクの数を増やすことで遂行しようとする国もあるが(^_^; 政策として基礎研究を重要視するなら、人を増やすんじゃなくて予算を増やすこの国のやり方がまっとうなやり方だと思う。
だいたい研究者なんて、自分で言うのもなんだが、そんなにたくさんいてもしょうがないと思う(^_^) 「末は博士か大臣か」なんて、数が少ないから褒め言葉になるのであって、数だけ増やした結果、あちこちで不要論だの救済策だのいう話が持ち上がっているのは周知の通り。
別に「ポスドク1万人計画」があろうがなかろうが、私は研究者を目指していただろうし、人数が多かろうが少なかろうが、生き延びる人間は生き延びると思うので、かつての国の政策に文句を言うつもりはまったくない。というか、国の政策と自分の進路に直接の関係はない(間接的な影響はあるかもしらんが、あまり興味がない)。
ただ、ノーベル賞大量受賞のあおりで、もし仮に再び基礎研究重点化が叫ばれるとしたら、客観的に見て、人を増やすという選択肢はいらない。
好景気・研究重視 → 予算アップ
不景気・研究軽視 → 人員削減(大学院生・ポスドク新規枠削減)
これならなんとかなるが、
好景気・研究重視 → 人員増加
不景気・研究軽視 → 予算削減
これがどういう結末を招くかは、想像に難くない。
時に底辺拡大が重要であることは否定できないが、こと研究者に関しては、底辺を増やすことが研究の活性化につながるとは思えない。底辺は底辺。 <お前が底辺じゃ、というツッコミは甘んじて受け入れます m(_ _)m
とはいえ、アメリカの研究環境にしても、この不景気の中、今から直ちに良くなることは期待できない。他に何かこの業界でうまく生き延びる方法はないだろうか。
そういえば、うちのボス、一昨年生まれたお子さんに
「Grant」
と名づけてから(実話)、急に金回りが良くなったような気が。
しまった。うちの次女にも
「じゅり」
とか名づけるべきだったか。・・・候補にあったんだよな、マジで。
作者:ポリ
更新日:2008年11月8日 11時48分
長丁場
マラソンや駅伝の中継もそうだが、開票速報ってどうしてこれほどまでに観る者を惹きつけるのだろうか。
うちのラボでも、さっきからずっとネットニュースが音声付きで流れている。結果だけを知りたければ、明日ニュースを観れば良い訳だが、どうしても最初からプロセスを追いたくなるのは私だけではないようだ。
ああ、開票速報のような研究がしたい <なんのこっちゃ
作者:ポリ
更新日:2008年11月5日 11時53分
スクープ!
え?
まさか?!
な、なんと!
あのポリが帰ってくる!
11月下旬、緊急来日決定! 更に、日本四大都市ツアー敢行!! チケット売り切れ間近!!
四大都市とは、もちろん、京都・名古屋・東京・山形(^o^)
すんません 、ほんま、すんません m(_ _)m ただの一時帰国です(^o^)
作者:ポリ
更新日:2008年11月1日 5時4分
あなたは何人?
自転車で通勤していると、車を運転しているときには気付かないようなものに目が止まる。
とある家の前に、こんな看板が。
“Another Palo Altan for Renewable Energy”
どうやら市で行なっている代替エネルギープログラムの参加世帯を表す看板らしい。
が、そんなことよりも。 ほぉーー、我々 Palo Alto 市民のことを Palo Altan っていうんだ。
この辺の他の市の住民にも、こういう呼び名があるのかな? 本業以外のことには無駄に好奇心の旺盛なポリ。調べてみた。
San Francisco 市民・・・ San Franciscan
Berkeley 市民・・・ Berkeleyan
Oakland 市民・・・ Oaklander
San Jose 市民・・・ San Josean
Menlo Park 市民・・・ Menlo Parkian
Santa Clara 市民・・・ Santa Claran <あ、かわいい(^o^)
こうなると、Napa とか Mountain View 住民がどう呼ばれるのか、気になって気になって、夜も眠れない。
と思ったら、やはり Wiki にはちゃんとまとめられていた。へぇ、その土地の住民の呼び方は Demonym っていうんだ。
アメリカだけでなく、世界の主要都市の Demonym がリストアップされている。
Salt Lake City 市民・・・ ソルトレイカー <かっこいい
Pittsburgh 市民・・・ ピッツバーガー <面白い
Utah 州民・・・ ユターン <わっはっは
私は山形出身だから、ヤマガタン。うひゃひゃひゃ(^o^)
どれどれ、東京は?
Edokko。
・・・しょうもな(-o-) さ、仕事、仕事。
作者:ポリ
更新日:2008年10月29日 5時33分
尋問
渡米して6年、いまだ交通違反のチケットをもらったことがないポリだが、警官に一旦停止を求められたことが無い訳ではない。
火曜日の夜。あたりもすっかり暗くなり、チャリで家路を急ぐ私の後方から、赤と青の回転灯を回したパトカーが近づいてくるのがわかった。
別に悪いことはしてないよな。何も盗んでないし、人も轢いてないし <当たり前だ
ところが。脇を通り過ぎていくだけかと思いきや、私の左後方をピタリとマークし、回転灯を回したまましばらくついてくる。車の運転中ならもちろん右に寄せて止まるが、こっちは罪のないいたいけなチャリ。何かの間違いだろうと、無視して走っていると、すっと並んだパトカーの右のウインドウが開いて、
“Stop, sir!!”
マジですか?!
仕方なく止まると、無線で何やら話した後、スタン・ハンセンに似た大男が降りてきた。
「夜間自転車に乗るときは、ヘッドライトを点け・・・てるね」
ええ、点けてますけど、何か?
正面より少し右向きに取り付けてあるのと、光が弱いせいで、左後方からは見えなかったらしい。これじゃダメ?
「いや、少なくとも点いてはいるからね・・・。おどかして悪かったね」
まあ、ちょっと暗いのも確かなので、週末にでも新しい奴買いに行きますよ。
「そうだね。一応規則では300フィート先から認識できなければならないことになってるから。ほら、そこの家くらい光っていれば、よく見えるだろ」
・・・あんな、1km先からでもわかるような気違いじみたハロウィンの電飾と比べられても困りますが。
「とにかく、ライトが点いてさえいれば、文句はないよ」
すごすごと車の中に引き返すハンセン。勝った(^o^)
良い気分でしばらくチャリを走らせていると、今度は乗用車を牽引したAAAのトレーラーが、すぐ横を抜いていった。
と思った次の瞬間。
いきなり右に幅寄せ!
急ブレーキで、すんでのところでぶつかることは避けられたが、どうやら暗過ぎるヘッドライトが見えなかった模様。
ハンセンさん、私が悪うございました m(_ _)m ちゃんとした奴、買って参ります。
それにしても、
“Stop, sir!!”
のとき、
「よっしゃ。ブログのネタやな(^o^)」
が反射的に頭をよぎった私。病気だ。
作者:ポリ
更新日:2008年10月25日 4時31分
まだ若いのに
最近、なぜかよくけっつまづく。
足下を見ていない訳ではない。障害物の位置は認識しているにもかかわらず、よけたつもりの足が、よけ切れないどころか、クリーンヒットするというのは、一体どういうことなのか。
昨日も、実験室を出ようとした途端、足下に散らばる誰かのサンプル。
「俺様の通る道にこんなものを置きっ放しにする方が悪い」
と言いたい気持ちを抑えて、「適当に」戻しといた <余計タチ悪い
筋力その他、そんなには落ちていないとは思うのだが、そう思っているのは自分だけなのであろう。信じられないくらいよくつまづくので、何か悪い霊でも憑いてるんじゃないかと思う程である。
♪思い通りにならない~ 心と動かぬ手足♪ (「療養所」by さだまさし) <大袈裟な
かくなる上は、人生につまづかないことを願うばかり。
作者:ポリ
更新日:2008年10月22日 4時43分
天上天下唯我独尊
ラボの人数が増えてきたので、実験室を拡張することになったのは、もう1年以上前の話。今使っている実験装置をもう1セット立ち上げ、実験スケジュールの混雑を緩和するのが狙いなのだが、皆それぞれの実験が佳境に来ているため、誰も新しい装置の立ち上げに時間を割きたくない。
いつになっても新しいセットアップが動き始めないことに業を煮やしたボスから、先週ついに、以下のような E-mail がラボメンバー全員に送られてきた。
Some advance warning...
As of Nov 20, I will be shutting down the current rig and surgery area until the new rig and surgery setup are fully functional.
元がスーパーイージーゴーイングな人から、こんな強硬手段に出られると、さすがに怖い。
それでなくとも、ここのところずっとボスの御機嫌が斜めである。
ボスとのディスカッションの後、大学院生Bが落ち込んでいる。
B:「ここ半年間、面白いデータが全然出てない」って言われた(;_;)
大丈夫。私もこの間「あなたのプロジェクトの進み方が遅過ぎる」ってはっきり言われたから <全然大丈夫じゃない
今日のラボミーティング、プログレスリポートの担当は私。
昨日ボスからもらった提案を基に、朝3時までかかったデータ解析の結果を見せたところ、
ボス:これじゃ足りないわね。データはもっとあるはずでしょ?
そりゃもちろんデータはありますけど、昨日の今日じゃないですか。解析にどれだけ時間がかかると思ってるんですか?
これまでは褒めて育てるタイプだったはずなのに、その豹変ぶりによるショックはでかい。
こんな風に、これまでのユルーい雰囲気から打って変わって緊張感溢れるラボの中で、相変わらず我が道を行くのが、ポスドクG。
G:ねえねえ、あたしのプロジェクトに参加する気ない?
あー、あのトランスジェニックマウスプロジェクトね。なんで突然?
G:マウスの手術の成功率が相変わらず低いのよね。追加データを出すのを手伝ってくれると助かるんだけど。
確かに、Gはそろそろデータ解析に集中した方が良さそうだけど。
G:あ、データはBが解析してくれているから。
へ? これ、Gのプロジェクトだろ? じゃ、あんたは一体何をしてるの?
G:それは聞かないで。で、マウス1匹 $20 でどう?
金かよ(-_-) これだから、金持ちは・・・(-_-#
まあ、前から面白そうだとは思っていたから、参加することに異存はないけど。
G:ほんと? なんならこのプロジェクト用のグラントで、新しいパソコン買ってもいいわよ。
・・・だから、金はいらん(-_-# 興味があるのはサイエンスの話だっつーの。
G:あたしはサイエンスには興味ないから。
そこまできっぱり断言されると、ある意味感動すら覚える。
翌日。
G:ボスに相談したんだけど、「他のラボメンバーに下働きさせるのは厳禁」って、怒られた。
悪びれずにボスに言うところが凄いな(-o-)
G:でも、あたしこのプロジェクト、あんまり好きじゃないのよね。
じゃあ、何が好きなんだ、一体。
G:好きな研究はない(きっぱり)。けど、業績は欲しい。
頼むから、今すぐ辞めろ(-_-##
作者:ポリ
更新日:2008年10月18日 9時19分