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[雑記]2008アニメ流行語大賞は「パンツじゃないから恥ずかしくないもん」「キラッ☆」
今年のアニメ界の世相を反映した言葉を選ぶ「2008新語・アニメ流行語大賞」(karimikarimi選)が1日発表され、ショーツ丸出しの女性を指す「パンツじゃないから恥ずかしくないもん」と、タレントのランカ・リーさんの持ちネタ「キラッ☆」が大賞に選ばれた。
大賞以外のトップテンには「精霊会議」「ロロ雑巾」「ゲルトォォォオオオオ!」「おまえのたましい、いただくよ」「わっち」「カスリード」「盛るぜぇ超盛るぜぇ」が選ばれた。山本寛らき☆すた前監督がかんなぎで口にした「監督の域に達しました」は、正直どうかと思ったので受賞を逃した。
大賞の「パンツじゃないから恥ずかしくないもん」はストライクウィッチーズにおいて「パンツのようなもの」を丸出しにしている羞恥心について言及する言葉で、女性の履くあたかもパンツであるかのように描写されたズボンを指す。「キラッ☆」はマクロスFRONTIERにおいて、大きな瞳を見開き、かわいらしいドレスのような姿のいで立ちで、親指、人差し指、小指を突き立てた手を目もとに置き、星を散らせるパフォーマンス。
<ネタ元>
2008流行語大賞は「アラフォー」「グ〜!」(痛いニュース(ノ∀`))
まとめがあったらいいな
アニメ流行語大賞のまとめがあったらいいな、と思う。当然今回みたいに個人が決めたものじゃなくて、2chかどっかでワイワイしながら決めたやつ。数年後見たときに、「あ〜、こんなのあったな〜」とか「流行った流行った」とか言って楽しく読める気がする。クソゲーオブザイヤーみたいに。
クソゲーオブザイヤーWikiは、2chの家庭用ゲーム板「クソゲーオブザイヤー」スレで、クソゲーマイスターた達が熱く、大真面目に行っているクソゲーオブザイヤーという祭典のまとめである。毎年の「総評」や各作品に対する「評価」はすごく凝っていて面白い。アニメ流行語大賞もこんな感じでやれたら楽しそうだよね。まぁ、間違いなく内ゲバるんだけれど、それはそれでいいと思うし。(クソゲーオブザイヤーみたいに冷静な人ばかりにはならない気がする)
「俺がガンダムだ」とか「Nice boat.」とか「うおっ まぶしっ」とか「キャベツ」とか、そのまとめアニメ流行語大賞wikiを見たら載っているわけだ。ほら、面白そうじゃないですか?
<関連リンク>
作者:karimikarimi
更新日:2008年12月2日 0時4分
[アニメ]最近のアニメのOPスタッフクレジット出現の演出について
で述べたように、ストライクウィッチーズは細かいところで手を抜かない。
前回はEDへの入りの演出についてコメントをしましたが、
今回はOPのスタッフクレジットの出現の演出についてあれこれ。
ストライクウィッチーズ
ストライクウィッチーズのオープニングのスタッフクレジットは、珍しい出方をします。まず、複数の行が出る場合、行ごとに画面の端から高速にクレジットがやってきます。
画面端から高速にやってくるクレジット
次の行では、先ほどやってきた方と違う端からクレジットがやってきます。そうして互い違いにクレジットが出現します。
先ほどとは反対側の端から高速にやってくるクレジット
テロップが出終わると、一定時間ゆっくりと動きながらクレジットを眺める間をつくりだします。この時の動く方向は、出現時と同じ方向です。
ゆっくりじわじわ動く
ある一定時間表示し終わると、出現時とは反対側の端に高速にクレジットが消えていきます。
高速にいなくなるクレジット
このクレジットの効果により、オープニングアニメーションのスピード感を上げることに成功しています。かっこいいです、これ。
ロザリオとバンパイアCAPU2
今期(08年度第三期)でオープニングアニメーションが面白いアニメはロザリオとバンパイアCAPU2だと私は思っている。水樹奈々さんの歌だけでも良いのに、アニメーションも素晴らしい。そしてクレジットの出方の演出も凝っている。
まず、ジャミングしてクレジット出現。
ジャミングしてクレジット出現。
クレジットは虹色の縁取りに白抜き文字。これも珍しい。
虹色の縁取りに白抜き文字
そして、薄くなりながらフェードアウト。これはごく一般的。
薄くなりながらフェードアウト
紅
紅はOPとEDのどちらも凝ったアニメだった。クレジットの出現の仕方だけじゃなくて、色彩のかっこよさがあった。
回転しながら出現
円状のクレジット
回転しながら消失
EDまでクレジットが凝っている
R.O.Dシリーズ
R.O.DはOVAシリーズもTVシリーズもどちらもOPがかっこいい。監督などのキャストをテロップではなく、絵で描いている。
R.O.D
R.O.D TVシリーズ
ぱにぽに 新房昭之
そして、こういうのに出てこないわけがないのが新房昭之監督。新房昭之監督のぱにぽにだっしゅも当然クレジットの演出が凝っている。つーか、新房昭之監督が何もしないわけが無い。
薄く出現
太くなる
中くらいで落ち着く
波打ったテロップが動く動く
文字の一部が変形していく
あずまんが大王
あずまんが大王のように、クレジットをデザインも一部として組み込むのも個性があると思う。
出現が前提のデザインの一部
むすび
引き際の演出、ハイライトの入り方に引き続き、オチが新房昭之さんになってしまいました。こういうところを調べていくとかならずぶち当たります。それだけ新房昭之さんの拘りがすごいということですね。
「クレジットはOPの一部で、OPアニメーションとクレジットは別物ではない。だからクレジットにも気を使う」という姿勢はとても好感が持てます。また、ある程度アニメを見る人なら、クレジットには注視すると思う。そんな時に、普通じゃない何かがあると嬉しいですよね? 少なくともわたしは嬉しいです。
<関連記事>
<関連リンク>
『ケメコデラックス!』および水島努過去作品のEDクレジットにおける「遊び」(noir_kかくかたりき改めnoir_kはこう言った)
作者:karimikarimi
更新日:2008年12月1日 0時23分
[漫画]漫画好きにオススメのエロ漫画 早見純「卑しく下品に」
今回漫画好きの方にオススメするエロ漫画は、早見純先生の「卑しく下品に」です。早見純先生は「史上最悪にエロくてグロテスクで変態的」と評される漫画家です。その作風は、(ヌキという意味での)エロ漫画という枠を完全に逸脱しています。(大なり小なり、この「漫画好きにオススメのエロ漫画」シリーズで紹介している先生方は、逸脱しているのですけれど)
断筆しちゃった早見純が奇跡的な復活をとげ、2000年代になって発表した力作群を集めたのが「卑しく下品に」(一水社)である。これは凄いの一語に尽きる本。早見純という作家が何故に天才と呼ばれ、そして何年も断筆してもファンから決して見離されず、それどころか新たなファンまで増やし続けた理由がはっきりとわかる一冊。
そんな早見先生の最近の単行本「卑しく下品に」を用いて、今回は早見純のススメ!
強姦 その特異な視点
卑しく下品に p25
早見先生の話にはよく強姦が出てきます。エロ漫画には強姦はありがちなのですが、早見先生の強姦には特徴的なことがあります。それは、「常に視点が強姦される側の女性にある」というところです。
早見先生の強姦では、男の行為を肯定するようなことは一切ありません。やられる女性の目線で、ひたすら醜悪に描かれます。女性もエクスタシーに達する事などなく、ひたすらに不安感や悲壮感を噛み締めるのみです。これにより読み手には、氏賀Y太先生などのスプラッタ的なグロテスクさと一線を書く、精神的なグロテスクさや嫌悪感を沸々と沸かせてくれます。
上のようなやられている女性以外にも、女性主観はよくでてきます。例えば、死んだ叔父のノートに姪とのエロティックでグロテスクな想像が書かれているノートを永遠と描写する「ハメごろし記」では、それを読んで嫌悪を募らせていく姪のモノローグと共に話が進められます。
卑しく下品に p165
圧倒 その描写力
卑しく下品に p24
卑しく下品に p60
気持ち悪い物を気持ち悪く描くのには力がいる。それに精神的な嫌悪感を呼び起こさせる絵となればなお更だ。早見先生の絵は、線の一本一本までが気持ち悪い、と私は思う。絵だけじゃなく、文字も言い回しもモノローグもすべてが気持ち悪い。
上で例に出してp24の腐っていく少女が窓を眺める少女では、窓に映る対岸の滅び行く町の風景と腐っていく少女の重なりの演出がうますぎる。滅びと滅びのクロスオーバーを過剰な書き込みで表現している。秀逸すぎる。p60の手のアップは、こちらはザックリとした色の使い方と、どっしりとした線の使い方により、迫力のある気持ち悪さとなっている。
また、早見先生は次のような抽象的(?)な描写も行う。もう、ひたすらに、ただただ気持ちが悪い。
卑しく下品に p38
告白 衝撃的な展開
卑しく下品に p125
とくにえんえんと健全なセックスの話を展開し、最後のページで唐突に早見純本人によるとある女性への求婚文が呈示される「君の錠に僕の鍵」は、迫力あって思わず笑ってしまう。この迫力はこの人ならでは。
早見純「君の錠に僕の鍵」。童貞処女がセックスをしようというその瞬間をドラマチックに描写。珍しく純愛だと思ったけど、よく考えてみたらこの人の作品ってどれも純愛物語ではあるんだよね。その発露の仕方が特殊なだけで。
「卑しく下品に」に収録されている「君の錠に僕の鍵」は、健全なセックスの話をした後に、特定の女性へ早見先生が告白する話である。読んでいただければ分かるが、とにかく異質です。
がすがす強姦する話がある単行本の中にある告白。「現在 過去 未来」とか壮大な話もやばい。異常としか言いようがありません。そしてあとがきには冷静に「なるべく早くお返事下さい」これはやばい。
卑しく下品に p141
むすび
そんな訳で、この作品はここで紹介しておきながら、「決して万人にオススメ出来ない」、しかし一度は通過してもらいたい、そんな作風なのです。勿論、激しく拒否反応を起こす方もいらっしゃるでしょう。だからといってそれを歴史から抹殺させる事は決して許される事ではない。そこに自分を嫌でも投影して、その結果新たなトラウマが植え付けられようとしても、そこから逃げる事は出来ないのだ。逆に、そこに何かしらの「価値」を見出したのならば…それでいいんじゃないかな。
早見純作品には、大抵の人が眉をひそめる。当然である。
大抵の人が生理的に受け付けない。当然である。しかし、だからと言って社会から抹殺しようとか、袋だたきにしようとかいう気持ちが起こる人がいたとしたら要注意。そういう人は、御自身が集団ヒステリーを形成する異常心理の持ち主である可能性が高い。皆さんも一度早見作品を読んでセルフチェックしてはいかがかな。
もしあなたが、考えることを止まず、物事を多角的に見れるような漫画読みならば、一度早見純先生の「卑しく下品に」を読むことをオススメします。きっと気に入っていただけると思います。
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漫画好きにオススメのエロ漫画 掘骨砕三「下水街」「夜に虚就く」
漫画好きにオススメのエロ漫画 海野螢「少女の異常な愛情」のコマ割りがすげー!
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日本正しい映画の見方を教える市民の会:「自選最低作品集 純にもぬかりはある」
作者:karimikarimi
更新日:2008年11月29日 9時24分
[サイト論]大手サイトのアクセス解析結果分析 個人ニュースサイトの影響力の凄さ
karimikarimi一周年 アクセス解析で振り返るkarimikarimiの一年 前編
karimikarimi一周年 アクセス解析で振り返るkarimikarimiの一年 後編
で、このブログのアクセス解析結果を晒したところ、ここにいるだれか(まなめはうすのサブブログ)さんとタケルンバ卿日記さんがアクセス解析結果を晒して、下さいました。
また、丁度いいタイミングでまごプログレッシブさんが恒例のアクセス解析を見ながらのブログ回顧を行っています。
今回は、これらの大手サイトさんとkarimikarimiのアクセス解析結果を見ながらの分析記事となります。
結論から言いますと、個人ニュースサイトの影響力はすごい、というありきたりなものなのですけれど。
各サイトの簡易説明
まず各サイトさんの簡易的な説明を行います。
もしご存知の方は、この項を読み飛ばして下さい。
まなめはうす
まなめはうすさんは、運営暦10年を超える大手サイト。
最近のアクセス数はコンスタントに月15万を余裕で超えられています。
ジャンルはニュースサイトで、特に「サイト論」関連のニュースに特化しております。
自身のブログ304 Not Modifiedでも様々なサイト論を書いていらっしゃいます。
タケルンバ卿日記
タケルンバ卿日記さんは、2004年5月からはてなダイアリーを始めていらっしゃる、はてぶ暦4年半の方。
(それ以前からサイトを運営されていたらしく、初期からかなりのアクセスがあったらしいです)
こちらも月15万PVを余裕で超える大手サイトさんです。
まなめさんとの違いは、典型的なはてな的なブログであるというところ。
総はてぶ数が13000を超えていて、はてぶが100を超える記事が沢山あります。(す、すげー)
まごプログレッシブ
まごプログレッシブさんは、2006年9月から開始されているブログです。
ブログ暦2年で先日100万PVを達成されています。
MAXで月20万PVを越します。すごいなぁ。
サイトの内容は、karimikarimiと同様に、漫画、音楽、アニメ、ゲームなどのレビューや、
気になったネタの紹介などをなされています。
最近の月間PVのまとめ
上のグラフは、紹介した三つのサイトとkarimikarimiの2006年9月からの月間PVを表したグラフです。縦軸は一月のPV数をLOGスケールで書いてあります。横軸には2006年9月から2008年10月まで、月別で書いてあります。
なお、プロットとプロットの間の線に物理的な意味はありません。見易さのために設けております。
まなめはうすさんの安定ぶり
まず見るべきはまなめはうすさんのアクセス数の安定度合い。まなめはうすさんのPVは右肩上がりでどんどん増えてはいますが、特別大きく変動する事はありません。これは、このアクセス数がまなめさんが10年という月日をついやして、ちゃくちゃくと増やしており、特別どこかからのリファレンスで訪れていないということを表しているのだと思います。
1996年5月1日開設なのでアクセス解析を設置するまで7年間やってて1日60アクセスという弱小サイトでしたが、開設10周年を越えたあたり(2006年5月)からだんだんとアクセス数を伸ばし、もうすぐ月間20万PVに届く勢いです。みんなも10年は泥のように更新すればいいと思うよ!
とまなめさん本人がおっしゃているように、長い年月、優良な記事を書き続ければ、確かに人が沢山くるようになるようです。あと、ニュースサイトという特性上、アクセスの上下が激しくないともいえます。それでも、これからもまなめはうすさんのブログのPVが増え続けていくというのは想像に難くないでしょう。
肥大していくPV
次に、タケルンバ卿日記さんとまごプログレッシブさんのPV数を見てください。このお二方のPV数の増加を見ると、どんどんとサイトの人気が上がっていく様子が良く分かります。それもそのはずで、この二つのサイトは、良質な記事を、尋常じゃないペースで書いています。
タケルンバ卿日記さんは月に50〜100、まごプログレッシブさんは月に50個もの記事を書くのです。一日平均2ページ程ですよ。それでいて面白い記事を書くとなれば、一度来た人が、何度もおとづれるようになるのも頷けます。
この二つのサイトは、全然性質が異なります。かたやはてな的普通の日記。かたやオタク的レビュー。このように全然性質が違うサイトであっても、そのブログのPVの伸びは上のように似たようなものになるようです。(若干まごプログレッシブさんの方が変動が大きいかな)
不自然な伸び方のkarimikarimi
karimikarimiは10年以上あるまなめはうすさんと違いまだまだ一年目のひよっこです。
タケルンバ卿日記さんとまごプログレッシブさんのように、優良な記事の頻繁な更新もありません。
それなのに、ここ三ヶ月は上の三つの大手サイトさんと同じぐらいの月間PVがあります。
なぜでしょうか?
答えは簡単。
個人ニュースサイトの影響力が凄すぎるからである。
karimikarimiは幸運なことに、カトゆー家断絶さんや痕跡症候群さん、ゴルゴ31さん、かーずSPさんと言った大手個人ニュースサイトさんに紹介されたことがあります。これらの影響で尋常じゃないPVを得たというのは、疑いようのない事実だと思います。でここらへんの爆発的なアクセスがあるニュースサイトに紹介されるのは、ふぇいばりっとでいずさんやソラクローム(超実験中)さんに紹介されたからであって……、そにれ紹介されるには……。というニュースサイトの繋がりの連鎖で、結果このようなPVになっています。
ニュースサイトがブログを殺す
PVの絶対値になんの意味があるのかは、この際置いておくとこれは凄いことです。どれだけ個人ニュースサイトの影響力があるんだよ! ってことで。私はかなり以前からまなめはうすさんのファンなんですが、まなめさんは自身のブログで次のような記事を書かれています。
ニュースサイトは、ブログから記事を切り取っている。
その記事のみが評価対象で、そのブログが評価対象ではない。
〜中略〜
ニュースサイトは、記事の価値を重んじる。
○○さんが書いた記事
○○というサイトの記事
そこまで認められるのは普通のブログでは難しい。
−−−
ブログは記事だけ奪われる。
−−−
ニュースサイトはブログを殺す。
上のアクセス数の推移のグラフを見れば、この記事の内容が凄く頷ける。弱小ブログにとって、ニュースサイトの影響力は半端じゃない。(良し悪しは別として)
まとめ
ほぼ確定な良そうですが、karimikarimiはすごく近いうちに、PV数が激減するでしょう。たぶん、ひとたび個人ニュースサイトさんに捕捉されないような記事を書き続ければ、あっちゅうまに、月間PV500程度に逆戻りです。(1000ぐらいはいけるかも?)
まぁ、個人的にはニュースサイトさんに捕捉されることは嬉しくてしょうがないわけですが、それは「人が沢山来るぞ!」ではなくて「そのニュースサイトさんが紹介するにたる記事だと認めてくれた」ということが喜びのファーストプライオリティです。だから、まぉ、PVが激減しても、若干は凹むけれど、それはそれでいーかなーと思う、きっと。
最後は自分語りの適当な記事になってしまいました。いかんいかん。でも、まぁ、サイト論はほとんど自己確認みたいなものだから、それはそれでいいよね?
おまけ
ちなみに、サイト論関連の記事は、すげーアクセス数が少ないです。まずニュースサイトにとりあげられずらいし、例え取り上げられても、普段より一桁少ない人しかきません。それに、普通の記事を書くよりも、時間がかかるし、面倒。いいことなんて一つもありません。でも、なんだか書いてて楽しいという禁断の果実。
<関連記事>
karimikarimi一周年 アクセス解析で振り返るkarimikarimiの一年 前編
karimikarimi一周年 アクセス解析で振り返るkarimikarimiの一年 後編
<関連リンク>
作者:karimikarimi
更新日:2008年11月28日 0時2分
[音楽]SF好きは感動するんじゃね? って個人的に思う歌曲
私はSFが好きです。
星新一先生を筆頭に、筒井さんもハインラインもイーガンもキイスも、
永野護さんも冲方さんも上遠野さんも士郎正宗さんも水野良さんも好きです。
まぁ、だからSFが好きなのです。
今回はSFが好きな人が、きっと「これは!」と思ってくださるような、
SFの息吹が入っている歌の紹介。
今回は以下の三曲を取り上げます。
- THA BLUE HERB:未来世紀日本
- C h i f f o n*(し・ふぉ・ん):おてんば World's End
- MOSAIC.WAV:電気の恋人 /* Dreamy IC Mix */
あと、一応、SOUND HORIZONが好きな、
物語楽曲に理解がある人もこういうの嫌いじゃないかもしれません。
ガチンコハードSFなHIPHOPな曲「未来世紀日本」
まず始めに紹介するのが、
THE BLUE HEARTS(ザ・ブルーハーツ)では無くTHA BLUE HERB(ザ・ブルー・ハーブ)
の「未来世紀日本」という曲です。
この曲は、かなりのSF度のあるHIPHOPの楽曲です。
そもそもHIPHOPには、物語色の強い曲が多数存在します。
(ZEEBRA featuring OJ&STの「罠」とか、ソウルスクリームの「追われてる」とか)
異色のHIPHOPグループTHA BLUE HERBは、その中でも異質な物語曲を作りました。
それが「未来世紀日本」です。
自分の記憶が自分のものじゃないなら 存在なんてまるでただの映像みたいだ
はじめての場所でふと感じるなつかしさ 最近みるのは同じ夢ばかりだ
未来世紀日本:THA BLUE HERB
「未来世紀日本」は上のような歌いだしで始まります。
この曲は、押井守さんが常に持っているような、
「生きていることと記憶との繋がり」をテーマにした曲となっています。
主人公は、昔権力に手を貸していた記憶技術者で、
今では非合法のDNAディーラーをやっている。
そんな主人公に昔の同僚、スマックラースマイリーから連絡が入る。
そして、その友人から衝撃的なことを告げられます。
オレもチップを埋めこまれていたらしいんだ、いつかは分からないが、
ホスピタルにいた間だ
偶然手に入れた記憶パーツの中にな、今のオレのオフクロと同じ顔をした女がいた
バカな、それは1999型だ
未来世紀日本:THA BLUE HERB
そして、スマックラースマイリーに渡されたディスクには何が入っているのか?
どこまで自分の意思なのか?
何が本当で何が嘘なのか?
今自分だと思っているのは誰なのか?
記憶の強制、記憶の外部化による不明瞭な自我。
これぞまさにSF!!
この話のメインストリーム以外のところでも、
ところどころでSF的な表現、ガシェット、雰囲気が感じられるリリックとなっています。
2089むし暑い12月中旬 2週間以上酸性雨がふりつづく
さびつく大気安定装置のせいで空中ポリスを1歩出ると空気は薄く
〜中略〜
クリスマスにいつしか夏が住みつた
国境がなくなり進むボーダレス、大陸ごとに1つの連邦となってる
未来世紀日本:THA BLUE HERB
「むし暑い12月中旬」という表現から、この世界では地球の温暖化が進んでいることが分かる。
それを後に「クリスマスにいつしか夏が住みつた」という表現で表すのは非常にカッコいい。
また「2週間以上酸性雨がふりつづく」で環境が破壊しつくされたさまが眼に浮かぶ。
そして、現在の世界の風景などにも言及していく。
と、ここまで解説読んでもらえらば分かっていただけるように、
とても歌曲と思えないほど濃いSF的な世界が「未来世紀日本」では紡ぎだされています。
またこの曲はトラックも非常に独特で(つーかTHA BLUE HERBの曲はどれも独特)
とても暗く、単調な、気持ちの悪い音作りがされています。
この気持ち悪い感じが、カッコいい!
それにドラムのリズムが非常に単調なはずなのに、いつまでたっても飽きません。
時折入る効果音や女性の笑い声などのエフェクトも非常に凝っています。
途中の手拍子の箇所は、鳥肌が出るほどのCOOL!!!!
超絶あまあまPOPな曲「おてんば World's End」
【し・ふぉ・ん】は 声優・涼森ちさと&Ritaのツインボーカルユニットです。
あたたかく優しい歌声をお届けします。
C h i f f o n*の特徴はそのとてもあまーーーーい曲調で、私もこれにやられました。萌え熱にあてられてしまっています。
「おてんば World's End」は、上の曲とは対照的に非常にかわいらしい曲です。
SF度は少なめ。(SFというかファンタジーに近いです)
涼森ちさとさんとRitaさんのあたたかく優しい歌声と、
ポップでキャッチな曲調と相まって、超絶あまあま〜な曲となっています。
ただ、声色と曲調に惑わされることなかれ。(いや惑わされて正解なんですが)
タイトルから分かるように、この曲は非常に終末的な様子が歌われています。
無人のスーパーマーケット 冷蔵庫開けたら
アイスにシュークリーム、チョコパイ いっぱい食べちゃえ!
〜中略〜
誰にも叱られたりしない
おてんば World's End:し・ふぉ・ん
この歌い出しにしてみても、何故か無人のスーパーマーケット
そして、食べ物をあさる二人の少女。
そんなことをしても誰にも叱られたりしない、
つまり、もうほとんどこの二人しかいない世界となっています。
シェルター開けたら街は もぬけのからっぽで
やっと二人きりなれたね
…なんて。笑うトコ?
おてんば World's End:し・ふぉ・ん
「やっと二人きりなれたね」と言っているところから、
「シェルター」の中には何人かの生き残りがいるということが分かる。
しかし、街がもぬけのからであるところから、
沢山の人が残っているということは考えずらい。
このように、甘い楽曲のくせに、歌詞の意味を考えれば考えるほど、
終末的な寂しさが漂う、まさに「World's End」な曲。
SF色は強くありませんが、SF的ではあると思います。
電波びんびんREMIXな曲「電気の恋人 /* Dreamy IC Mix */」
電波ビュンビュンな曲を多数歌うことで有名なMOSAIC.WAVさん。
その中でも「電気の恋人 /* Dreamy IC Mix */」は
非常にSFの息吹を感じる曲となっています。
「MagicalHacker ☆ くるくるリスク -Album Version-」と共に、
どちらも、プログラム的なエレメントを面白く組み込んだ歌詞。
(なお、どちらもアルバムverなのは、私の好みです)
未来の国では ロボと人とは友達で
チューブの中を 光の速さで移動する
〜中略〜
地球の距離が縮まって なぜか窮屈に感じてる
携帯・ネット・デスクトップ・ノートブック 無い生活はもう信じられない
けれども昔の人は立派さ 8bitで月まで飛んだよ
電気の恋人 /* Dreamy IC Mix */:MOSAIC.WAV
この曲は、前の二つの曲に比べて、いくらかファジーにSF的です。
しかし「8bitで月まで飛んだよ」というカッコイイ言い方や、
ピコピコというトラックの音作りなど、
曲全体の雰囲気が非常にSF的です。
あと、「MagicalHacker ☆ くるくるリスク -Album Version-」も、
すご〜く面白い歌詞の曲なので、興味があれば聞いてみてください。
むすび
もし、この記事で、少しでも興味がわいたなら、一度聞いてみてください。
SF的なことを無視しても、普通にとても良い曲です。
あ〜、しかし、テキストのみで行う音楽レビューって難しいですね。
歌詞も、トラックあっての歌詞ですし。
歌詞のSF感は伝えられるかもしれませんが、やっぱりそれだけだと……。
興味が無いとそもそも聞かない気がしますし、
興味があれば、すでに聞いている気もします。
う〜ん、他のレビューも難しいですが、音楽レビューもやっぱり難しいですね。
- 出版社/メーカー: CURE RECORDS
- 発売日: 2008/01/25
- メディア: CD-ROM
作者:karimikarimi
更新日:2008年11月27日 2時36分
[雑記]2008アニメ流行語大賞は「パンツじゃないから恥ずかしくないもん」「キラッ☆」
今年のアニメ界の世相を反映した言葉を選ぶ「2008新語・アニメ流行語大賞」(karimikarimi選)が1日発表され、ショーツ丸出しの女性を指す「パンツじゃないから恥ずかしくないもん」と、タレントのランカ・リーさんの持ちネタ「キラッ☆」が大賞に選ばれた。
大賞以外のトップテンには「精霊会議」「ロロ雑巾」「ゲルトォォォオオオオ!」「おまえのたましい、いただくよ」「わっち」「カスリード」「盛るぜぇ超盛るぜぇ」が選ばれた。山本寛らき☆すた前監督がかんなぎで口にした「監督の域に達しました」は、正直どうかと思ったので受賞を逃した。
大賞の「パンツじゃないから恥ずかしくないもん」はストライクウィッチーズにおいて「パンツのようなもの」を丸出しにしている羞恥心について言及する言葉で、女性の履くあたかもパンツであるかのように描写されたズボンを指す。「キラッ☆」はマクロスFRONTIERにおいて、大きな瞳を見開き、かわいらしいドレスのような姿のいで立ちで、親指、人差し指、小指を突き立てた手を目もとに置き、星を散らせるパフォーマンス。
<ネタ元>
2008流行語大賞は「アラフォー」「グ〜!」(痛いニュース(ノ∀`))
まとめがあったらいいな
アニメ流行語大賞のまとめがあったらいいな、と思う。当然今回みたいに個人が決めたものじゃなくて、2chかどっかでワイワイしながら決めたやつ。数年後見たときに、「あ〜、こんなのあったな〜」とか「流行った流行った」とか言って楽しく読める気がする。クソゲーオブザイヤーみたいに。
クソゲーオブザイヤーWikiは、2chの家庭用ゲーム板「クソゲーオブザイヤー」スレで、クソゲーマイスターた達が熱く、大真面目に行っているクソゲーオブザイヤーという祭典のまとめである。毎年の「総評」や各作品に対する「評価」はすごく凝っていて面白い。アニメ流行語大賞もこんな感じでやれたら楽しそうだよね。まぁ、間違いなく内ゲバるんだけれど、それはそれでいいと思うし。(クソゲーオブザイヤーみたいに冷静な人ばかりにはならない気がする)
「俺がガンダムだ」とか「Nice boat.」とか「うおっ まぶしっ」とか「キャベツ」とか、そのまとめアニメ流行語大賞wikiを見たら載っているわけだ。ほら、面白そうじゃないですか?
<関連リンク>
作者:karimikarimi
更新日:2008年12月1日 15時4分
[アニメ]最近のアニメのOPスタッフクレジット出現の演出について
で述べたように、ストライクウィッチーズは細かいところで手を抜かない。
前回はEDへの入りの演出についてコメントをしましたが、
今回はOPのスタッフクレジットの出現の演出についてあれこれ。
ストライクウィッチーズ
ストライクウィッチーズのオープニングのスタッフクレジットは、珍しい出方をします。まず、複数の行が出る場合、行ごとに画面の端から高速にクレジットがやってきます。
画面端から高速にやってくるクレジット
次の行では、先ほどやってきた方と違う端からクレジットがやってきます。そうして互い違いにクレジットが出現します。
先ほどとは反対側の端から高速にやってくるクレジット
テロップが出終わると、一定時間ゆっくりと動きながらクレジットを眺める間をつくりだします。この時の動く方向は、出現時と同じ方向です。
ゆっくりじわじわ動く
ある一定時間表示し終わると、出現時とは反対側の端に高速にクレジットが消えていきます。
高速にいなくなるクレジット
このクレジットの効果により、オープニングアニメーションのスピード感を上げることに成功しています。かっこいいです、これ。
ロザリオとバンパイアCAPU2
今期(08年度第三期)でオープニングアニメーションが面白いアニメはロザリオとバンパイアCAPU2だと私は思っている。水樹奈々さんの歌だけでも良いのに、アニメーションも素晴らしい。そしてクレジットの出方の演出も凝っている。
まず、ジャミングしてクレジット出現。
ジャミングしてクレジット出現。
クレジットは虹色の縁取りに白抜き文字。これも珍しい。
虹色の縁取りに白抜き文字
そして、薄くなりながらフェードアウト。これはごく一般的。
薄くなりながらフェードアウト
紅
紅はOPとEDのどちらも凝ったアニメだった。クレジットの出現の仕方だけじゃなくて、色彩のかっこよさがあった。
回転しながら出現
円状のクレジット
回転しながら消失
EDまでクレジットが凝っている
R.O.Dシリーズ
R.O.DはOVAシリーズもTVシリーズもどちらもOPがかっこいい。監督などのキャストをテロップではなく、絵で描いている。
R.O.D
R.O.D TVシリーズ
ぱにぽに 新房昭之
そして、こういうのに出てこないわけがないのが新房昭之監督。新房昭之監督のぱにぽにだっしゅも当然クレジットの演出が凝っている。つーか、新房昭之監督が何もしないわけが無い。
薄く出現
太くなる
中くらいで落ち着く
波打ったテロップが動く動く
文字の一部が変形していく
あずまんが大王
あずまんが大王のように、クレジットをデザインも一部として組み込むのも個性があると思う。
出現が前提のデザインの一部
むすび
引き際の演出、ハイライトの入り方に引き続き、オチが新房昭之さんになってしまいました。こういうところを調べていくとかならずぶち当たります。それだけ新房昭之さんの拘りがすごいということですね。
「クレジットはOPの一部で、OPアニメーションとクレジットは別物ではない。だからクレジットにも気を使う」という姿勢はとても好感が持てます。また、ある程度アニメを見る人なら、クレジットには注視すると思う。そんな時に、普通じゃない何かがあると嬉しいですよね? 少なくともわたしは嬉しいです。
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作者:karimikarimi
更新日:2008年11月30日 15時23分
[漫画]漫画好きにオススメのエロ漫画 早見純「卑しく下品に」
今回漫画好きの方にオススメするエロ漫画は、早見純先生の「卑しく下品に」です。早見純先生は「史上最悪にエロくてグロテスクで変態的」と評される漫画家です。その作風は、(ヌキという意味での)エロ漫画という枠を完全に逸脱しています。(大なり小なり、この「漫画好きにオススメのエロ漫画」シリーズで紹介している先生方は、逸脱しているのですけれど)
断筆しちゃった早見純が奇跡的な復活をとげ、2000年代になって発表した力作群を集めたのが「卑しく下品に」(一水社)である。これは凄いの一語に尽きる本。早見純という作家が何故に天才と呼ばれ、そして何年も断筆してもファンから決して見離されず、それどころか新たなファンまで増やし続けた理由がはっきりとわかる一冊。
そんな早見先生の最近の単行本「卑しく下品に」を用いて、今回は早見純のススメ!
強姦 その特異な視点
卑しく下品に p25
早見先生の話にはよく強姦が出てきます。エロ漫画には強姦はありがちなのですが、早見先生の強姦には特徴的なことがあります。それは、「常に視点が強姦される側の女性にある」というところです。
早見先生の強姦では、男の行為を肯定するようなことは一切ありません。やられる女性の目線で、ひたすら醜悪に描かれます。女性もエクスタシーに達する事などなく、ひたすらに不安感や悲壮感を噛み締めるのみです。これにより読み手には、氏賀Y太先生などのスプラッタ的なグロテスクさと一線を書く、精神的なグロテスクさや嫌悪感を沸々と沸かせてくれます。
上のようなやられている女性以外にも、女性主観はよくでてきます。例えば、死んだ叔父のノートに姪とのエロティックでグロテスクな想像が書かれているノートを永遠と描写する「ハメごろし記」では、それを読んで嫌悪を募らせていく姪のモノローグと共に話が進められます。
卑しく下品に p165
圧倒 その描写力
卑しく下品に p24
卑しく下品に p60
気持ち悪い物を気持ち悪く描くのには力がいる。それに精神的な嫌悪感を呼び起こさせる絵となればなお更だ。早見先生の絵は、線の一本一本までが気持ち悪い、と私は思う。絵だけじゃなく、文字も言い回しもモノローグもすべてが気持ち悪い。
上で例に出してp24の腐っていく少女が窓を眺める少女では、窓に映る対岸の滅び行く町の風景と腐っていく少女の重なりの演出がうますぎる。滅びと滅びのクロスオーバーを過剰な書き込みで表現している。秀逸すぎる。p60の手のアップは、こちらはザックリとした色の使い方と、どっしりとした線の使い方により、迫力のある気持ち悪さとなっている。
また、早見先生は次のような抽象的(?)な描写も行う。もう、ひたすらに、ただただ気持ちが悪い。
卑しく下品に p38
告白 衝撃的な展開
卑しく下品に p125
とくにえんえんと健全なセックスの話を展開し、最後のページで唐突に早見純本人によるとある女性への求婚文が呈示される「君の錠に僕の鍵」は、迫力あって思わず笑ってしまう。この迫力はこの人ならでは。
早見純「君の錠に僕の鍵」。童貞処女がセックスをしようというその瞬間をドラマチックに描写。珍しく純愛だと思ったけど、よく考えてみたらこの人の作品ってどれも純愛物語ではあるんだよね。その発露の仕方が特殊なだけで。
「卑しく下品に」に収録されている「君の錠に僕の鍵」は、健全なセックスの話をした後に、特定の女性へ早見先生が告白する話である。読んでいただければ分かるが、とにかく異質です。
がすがす強姦する話がある単行本の中にある告白。「現在 過去 未来」とか壮大な話もやばい。異常としか言いようがありません。そしてあとがきには冷静に「なるべく早くお返事下さい」これはやばい。
卑しく下品に p141
むすび
そんな訳で、この作品はここで紹介しておきながら、「決して万人にオススメ出来ない」、しかし一度は通過してもらいたい、そんな作風なのです。勿論、激しく拒否反応を起こす方もいらっしゃるでしょう。だからといってそれを歴史から抹殺させる事は決して許される事ではない。そこに自分を嫌でも投影して、その結果新たなトラウマが植え付けられようとしても、そこから逃げる事は出来ないのだ。逆に、そこに何かしらの「価値」を見出したのならば…それでいいんじゃないかな。
早見純作品には、大抵の人が眉をひそめる。当然である。
大抵の人が生理的に受け付けない。当然である。しかし、だからと言って社会から抹殺しようとか、袋だたきにしようとかいう気持ちが起こる人がいたとしたら要注意。そういう人は、御自身が集団ヒステリーを形成する異常心理の持ち主である可能性が高い。皆さんも一度早見作品を読んでセルフチェックしてはいかがかな。
もしあなたが、考えることを止まず、物事を多角的に見れるような漫画読みならば、一度早見純先生の「卑しく下品に」を読むことをオススメします。きっと気に入っていただけると思います。
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作者:karimikarimi
更新日:2008年11月29日 0時24分
[サイト論]大手サイトのアクセス解析結果分析 個人ニュースサイトの影響力の凄さ
karimikarimi一周年 アクセス解析で振り返るkarimikarimiの一年 前編
karimikarimi一周年 アクセス解析で振り返るkarimikarimiの一年 後編
で、このブログのアクセス解析結果を晒したところ、ここにいるだれか(まなめはうすのサブブログ)さんとタケルンバ卿日記さんがアクセス解析結果を晒して、下さいました。
また、丁度いいタイミングでまごプログレッシブさんが恒例のアクセス解析を見ながらのブログ回顧を行っています。
今回は、これらの大手サイトさんとkarimikarimiのアクセス解析結果を見ながらの分析記事となります。
結論から言いますと、個人ニュースサイトの影響力はすごい、というありきたりなものなのですけれど。
各サイトの簡易説明
まず各サイトさんの簡易的な説明を行います。
もしご存知の方は、この項を読み飛ばして下さい。
まなめはうす
まなめはうすさんは、運営暦10年を超える大手サイト。
最近のアクセス数はコンスタントに月15万を余裕で超えられています。
ジャンルはニュースサイトで、特に「サイト論」関連のニュースに特化しております。
自身のブログ304 Not Modifiedでも様々なサイト論を書いていらっしゃいます。
タケルンバ卿日記
タケルンバ卿日記さんは、2004年5月からはてなダイアリーを始めていらっしゃる、はてぶ暦4年半の方。
(それ以前からサイトを運営されていたらしく、初期からかなりのアクセスがあったらしいです)
こちらも月15万PVを余裕で超える大手サイトさんです。
まなめさんとの違いは、典型的なはてな的なブログであるというところ。
総はてぶ数が13000を超えていて、はてぶが100を超える記事が沢山あります。(す、すげー)
まごプログレッシブ
まごプログレッシブさんは、2006年9月から開始されているブログです。
ブログ暦2年で先日100万PVを達成されています。
MAXで月20万PVを越します。すごいなぁ。
サイトの内容は、karimikarimiと同様に、漫画、音楽、アニメ、ゲームなどのレビューや、
気になったネタの紹介などをなされています。
最近の月間PVのまとめ
上のグラフは、紹介した三つのサイトとkarimikarimiの2006年9月からの月間PVを表したグラフです。縦軸は一月のPV数をLOGスケールで書いてあります。横軸には2006年9月から2008年10月まで、月別で書いてあります。
なお、プロットとプロットの間の線に物理的な意味はありません。見易さのために設けております。
まなめはうすさんの安定ぶり
まず見るべきはまなめはうすさんのアクセス数の安定度合い。まなめはうすさんのPVは右肩上がりでどんどん増えてはいますが、特別大きく変動する事はありません。これは、このアクセス数がまなめさんが10年という月日をついやして、ちゃくちゃくと増やしており、特別どこかからのリファレンスで訪れていないということを表しているのだと思います。
1996年5月1日開設なのでアクセス解析を設置するまで7年間やってて1日60アクセスという弱小サイトでしたが、開設10周年を越えたあたり(2006年5月)からだんだんとアクセス数を伸ばし、もうすぐ月間20万PVに届く勢いです。みんなも10年は泥のように更新すればいいと思うよ!
とまなめさん本人がおっしゃているように、長い年月、優良な記事を書き続ければ、確かに人が沢山くるようになるようです。あと、ニュースサイトという特性上、アクセスの上下が激しくないともいえます。それでも、これからもまなめはうすさんのブログのPVが増え続けていくというのは想像に難くないでしょう。
肥大していくPV
次に、タケルンバ卿日記さんとまごプログレッシブさんのPV数を見てください。このお二方のPV数の増加を見ると、どんどんとサイトの人気が上がっていく様子が良く分かります。それもそのはずで、この二つのサイトは、良質な記事を、尋常じゃないペースで書いています。
タケルンバ卿日記さんは月に50〜100、まごプログレッシブさんは月に50個もの記事を書くのです。一日平均2ページ程ですよ。それでいて面白い記事を書くとなれば、一度来た人が、何度もおとづれるようになるのも頷けます。
この二つのサイトは、全然性質が異なります。かたやはてな的普通の日記。かたやオタク的レビュー。このように全然性質が違うサイトであっても、そのブログのPVの伸びは上のように似たようなものになるようです。(若干まごプログレッシブさんの方が変動が大きいかな)
不自然な伸び方のkarimikarimi
karimikarimiは10年以上あるまなめはうすさんと違いまだまだ一年目のひよっこです。
タケルンバ卿日記さんとまごプログレッシブさんのように、優良な記事の頻繁な更新もありません。
それなのに、ここ三ヶ月は上の三つの大手サイトさんと同じぐらいの月間PVがあります。
なぜでしょうか?
答えは簡単。
個人ニュースサイトの影響力が凄すぎるからである。
karimikarimiは幸運なことに、カトゆー家断絶さんや痕跡症候群さん、ゴルゴ31さん、かーずSPさんと言った大手個人ニュースサイトさんに紹介されたことがあります。これらの影響で尋常じゃないPVを得たというのは、疑いようのない事実だと思います。でここらへんの爆発的なアクセスがあるニュースサイトに紹介されるのは、ふぇいばりっとでいずさんやソラクローム(超実験中)さんに紹介されたからであって……、そにれ紹介されるには……。というニュースサイトの繋がりの連鎖で、結果このようなPVになっています。
ニュースサイトがブログを殺す
PVの絶対値になんの意味があるのかは、この際置いておくとこれは凄いことです。どれだけ個人ニュースサイトの影響力があるんだよ! ってことで。私はかなり以前からまなめはうすさんのファンなんですが、まなめさんは自身のブログで次のような記事を書かれています。
ニュースサイトは、ブログから記事を切り取っている。
その記事のみが評価対象で、そのブログが評価対象ではない。
〜中略〜
ニュースサイトは、記事の価値を重んじる。
○○さんが書いた記事
○○というサイトの記事
そこまで認められるのは普通のブログでは難しい。
−−−
ブログは記事だけ奪われる。
−−−
ニュースサイトはブログを殺す。
上のアクセス数の推移のグラフを見れば、この記事の内容が凄く頷ける。弱小ブログにとって、ニュースサイトの影響力は半端じゃない。(良し悪しは別として)
まとめ
ほぼ確定な良そうですが、karimikarimiはすごく近いうちに、PV数が激減するでしょう。たぶん、ひとたび個人ニュースサイトさんに捕捉されないような記事を書き続ければ、あっちゅうまに、月間PV500程度に逆戻りです。(1000ぐらいはいけるかも?)
まぁ、個人的にはニュースサイトさんに捕捉されることは嬉しくてしょうがないわけですが、それは「人が沢山来るぞ!」ではなくて「そのニュースサイトさんが紹介するにたる記事だと認めてくれた」ということが喜びのファーストプライオリティです。だから、まぉ、PVが激減しても、若干は凹むけれど、それはそれでいーかなーと思う、きっと。
最後は自分語りの適当な記事になってしまいました。いかんいかん。でも、まぁ、サイト論はほとんど自己確認みたいなものだから、それはそれでいいよね?
おまけ
ちなみに、サイト論関連の記事は、すげーアクセス数が少ないです。まずニュースサイトにとりあげられずらいし、例え取り上げられても、普段より一桁少ない人しかきません。それに、普通の記事を書くよりも、時間がかかるし、面倒。いいことなんて一つもありません。でも、なんだか書いてて楽しいという禁断の果実。
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作者:karimikarimi
更新日:2008年11月27日 15時2分
[音楽]SF好きは感動するんじゃね? って個人的に思う歌曲
私はSFが好きです。
星新一先生を筆頭に、筒井さんもハインラインもイーガンもキイスも、
永野護さんも冲方さんも上遠野さんも士郎正宗さんも水野良さんも好きです。
まぁ、だからSFが好きなのです。
今回はSFが好きな人が、きっと「これは!」と思ってくださるような、
SFの息吹が入っている歌の紹介。
今回は以下の三曲を取り上げます。
- THA BLUE HERB:未来世紀日本
- C h i f f o n*(し・ふぉ・ん):おてんば World's End
- MOSAIC.WAV:電気の恋人 /* Dreamy IC Mix */
あと、一応、SOUND HORIZONが好きな、
物語楽曲に理解がある人もこういうの嫌いじゃないかもしれません。
ガチンコハードSFなHIPHOPな曲「未来世紀日本」
まず始めに紹介するのが、
THE BLUE HEARTS(ザ・ブルーハーツ)では無くTHA BLUE HERB(ザ・ブルー・ハーブ)
の「未来世紀日本」という曲です。
この曲は、かなりのSF度のあるHIPHOPの楽曲です。
そもそもHIPHOPには、物語色の強い曲が多数存在します。
(ZEEBRA featuring OJ&STの「罠」とか、ソウルスクリームの「追われてる」とか)
異色のHIPHOPグループTHA BLUE HERBは、その中でも異質な物語曲を作りました。
それが「未来世紀日本」です。
自分の記憶が自分のものじゃないなら 存在なんてまるでただの映像みたいだ
はじめての場所でふと感じるなつかしさ 最近みるのは同じ夢ばかりだ
未来世紀日本:THA BLUE HERB
「未来世紀日本」は上のような歌いだしで始まります。
この曲は、押井守さんが常に持っているような、
「生きていることと記憶との繋がり」をテーマにした曲となっています。
主人公は、昔権力に手を貸していた記憶技術者で、
今では非合法のDNAディーラーをやっている。
そんな主人公に昔の同僚、スマックラースマイリーから連絡が入る。
そして、その友人から衝撃的なことを告げられます。
オレもチップを埋めこまれていたらしいんだ、いつかは分からないが、
ホスピタルにいた間だ
偶然手に入れた記憶パーツの中にな、今のオレのオフクロと同じ顔をした女がいた
バカな、それは1999型だ
未来世紀日本:THA BLUE HERB
そして、スマックラースマイリーに渡されたディスクには何が入っているのか?
どこまで自分の意思なのか?
何が本当で何が嘘なのか?
今自分だと思っているのは誰なのか?
記憶の強制、記憶の外部化による不明瞭な自我。
これぞまさにSF!!
この話のメインストリーム以外のところでも、
ところどころでSF的な表現、ガシェット、雰囲気が感じられるリリックとなっています。
2089むし暑い12月中旬 2週間以上酸性雨がふりつづく
さびつく大気安定装置のせいで空中ポリスを1歩出ると空気は薄く
〜中略〜
クリスマスにいつしか夏が住みつた
国境がなくなり進むボーダレス、大陸ごとに1つの連邦となってる
未来世紀日本:THA BLUE HERB
「むし暑い12月中旬」という表現から、この世界では地球の温暖化が進んでいることが分かる。
それを後に「クリスマスにいつしか夏が住みつた」という表現で表すのは非常にカッコいい。
また「2週間以上酸性雨がふりつづく」で環境が破壊しつくされたさまが眼に浮かぶ。
そして、現在の世界の風景などにも言及していく。
と、ここまで解説読んでもらえらば分かっていただけるように、
とても歌曲と思えないほど濃いSF的な世界が「未来世紀日本」では紡ぎだされています。
またこの曲はトラックも非常に独特で(つーかTHA BLUE HERBの曲はどれも独特)
とても暗く、単調な、気持ちの悪い音作りがされています。
この気持ち悪い感じが、カッコいい!
それにドラムのリズムが非常に単調なはずなのに、いつまでたっても飽きません。
時折入る効果音や女性の笑い声などのエフェクトも非常に凝っています。
途中の手拍子の箇所は、鳥肌が出るほどのCOOL!!!!
超絶あまあまPOPな曲「おてんば World's End」
【し・ふぉ・ん】は 声優・涼森ちさと&Ritaのツインボーカルユニットです。
あたたかく優しい歌声をお届けします。
C h i f f o n*の特徴はそのとてもあまーーーーい曲調で、私もこれにやられました。萌え熱にあてられてしまっています。
「おてんば World's End」は、上の曲とは対照的に非常にかわいらしい曲です。
SF度は少なめ。(SFというかファンタジーに近いです)
涼森ちさとさんとRitaさんのあたたかく優しい歌声と、
ポップでキャッチな曲調と相まって、超絶あまあま〜な曲となっています。
ただ、声色と曲調に惑わされることなかれ。(いや惑わされて正解なんですが)
タイトルから分かるように、この曲は非常に終末的な様子が歌われています。
無人のスーパーマーケット 冷蔵庫開けたら
アイスにシュークリーム、チョコパイ いっぱい食べちゃえ!
〜中略〜
誰にも叱られたりしない
おてんば World's End:し・ふぉ・ん
この歌い出しにしてみても、何故か無人のスーパーマーケット
そして、食べ物をあさる二人の少女。
そんなことをしても誰にも叱られたりしない、
つまり、もうほとんどこの二人しかいない世界となっています。
シェルター開けたら街は もぬけのからっぽで
やっと二人きりなれたね
…なんて。笑うトコ?
おてんば World's End:し・ふぉ・ん
「やっと二人きりなれたね」と言っているところから、
「シェルター」の中には何人かの生き残りがいるということが分かる。
しかし、街がもぬけのからであるところから、
沢山の人が残っているということは考えずらい。
このように、甘い楽曲のくせに、歌詞の意味を考えれば考えるほど、
終末的な寂しさが漂う、まさに「World's End」な曲。
SF色は強くありませんが、SF的ではあると思います。
電波びんびんREMIXな曲「電気の恋人 /* Dreamy IC Mix */」
電波ビュンビュンな曲を多数歌うことで有名なMOSAIC.WAVさん。
その中でも「電気の恋人 /* Dreamy IC Mix */」は
非常にSFの息吹を感じる曲となっています。
「MagicalHacker ☆ くるくるリスク -Album Version-」と共に、
どちらも、プログラム的なエレメントを面白く組み込んだ歌詞。
(なお、どちらもアルバムverなのは、私の好みです)
未来の国では ロボと人とは友達で
チューブの中を 光の速さで移動する
〜中略〜
地球の距離が縮まって なぜか窮屈に感じてる
携帯・ネット・デスクトップ・ノートブック 無い生活はもう信じられない
けれども昔の人は立派さ 8bitで月まで飛んだよ
電気の恋人 /* Dreamy IC Mix */:MOSAIC.WAV
この曲は、前の二つの曲に比べて、いくらかファジーにSF的です。
しかし「8bitで月まで飛んだよ」というカッコイイ言い方や、
ピコピコというトラックの音作りなど、
曲全体の雰囲気が非常にSF的です。
あと、「MagicalHacker ☆ くるくるリスク -Album Version-」も、
すご〜く面白い歌詞の曲なので、興味があれば聞いてみてください。
むすび
もし、この記事で、少しでも興味がわいたなら、一度聞いてみてください。
SF的なことを無視しても、普通にとても良い曲です。
あ〜、しかし、テキストのみで行う音楽レビューって難しいですね。
歌詞も、トラックあっての歌詞ですし。
歌詞のSF感は伝えられるかもしれませんが、やっぱりそれだけだと……。
興味が無いとそもそも聞かない気がしますし、
興味があれば、すでに聞いている気もします。
う〜ん、他のレビューも難しいですが、音楽レビューもやっぱり難しいですね。
- 出版社/メーカー: CURE RECORDS
- 発売日: 2008/01/25

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