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トップ > aerialcity > aerialcity - 人気ブログ(Blog)検索結果詳細 (2008年12月2日 5時)

[PC]iPod touch購入

Apple iPod touch 16GB

Apple iPod touch 16GB

  • 出版社/メーカー: アップル
  • 発売日: 2008/09/10
  • メディア: エレクトロニクス

ということで買ってしまいました第2世代iPod touch。容量は16GB。

Sony製プレイヤと若干迷ったのですが、 SonyのだとMacに対応していないのと、 ワンセグよりもガジェット(カスタマイズ性)優先、 ということでtouchにしました。

数日使ってみた使用感としては、アプリの充実度が既に非常に高く、音楽/動画プレイヤとしての利用だけでなく「色々出来る」感じが非常に楽しいです。 特に無線LANが使える環境だと一気に出来る事が広がり、既存の携帯を越えてPDA〜ミニノートくらい色々出来るようになります。

また、iPhoneは「よく固まる」などの評判を聞きますが、これについては動作の不具合等は今のところ一切なし。 最近の携帯電話によくあるマルチタスク時の反応の遅れ等がほとんどなく、予想よりもずっと軽快に動作しています。 まあ、この点は携帯電話機能の有無が大きいとは思いますが。


とりあえず音楽以外に現状やってみたのは

・Gmailアカウントの登録(標準機能)

・NuevaSyncを使ってGoogleカレンダーと相互同期

iPhone 3G と Google カレンダーを自動プッシュで同期する NuevaSync | Weboo! Returns.

・Livedoor Reader(RSSリーダ)アプリ登録

livedoor Reader 開発日誌 : iPhoneアプリ紹介ページを開設しました - livedoor Blog(ブログ)

・はてなtouch(はてなの日記更新とはてブのホットエントリが閲覧可能)アプリ登録

はてな専用iPhoneアプリ、「はてな touch」をリリースしました。 - 24/7 twenty-four seven

・NatsuLiphone(Twitter更新)アプリ登録

NatsuLion

・その他アプリ登録(wikipedia閲覧、ホットペッパー、Mixi、Uniclock等々)


先の見通しとしては、現状携帯のパケット料が常に定額上限一杯まで行ってるので*1、その通信をiPod touchに投げて携帯の通信料を圧縮出来ればな、と。 行き帰りの通勤時間を利用してブログの更新頻度が上がれば尚良し。

まあ、要するに面白くて仕方がない訳です(苦笑)。 こうしてみると見た目のスタイリッシュさに反して非常にオタ向けなアイテムだよなあ(汗)。

*1:主にはてブ閲覧(苦笑)。

作者:aerialcity

更新日:2008年11月29日 18時37分

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[読書]感想:境界線上のホライゾン 1下

評価:8/10点

境界線上のホライゾン第1話完結。いわゆる物語の序章としては見事な出来でした。新シリーズ立ち上げにおける世界観の説明と主人公サイドのキャラクター性と戦力の顔見せ、という二つの難題を比較的順調に描いていたと思います。

以下一応ネタバレ無しで感想。

今回色々理解の難儀な世界設定がてんこもりな訳ですが、全体的なシリーズの概要としては「SFファンタジー版戦記物」と「バトル小説へのTRPGルール導入」というテーマの理解で問題なさげ。

とりあえず「SFファンタジー版戦記物」という点では、「戦略性」についての描写が非常に多いのが特徴かな、と。既存のライトノベルの大半はRPG的な局地戦オンリーだと思うのですが、今回明確に国対国の戦いをテーマに打ち出しており、それによって殴り合いの戦力分析のみならず政治・経済・戦術の各要素の描写をかなり頑張ってます。なかなか「自国の自給率」とかハードな戦記物でもない限り出てきませんよね。

それに伴い、主人公サイドのメンバーも政治家・商人・軍師等の非戦闘系の職種が充実しています。描写自体も敷居を極力上げないように配慮されていますが、さてさて、今後このクオリティが持続するかどうか、楽しみです。

んで後者の「バトル小説へのTRPGルール導入」ですが、個人的にはこれが今作の肝かな、と思っています。

所謂RPG、例えばドラクエやFFなんかでは戦闘系職種の戦士や格闘家と非戦闘系職種の商人や踊り子が同じ土俵で戦っています。戦略さえ当たれば、戦闘のプロである戦士にも商人が殴り合いで勝つことが出来る訳です。しかし、現実は「三寸斬り込めば人は死ぬ」訳で、普通に描写したのでは戦闘のリアリティを出すのは難しい。所謂説得力のある「頭脳戦」が更に難しいのはご承知の通り。

んで今作、その解決として世界設定に導入したのが疑似的な「TRPGルール」。RPGの魔法使いがMP=精神力を引き換えに戦士に匹敵する物理的殺傷力を得る様に、今作では「八百万の神との契約」「魔術」等々を使用する事により、物理的な殺傷力とその他の「力」を相対化し、同じ土俵で戦わせる事が出来る訳です。例えばこの世界では、非力な商人は商売の神との契約により金という対価を払う事で「労働力」を得、それを身に宿す事で戦士に匹敵する攻撃力を得る事が出来る、と。「戦士の腕力」「商人の財力」「巫女の神力」「魔女の魔力」「踊り子の演技力」、それぞれの「力」を等しく同じ土俵に上げる事で異なる職種の殴り合いに説得力を持たせる事に成功したのではないかと。

これにより、バトル物の演出手段としてドラゴンボールを代表とする「力の数値化」、ジョジョを代表とする「能力/シチュエーションの多様化」に続く第3の選択肢として「力の相対化」に成功した代表作として今作が挙げられる・・・ようになるかは解りませんが(苦笑)、非常に面白い試みをやっていると思います。正直世界設定の複雑さ等一見敷居は非常に高いですが、その世界設定の「作劇上の目的」を意識して読めれば実はそんなに難しくないんじゃないかと思ったり。非常に読む人を選ぶ作家ですが、新シリーズ第1作と言う事で新たな川上信者が増えれば幸いかなと。この機会に是非。

参考:1上巻感想その11上巻感想その2

作者:aerialcity

更新日:2008年10月18日 0時27分

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[読書]ハイブリッドジャンルとしての川上作品〜境界線上のホライゾン感想第二回

再読出来たので境界線上のホライゾン感想その2。その1はこちら。シリーズ第1作という事で、今回境界線上のホライゾン(以下GENESISシリーズ)で川上氏が目指す方向性を妄想してみる。テーマは「ジャンル越境ではなくハイブリッドジャンルとしての川上作品」。

川上氏の作品といえば、都市シリーズにしろ、AHEADシリーズにしろ、その膨大な設定量にばかり目が行きがちではあるけれども、別の側面からみれば、「単に設定の為に作品を書いている」のではなく、「作品のテーマの為に設定を構築している」のではないだろうか、と思ったり。それは、川上氏の作品が毎回異なったテーマを設定しているように感じられるからだ。そのテーマとは、「小説に他ジャンルの要素を取り込む」事。

例えば、都市シリーズの小説版大阪では「バトル小説とTRPGの融合」。東西対立によって大阪に侵攻する東京勢とそれを迎え撃つ関西勢、間に立つ名古屋勢、というある意味ベタな展開に、職種概念の明確化や技能の成功判定というTRPGの要素を取り込む事で通常の小説では描写不足になりがちな戦闘描写に説得力を持たせる事に成功した。

同様に閉鎖都市巴里は「一人称小説とFPS(一人称視点シューティングゲーム)の融合」。ロボットを駆るFPSの一人称視点を小説の描写で再現する為に、「記述しなければ存在が成立しない世界」”閉鎖都市巴里”と、「ロボットと騎乗者が同一化する=ロボットと騎乗者の視点が一体化する」”重騎”の設定を構築する事で全編を通しての一人称視点に必然性を与えた。

そのように解釈すれば、機甲都市伯林は「現代戦記とファンタジーの融合」、電詞都市DTはまんま「小説+MMORPG(オンラインRPG)」となる。

脱線するが、逆に雑誌連載作品である矛盾都市東京と創雅都市SFはライトノベルの挿絵の必然性を担保するために、小説に他要素を加えるのではなく、挿絵というビジュアルに小説の諸要素を引き寄せ、文章と挿絵の主従関係を逆転させた。具体的には東京は「レトリック*1のビジュアル化」、SFは「地の文(情景描写等の三人称視点)のビジュアル化」によってページ内の文章と挿絵の比率を逆転させ「雑誌ならでは」の作品を作る事に成功した。

そして、前作の「終わりのクロニクル=AHEADシリーズ」においては現代小説の世界に「神話」の要素が導入され、「現代」と様々な「神話」という相反する概念が反発しながらも最終的に融合していく過程を描いた。

では今作、GENESISシリーズはどうか。今作の世界はAHEADシリーズと地続きであり、AHEAD時代に異物であったファンタジー要素も最早普遍的な要素となっている。かつ、世界は宇宙時代から地球に出戻りし、西暦をやり直す、シューティングゲームの二週目のような世界。高校生と本田忠勝とエロゲーと教皇と魔女と航空戦艦と自動人形が同時に普通に存在する、戦国時代と現代とファンタジーとSFがごった煮になったカオス感溢れる世界設定となっている。

未だ一巻の上という段階ではあるが、今回、プロローグが「様々な兵科による集団戦闘」であった点に注目したい。前作までの戦闘は一騎打ちか、もしくは1対多の無双系のバトル描写がほとんどであった。だが、今回主人公の所属するクラスのメンバーは騎士、格闘家、弓使い、魔女(魔法使い)、竜族、忍者、etcとまさにRPGの職種が一通りそろっている。多対1、多対多のバトル描写がまれであったが、今作は国家間戦争が今後示唆されている事もあり、集団戦がメインとなるのではないだろうか。今作では、川上氏は「RPGの兵科分離された団体戦」もしくは「信長の野望のような戦略SLGゲーム」、あるいはその両方がテーマなのでは、と。上巻のクライマックスのバトルは前作を踏襲した一騎打ちだったが、上巻のラストを見るに下巻は集団戦による救出劇になる予感。

更に先の展開を言えば、一通り職種が揃う中で、攻撃の要となる剣士が不在なのはやはりその位置=副長に本田二代が入るからか?主人公が遊び人or吟遊詩人的な職種であるのが今後どう変化するのか(そもそも変化するのか)?とりあえず来月が楽しみだなあ、ってのは前回と変わらず。さて、この予想は当たるかな?どうだろう?

*1:例えば北風と話したり”nobody”と話したり。

作者:aerialcity

更新日:2008年9月20日 1時35分

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[読書]遂に来た!〜感想:境界線上のホライゾン 1上 (1)

評価:7/10点

やっと、ついに、とうとう出ました。川上稔氏の新作です。連射王から数えて実に1年9ヶ月ぶり。なんだかんだで結構待ったなあ。

とりあえず購入初日に一気読みした感想を印象批評的な(=フィーリング)感じで上げておきたいと思います。

以下ネタバレなしでまとまりなく箇条書きで行ってみます。

  • 相変わらずの設定厨歓喜な設定の嵐。前作の終わりのクロニクルと比べても非常に密度が濃くて解りづらい(苦笑)。
  • 舞台はAHEAD(終わりのクロニクル)から遠く離れてGENESIS時代。世界が一度挫折して一回りした後。
  • またもや神州世界対応論。日本列島を世界地図に見立てて、本州=ユーラシア大陸、北海道=新大陸、九州=アフリカ大陸、四国=豪州大陸に対応させる。
  • んで時代は(2度目の)1648年。未だに戦国時代。戦国大名とそれに対応する世界各国が同盟を結んで支配している。関東=武田&清、中国=毛利&仏蘭西、九州=島津&アフリカ、みたいな感じで。
  • 都市シリーズの大阪に似た、学生が政治を支配する世界。
  • 主人公は総長兼生徒会長。でも(今のところ)戦闘能力的に無能でベタにバカ。他の川上作品に対応するキャラがいない感じ。
  • 第1章でクラスメートが一通り(20人超)登場。今回は群像劇ベースか?
  • しかしクラスメートの設定がはっちゃけ過ぎ。姉・巫女・忍者(男)・女騎士・半裸クロスヘルムマッチョ・インド人・腐女子・全裸インキュバス(男)等々・・・ってなんだこのカオスっぷりは(苦笑)。
  • 極めつけはHP3のスライム。いや、意味が分からないとは思いますが、本当なんですよ・・・。
  • ハードな世界設定に比して今作も終わクロ同様ギャグ成分多め。
  • 終わクロ同様、それぞれのキャラは微妙に過去作品のキャラと対応していなくもなさそうな感じ。DTの青江とか。今後のキャラ付け次第?
  • んでヒロインは自動人形。終わクロの美影よりも巴里のロゼッタに近い・・・かな?でも他作品の自動人形とも微妙に違う印象。どういう方向のキャラになっていくのだろうか。
  • しかしキャラが多すぎて最初の団体戦は設定の難解さも相まって非常に読み辛かった(苦笑)。キャラ表と本文を行ったり来たりってのは海外ミステリとか三国志を読むような感覚(苦笑)。
  • 1巻終了時点で既に登場人物が40人超。これで次作以降、敵方の各国からも数人ずつ毎巻出てくるである事を考えると登場人物が軽く100人を越えてしまいそうな悪寒(苦笑)。

それにしても今回の前半の敷居の高さは異常かと(汗)。新シリーズの初っぱなでこの敷居の高さ、ってのは大丈夫なんでしょうか(苦笑)。終わりのクロニクルの1巻冒頭の読みづらさもだいぶ川上稔入門者から酷評を買いましたが、今回はそれ以上な気が・・・。とにかく前半が猛烈に読みづらい今作ですが、中盤以降の今巻のクライマックスまで行ければかなり楽しめるのではないでしょうか。川上初心者はちゃんと巻の最後まで読んでから評価して欲しいなあ・・・。

とりあえず初見の感想はこんな感じで。近日中に(出来れば下巻発売前に)再読して整理した感想をまた書きたいと思います。それにしてもまた来月も川上氏の新作が読める訳ですな。楽しみだなあ(完全に信者的発想)。

9月19日追記:感想第2弾書きました。ハイブリッドジャンルとしての川上作品〜境界線上のホライゾン感想第二回 - さかさまの虹

作者:aerialcity

更新日:2008年9月10日 0時5分

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[映画]感想:ダークナイト

評価:9/10点

ダークナイト

10日ほど前に新宿のバルト9で鑑賞。

前評判通りの大傑作でした。

2時間30分を越える長尺の映画ですが、邦画のアクション映画にありがちな中盤のダレが全くなく、最後までノンストップの疾走感を味わえました。

とりあえず「ベタなハリウッドのアクション映画」としても十分に凄い作品だと思います。中盤のバットモービルによるカーチェイスは途中のサプライズも含めて圧巻の一言。これだけでも十分に並のアクション映画ならばおなかいっぱいなのに、随所にクライマックス級のアクションシーンの山が入り、その大盤振る舞いっぷりは最初から最後まで観客を飽きさせません。

そしてジョーカーを演じるヒース・レジャーの演技はまさしく神業。「狂気」の体現者としてのジョーカーを見事に演じきっています。そんなに深い映画ファンでもない自分が言うのもおこがましいですが、この作品が遺作になってしまったのが非常に惜しまれます。

少しテーマについての考察も。

「掛け金をつり上げているのは誰か」なんて事を観ていて思ったり。

「善/モラル」の体現者としてのバットマンと「悪/狂気」の体現者としてのジョーカーは対立を宿命付けられている訳ですが、その闘争は次第にエスカレートしていきます。最初は単なるチンピラとして劇に登場したジョーカーは、銀行強盗を振り出しに、次第にその行動をより過激に、より凄惨にしていきます。それに対してバットマンも、私刑執行者として、法の枠内から枠外へとあさっての方向に突き進んでいきます。

金や支配欲、復讐といったわかりやすい、明確な動機のない純粋な「狂気」によって行動するジョーカーを止める方法はなく、バットマンは翻弄されっぱなしで「より強大な力を持つ」事で辛うじて追いつき、後手後手に対抗する事しかできません。

そしてジョーカーはそんなバットマンに対して、「おまえは怪物だ」「お前がいるお陰でおれはチンピラからここまで成り上がることが出来た」と言い放ちます。「善」と「悪」の終わり無き闘争のスパイラル。破滅すれすれを渡りながら、果たしてここまで掛け金をつり上げたのは誰か?現在のアメリカの状況に対する批評性を感じずには居られませんでした。

それからジョーカーとパトレイバーの内海課長との類似点なんかも考えると面白そう。動機のない幼児的な狂気を体現する企画7課/内海が用意した採算度外視のモンスターレイバー・グリフォンに対して特車2課/泉野明は新型のレイバーではなく原点であるイングラムに最後まで拘り、「お祭り騒ぎな狂気=非日常」に対して「愚直なまでの日常の積み重ね」によって勝利した訳ですが、さて、バットマンは今作で積み残したジレンマに対してどのようなけりをつけるのでしょうか?今から次作が楽しみです。


それにしても今年は個人的に大ヒットな洋画が多くて大満足です。今回のダークナイト以外にも、

ジェシー・ジェームズの暗殺」「ノーカントリー」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」「ホット・ファズ」(リンクは既述の感想)月に1本も観ないような自分がちょっと挙げただけでもこれだけあります。

ただ、これらの映画全て何かしらメタ/批評的な視点を持った映画なんですよね。洋画の興行成績が落ちているというニュースがありますが、(参考=2008-08-25 - ゾンビ、カンフー、ロックンロール)微妙に宣伝しにくい、というのもあるかもしれないな、なんて思ったり。自分が良いと思った映画がランキングにすら入らないと流石にがっかりしますが、そういう不遇な環境にはミステリとかで慣れっこなので、まあ、そんなもんですよね、としか(苦笑)。地道にブログで啓蒙活動(苦笑)を続けて行きたいと思います。

作者:aerialcity

更新日:2008年9月4日 0時53分

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[PC]iPod touch購入

Apple iPod touch 16GB

Apple iPod touch 16GB

  • 出版社/メーカー: アップル
  • 発売日: 2008/09/10
  • メディア: エレクトロニクス

ということで買ってしまいました第2世代iPod touch。容量は16GB。

Sony製プレイヤと若干迷ったのですが、 SonyのだとMacに対応していないのと、 ワンセグよりもガジェット(カスタマイズ性)優先、 ということでtouchにしました。

数日使ってみた使用感としては、アプリの充実度が既に非常に高く、音楽/動画プレイヤとしての利用だけでなく「色々出来る」感じが非常に楽しいです。 特に無線LANが使える環境だと一気に出来る事が広がり、既存の携帯を越えてPDA〜ミニノートくらい色々出来るようになります。

また、iPhoneは「よく固まる」などの評判を聞きますが、これについては動作の不具合等は今のところ一切なし。 最近の携帯電話によくあるマルチタスク時の反応の遅れ等がほとんどなく、予想よりもずっと軽快に動作しています。 まあ、この点は携帯電話機能の有無が大きいとは思いますが。


とりあえず音楽以外に現状やってみたのは

・Gmailアカウントの登録(標準機能)

・NuevaSyncを使ってGoogleカレンダーと相互同期

iPhone 3G と Google カレンダーを自動プッシュで同期する NuevaSync | Weboo! Returns.

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はてな専用iPhoneアプリ、「はてな touch」をリリースしました。 - 24/7 twenty-four seven

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・その他アプリ登録(wikipedia閲覧、ホットペッパー、Mixi、Uniclock等々)


先の見通しとしては、現状携帯のパケット料が常に定額上限一杯まで行ってるので*1、その通信をiPod touchに投げて携帯の通信料を圧縮出来ればな、と。 行き帰りの通勤時間を利用してブログの更新頻度が上がれば尚良し。

まあ、要するに面白くて仕方がない訳です(苦笑)。 こうしてみると見た目のスタイリッシュさに反して非常にオタ向けなアイテムだよなあ(汗)。

*1:主にはてブ閲覧(苦笑)。

作者:aerialcity

更新日:2008年11月29日 9時37分

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[読書]感想:境界線上のホライゾン 1下

評価:8/10点

境界線上のホライゾン第1話完結。いわゆる物語の序章としては見事な出来でした。新シリーズ立ち上げにおける世界観の説明と主人公サイドのキャラクター性と戦力の顔見せ、という二つの難題を比較的順調に描いていたと思います。

以下一応ネタバレ無しで感想。

今回色々理解の難儀な世界設定がてんこもりな訳ですが、全体的なシリーズの概要としては「SFファンタジー版戦記物」と「バトル小説へのTRPGルール導入」というテーマの理解で問題なさげ。

とりあえず「SFファンタジー版戦記物」という点では、「戦略性」についての描写が非常に多いのが特徴かな、と。既存のライトノベルの大半はRPG的な局地戦オンリーだと思うのですが、今回明確に国対国の戦いをテーマに打ち出しており、それによって殴り合いの戦力分析のみならず政治・経済・戦術の各要素の描写をかなり頑張ってます。なかなか「自国の自給率」とかハードな戦記物でもない限り出てきませんよね。

それに伴い、主人公サイドのメンバーも政治家・商人・軍師等の非戦闘系の職種が充実しています。描写自体も敷居を極力上げないように配慮されていますが、さてさて、今後このクオリティが持続するかどうか、楽しみです。

んで後者の「バトル小説へのTRPGルール導入」ですが、個人的にはこれが今作の肝かな、と思っています。

所謂RPG、例えばドラクエやFFなんかでは戦闘系職種の戦士や格闘家と非戦闘系職種の商人や踊り子が同じ土俵で戦っています。戦略さえ当たれば、戦闘のプロである戦士にも商人が殴り合いで勝つことが出来る訳です。しかし、現実は「三寸斬り込めば人は死ぬ」訳で、普通に描写したのでは戦闘のリアリティを出すのは難しい。所謂説得力のある「頭脳戦」が更に難しいのはご承知の通り。

んで今作、その解決として世界設定に導入したのが疑似的な「TRPGルール」。RPGの魔法使いがMP=精神力を引き換えに戦士に匹敵する物理的殺傷力を得る様に、今作では「八百万の神との契約」「魔術」等々を使用する事により、物理的な殺傷力とその他の「力」を相対化し、同じ土俵で戦わせる事が出来る訳です。例えばこの世界では、非力な商人は商売の神との契約により金という対価を払う事で「労働力」を得、それを身に宿す事で戦士に匹敵する攻撃力を得る事が出来る、と。「戦士の腕力」「商人の財力」「巫女の神力」「魔女の魔力」「踊り子の演技力」、それぞれの「力」を等しく同じ土俵に上げる事で異なる職種の殴り合いに説得力を持たせる事に成功したのではないかと。

これにより、バトル物の演出手段としてドラゴンボールを代表とする「力の数値化」、ジョジョを代表とする「能力/シチュエーションの多様化」に続く第3の選択肢として「力の相対化」に成功した代表作として今作が挙げられる・・・ようになるかは解りませんが(苦笑)、非常に面白い試みをやっていると思います。正直世界設定の複雑さ等一見敷居は非常に高いですが、その世界設定の「作劇上の目的」を意識して読めれば実はそんなに難しくないんじゃないかと思ったり。非常に読む人を選ぶ作家ですが、新シリーズ第1作と言う事で新たな川上信者が増えれば幸いかなと。この機会に是非。

参考:1上巻感想その11上巻感想その2

作者:aerialcity

更新日:2008年10月17日 15時27分

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[読書]ハイブリッドジャンルとしての川上作品〜境界線上のホライゾン感想第二回

再読出来たので境界線上のホライゾン感想その2。その1はこちら。シリーズ第1作という事で、今回境界線上のホライゾン(以下GENESISシリーズ)で川上氏が目指す方向性を妄想してみる。テーマは「ジャンル越境ではなくハイブリッドジャンルとしての川上作品」。

川上氏の作品といえば、都市シリーズにしろ、AHEADシリーズにしろ、その膨大な設定量にばかり目が行きがちではあるけれども、別の側面からみれば、「単に設定の為に作品を書いている」のではなく、「作品のテーマの為に設定を構築している」のではないだろうか、と思ったり。それは、川上氏の作品が毎回異なったテーマを設定しているように感じられるからだ。そのテーマとは、「小説に他ジャンルの要素を取り込む」事。

例えば、都市シリーズの小説版大阪では「バトル小説とTRPGの融合」。東西対立によって大阪に侵攻する東京勢とそれを迎え撃つ関西勢、間に立つ名古屋勢、というある意味ベタな展開に、職種概念の明確化や技能の成功判定というTRPGの要素を取り込む事で通常の小説では描写不足になりがちな戦闘描写に説得力を持たせる事に成功した。

同様に閉鎖都市巴里は「一人称小説とFPS(一人称視点シューティングゲーム)の融合」。ロボットを駆るFPSの一人称視点を小説の描写で再現する為に、「記述しなければ存在が成立しない世界」”閉鎖都市巴里”と、「ロボットと騎乗者が同一化する=ロボットと騎乗者の視点が一体化する」”重騎”の設定を構築する事で全編を通しての一人称視点に必然性を与えた。

そのように解釈すれば、機甲都市伯林は「現代戦記とファンタジーの融合」、電詞都市DTはまんま「小説+MMORPG(オンラインRPG)」となる。

脱線するが、逆に雑誌連載作品である矛盾都市東京と創雅都市SFはライトノベルの挿絵の必然性を担保するために、小説に他要素を加えるのではなく、挿絵というビジュアルに小説の諸要素を引き寄せ、文章と挿絵の主従関係を逆転させた。具体的には東京は「レトリック*1のビジュアル化」、SFは「地の文(情景描写等の三人称視点)のビジュアル化」によってページ内の文章と挿絵の比率を逆転させ「雑誌ならでは」の作品を作る事に成功した。

そして、前作の「終わりのクロニクル=AHEADシリーズ」においては現代小説の世界に「神話」の要素が導入され、「現代」と様々な「神話」という相反する概念が反発しながらも最終的に融合していく過程を描いた。

では今作、GENESISシリーズはどうか。今作の世界はAHEADシリーズと地続きであり、AHEAD時代に異物であったファンタジー要素も最早普遍的な要素となっている。かつ、世界は宇宙時代から地球に出戻りし、西暦をやり直す、シューティングゲームの二週目のような世界。高校生と本田忠勝とエロゲーと教皇と魔女と航空戦艦と自動人形が同時に普通に存在する、戦国時代と現代とファンタジーとSFがごった煮になったカオス感溢れる世界設定となっている。

未だ一巻の上という段階ではあるが、今回、プロローグが「様々な兵科による集団戦闘」であった点に注目したい。前作までの戦闘は一騎打ちか、もしくは1対多の無双系のバトル描写がほとんどであった。だが、今回主人公の所属するクラスのメンバーは騎士、格闘家、弓使い、魔女(魔法使い)、竜族、忍者、etcとまさにRPGの職種が一通りそろっている。多対1、多対多のバトル描写がまれであったが、今作は国家間戦争が今後示唆されている事もあり、集団戦がメインとなるのではないだろうか。今作では、川上氏は「RPGの兵科分離された団体戦」もしくは「信長の野望のような戦略SLGゲーム」、あるいはその両方がテーマなのでは、と。上巻のクライマックスのバトルは前作を踏襲した一騎打ちだったが、上巻のラストを見るに下巻は集団戦による救出劇になる予感。

更に先の展開を言えば、一通り職種が揃う中で、攻撃の要となる剣士が不在なのはやはりその位置=副長に本田二代が入るからか?主人公が遊び人or吟遊詩人的な職種であるのが今後どう変化するのか(そもそも変化するのか)?とりあえず来月が楽しみだなあ、ってのは前回と変わらず。さて、この予想は当たるかな?どうだろう?

*1:例えば北風と話したり”nobody”と話したり。

作者:aerialcity

更新日:2008年9月19日 16時35分

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[読書]遂に来た!〜感想:境界線上のホライゾン 1上 (1)

評価:7/10点

やっと、ついに、とうとう出ました。川上稔氏の新作です。連射王から数えて実に1年9ヶ月ぶり。なんだかんだで結構待ったなあ。

とりあえず購入初日に一気読みした感想を印象批評的な(=フィーリング)感じで上げておきたいと思います。

以下ネタバレなしでまとまりなく箇条書きで行ってみます。

  • 相変わらずの設定厨歓喜な設定の嵐。前作の終わりのクロニクルと比べても非常に密度が濃くて解りづらい(苦笑)。
  • 舞台はAHEAD(終わりのクロニクル)から遠く離れてGENESIS時代。世界が一度挫折して一回りした後。
  • またもや神州世界対応論。日本列島を世界地図に見立てて、本州=ユーラシア大陸、北海道=新大陸、九州=アフリカ大陸、四国=豪州大陸に対応させる。
  • んで時代は(2度目の)1648年。未だに戦国時代。戦国大名とそれに対応する世界各国が同盟を結んで支配している。関東=武田&清、中国=毛利&仏蘭西、九州=島津&アフリカ、みたいな感じで。
  • 都市シリーズの大阪に似た、学生が政治を支配する世界。
  • 主人公は総長兼生徒会長。でも(今のところ)戦闘能力的に無能でベタにバカ。他の川上作品に対応するキャラがいない感じ。
  • 第1章でクラスメートが一通り(20人超)登場。今回は群像劇ベースか?
  • しかしクラスメートの設定がはっちゃけ過ぎ。姉・巫女・忍者(男)・女騎士・半裸クロスヘルムマッチョ・インド人・腐女子・全裸インキュバス(男)等々・・・ってなんだこのカオスっぷりは(苦笑)。
  • 極めつけはHP3のスライム。いや、意味が分からないとは思いますが、本当なんですよ・・・。
  • ハードな世界設定に比して今作も終わクロ同様ギャグ成分多め。
  • 終わクロ同様、それぞれのキャラは微妙に過去作品のキャラと対応していなくもなさそうな感じ。DTの青江とか。今後のキャラ付け次第?
  • んでヒロインは自動人形。終わクロの美影よりも巴里のロゼッタに近い・・・かな?でも他作品の自動人形とも微妙に違う印象。どういう方向のキャラになっていくのだろうか。
  • しかしキャラが多すぎて最初の団体戦は設定の難解さも相まって非常に読み辛かった(苦笑)。キャラ表と本文を行ったり来たりってのは海外ミステリとか三国志を読むような感覚(苦笑)。
  • 1巻終了時点で既に登場人物が40人超。これで次作以降、敵方の各国からも数人ずつ毎巻出てくるである事を考えると登場人物が軽く100人を越えてしまいそうな悪寒(苦笑)。

それにしても今回の前半の敷居の高さは異常かと(汗)。新シリーズの初っぱなでこの敷居の高さ、ってのは大丈夫なんでしょうか(苦笑)。終わりのクロニクルの1巻冒頭の読みづらさもだいぶ川上稔入門者から酷評を買いましたが、今回はそれ以上な気が・・・。とにかく前半が猛烈に読みづらい今作ですが、中盤以降の今巻のクライマックスまで行ければかなり楽しめるのではないでしょうか。川上初心者はちゃんと巻の最後まで読んでから評価して欲しいなあ・・・。

とりあえず初見の感想はこんな感じで。近日中に(出来れば下巻発売前に)再読して整理した感想をまた書きたいと思います。それにしてもまた来月も川上氏の新作が読める訳ですな。楽しみだなあ(完全に信者的発想)。

9月19日追記:感想第2弾書きました。ハイブリッドジャンルとしての川上作品〜境界線上のホライゾン感想第二回 - さかさまの虹

作者:aerialcity

更新日:2008年9月9日 15時5分

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[映画]感想:ダークナイト

評価:9/10点

ダークナイト

10日ほど前に新宿のバルト9で鑑賞。

前評判通りの大傑作でした。

2時間30分を越える長尺の映画ですが、邦画のアクション映画にありがちな中盤のダレが全くなく、最後までノンストップの疾走感を味わえました。

とりあえず「ベタなハリウッドのアクション映画」としても十分に凄い作品だと思います。中盤のバットモービルによるカーチェイスは途中のサプライズも含めて圧巻の一言。これだけでも十分に並のアクション映画ならばおなかいっぱいなのに、随所にクライマックス級のアクションシーンの山が入り、その大盤振る舞いっぷりは最初から最後まで観客を飽きさせません。

そしてジョーカーを演じるヒース・レジャーの演技はまさしく神業。「狂気」の体現者としてのジョーカーを見事に演じきっています。そんなに深い映画ファンでもない自分が言うのもおこがましいですが、この作品が遺作になってしまったのが非常に惜しまれます。

少しテーマについての考察も。

「掛け金をつり上げているのは誰か」なんて事を観ていて思ったり。

「善/モラル」の体現者としてのバットマンと「悪/狂気」の体現者としてのジョーカーは対立を宿命付けられている訳ですが、その闘争は次第にエスカレートしていきます。最初は単なるチンピラとして劇に登場したジョーカーは、銀行強盗を振り出しに、次第にその行動をより過激に、より凄惨にしていきます。それに対してバットマンも、私刑執行者として、法の枠内から枠外へとあさっての方向に突き進んでいきます。

金や支配欲、復讐といったわかりやすい、明確な動機のない純粋な「狂気」によって行動するジョーカーを止める方法はなく、バットマンは翻弄されっぱなしで「より強大な力を持つ」事で辛うじて追いつき、後手後手に対抗する事しかできません。

そしてジョーカーはそんなバットマンに対して、「おまえは怪物だ」「お前がいるお陰でおれはチンピラからここまで成り上がることが出来た」と言い放ちます。「善」と「悪」の終わり無き闘争のスパイラル。破滅すれすれを渡りながら、果たしてここまで掛け金をつり上げたのは誰か?現在のアメリカの状況に対する批評性を感じずには居られませんでした。

それからジョーカーとパトレイバーの内海課長との類似点なんかも考えると面白そう。動機のない幼児的な狂気を体現する企画7課/内海が用意した採算度外視のモンスターレイバー・グリフォンに対して特車2課/泉野明は新型のレイバーではなく原点であるイングラムに最後まで拘り、「お祭り騒ぎな狂気=非日常」に対して「愚直なまでの日常の積み重ね」によって勝利した訳ですが、さて、バットマンは今作で積み残したジレンマに対してどのようなけりをつけるのでしょうか?今から次作が楽しみです。


それにしても今年は個人的に大ヒットな洋画が多くて大満足です。今回のダークナイト以外にも、

ジェシー・ジェームズの暗殺」「ノーカントリー」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」「ホット・ファズ」(リンクは既述の感想)月に1本も観ないような自分がちょっと挙げただけでもこれだけあります。

ただ、これらの映画全て何かしらメタ/批評的な視点を持った映画なんですよね。洋画の興行成績が落ちているというニュースがありますが、(参考=2008-08-25 - ゾンビ、カンフー、ロックンロール)微妙に宣伝しにくい、というのもあるかもしれないな、なんて思ったり。自分が良いと思った映画がランキングにすら入らないと流石にがっかりしますが、そういう不遇な環境にはミステリとかで慣れっこなので、まあ、そんなもんですよね、としか(苦笑)。地道にブログで啓蒙活動(苦笑)を続けて行きたいと思います。

作者:aerialcity

更新日:2008年9月3日 15時53分

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