2008年08月29日

鉄瓶

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南部鉄器 鉄瓶 1.2L
盛栄堂 鉄瓶 丸南部型 1.2L MTH-9
盛栄堂 鉄瓶 丸南部型アラレ 1.2L MTH-13
フェラーリと鉄瓶―一本の線から生まれる「価値あるものづくり」
努力と議論

フェラーリ、工業デザイン、イタリアの文化などに興味がある方にお勧めです。





以下、自分にとって、良いと思ったことの抜粋。



・一つのアイディアから、少しずつ変更して多くのバリエーションを出す。



・失敗したら、簡単に修正はできない素材でのデザインの緊張感から、仲間と慎重に作業を進める。



・フェラーリの創業者の思考で、市場調査して難題売れるか分かったら、それよりも1台少ない台数を生産する。

→フェラーリの強烈なブランドによって可能。



・組織運営に失敗した著者が得た教訓のチームよりも大事だが、個人がしっかりしないと駄目。



・日本の製品は、昔まではマニュアルが無くても使用できたことが特徴。しかし、昨日が複雑になりすぎて、携帯のように分厚いマニュアルになっている。

シンプルではなく、切捨ての文化が廃れれている。



・言葉は、アイディアをだすための道具



・自分に自信を持ち続けるために、部下よりも多くのデッサンをして、技術力を落とさないようにしていた。



・現在、提唱されている道州制を、イタリアが実現している点。トリノ、ミラノなど。



・議論して熱くなるが、議論の時と普段の生活を切り分けて、仲間と接する。

最高の価値とは何か?

フェラーリのデザインをやってきた著者の考えたこと、これから思うことをまとめた本。



デザインの原理原則は「美しいものは正しい。俺たちは正しいことをしているんだ」との

ピニンファリーナ会長の力強い考えがあったのでデザインを続けてきたと書いてある。

デザインスタジオとは山のような企画書が最初に一本化する場所。そしてチーフデザイナーが

膨大な情報を交通整理するとの考え方は、現在の経営につながるところを感じる.



この本は、アートの世界、マニュファクチュアリングの世界、そして

マネージメントの世界の3つの世界のことが当然のように存在して書かれて

いる点におもしろさを感じた.

日本産業のこれからの方向性を考える題材に良書。

米・独・伊という異なる言語と環境で仕事をしてきた奥山氏が見つめ続けた日本。氏の日本人観、職人観は傾聴に値する。また、イタリア人の一見陽気に見える行動の背後には、どうしようもない「あきらめ」が隠れていると指摘する箇所は、ナルホドと唸らせてくれる。ここには、殆どの日本人はまだ気付いていない。



米・独・伊で仕事をしてきた奥山氏は、自らの日本人としてのアイデンティティーを模索し、「日本人とは、日本の文化とは」を自問してきたのだと思う。



なかなか勉強になる一冊である。

和+インテリアのヒント126―和をプラスして暮らしをセンスアップするヒント集
南部鉄瓶工―小説 (1978年)




posted by beautystyle at 03:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | LOHAS(ロハス)
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