2008年10月08日

ダイヤルアップ接続

 代理店や下請けを大量に使ったNTTグループによる猛烈な営業攻勢で、現在、日本の一般家庭ではADSLから光ファイバーへ切り替えがかなりの規模に行われている途上にある。しかし、日本国民の99%には光ファイバーもひかり電話も不必要。こうした仕事をしている私も一時、光ファイバーを1年ほど使ったが、思ったほどのスループットが出ないこと、超重量級のコンテンツが現在ほとんどないこと、メディアコンバータの安定性がそれほど高くないことなどを感じて、プロバイダー費など含めて合計月額7000円近い出費は無用だということでDSLに戻してしまった。

 アナログ電話回線が月額1800円前後の固定費、これに私の場合2300円ほどのDSL料金がプラスされた合算で月額4000円前後になる。実際、これで十分でFTTH=家庭用光ファイバーは必要ない。2011年スタートの地上波デジタルテレビの不当営業と合わせ、現在の日本に蔓延している詐欺すれすれ(というより、詐欺の領域に足を少し踏み入れた)の悪質営業には心底、強い怒りの念を禁じ得ない。光ファイバーにしてお得な人は、数十戸単位の大型集合住宅に居住している人で、月額の利用総額が電話+インターネットで5000円以内に収まる人たち。完全な光ファイバーではないVDSLでも構わないが、どちらにせよ

 「電話代も安くなりますよ。」
 
 のセールストークは真っ赤なうそであるので注意していただきたいと思う。電話加入権は現在、新規でもゼロ円になってしまっている。また、光回線にしなければIP電話が使えないわけではないし、そもそもIP電話はほとんどの人にとってそれほど必要ない。

 最もひどい営業をしているのがケーブルテレビ系で、J-com、東急ケーブルテレビ、吉祥寺地域をサービスエリアにしている武蔵野三鷹ケーブルテレビも許せない悪質営業を下請け代理店を使って公然と行っている。私の顧客で今までいったい何人がこの被害に遭って(私の説明を聞いた後で)悔しがられたかわからない。一度光ファイバーの光電話にしてしまうと元のアナログ電話に戻した場合にキャンセル料、撤去工事費がかかったり、また、これまで使い続けてきた電話番号が変わってしまうという致命的なデメリットがありしぶしぶそのまま使い続けられる方が多い。携帯電話も含めて通信系はどこも生き残りに必死。なりふり構わず、手段を選ばず、というアナーキーな時代になった。
 
 他方で、ダイヤルアップ接続という56Kモデムを用いた非常に古いタイプの接続は完全になくなってしまったかというとそうではない。少々のメールチェックやウェブ検索を使う際にはむしろこれでやった方が公衆ランなどを使ったり、インターネットカフェに行くより安くて便利である。やり方は簡単、街中にあるグレーの公衆電話(黄緑色の公衆電話は不可)の下部にモジュラーコードを繋いで接続する。最低50cmほどのモジュラーコードをパソコン鞄の中に潜ませておけばそれでよい。
 
 今はプロバイダー契約をしなくてもだれでもいつでも自由に使える無料ダイヤルアップのサービスが全国一律通話料金の番号で行われている。例えば、アルファネットやSoloot。以下のIDとパスワード、アクセスポイントの番号で繋がるので手帳にでも控えて置いていざという時に備えると便利。お客さんにもしばしば紹介して驚かれているが、ダイヤルアップ接続の利用率はどんどん狭まってはくるが、その利便性は消えてなくなることはない。

 Soloot
<アクセスポイント・全国共通> 0088-33-5010
 ID     solo
 password  solo
 
 アルファネット
ユーザーID a@a
パスワード aa
<アクセスポイント・全国共通>     0088−33−0011
 <アクセスポイント・全国共通KDDI回線> 0077−48−2255

mediaterrace at 01:27 │Comments(3)TrackBack(0)この記事をクリップ!

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この記事へのコメント

1. Posted by 名無し    2008年10月08日 12:39
一アナログ回線ユーザーとしては、えらく慰められました。感謝、感謝…
2. Posted by Miki    2008年10月11日 02:57
5 パソコンやインターネットに詳しくないので、このような情報は本当に助かります。丁度、実家から相談を受けていたので参考になりました。
ありがとうございました。
3. Posted by BB    2008年10月13日 10:50
こういう情報が欲しかったんです。
「二度とかけないで」と言っても、手を変え品を変え人を変えてしつこく続くKDDIの光ファイバーセールス。
ついに先週、KDDIからの電話は着信拒否に設定しました。

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